Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

平成の終わりに昭和歌謡でも

2019年04月10日 | 和物
平成も今月で終わり、ますます昭和は遠くになりにけり、ですね。
そんな中取り上げるのは昭和歌謡を代表するオリジナル御三家のLPにシングルです。


1,星のフラメンコ:西郷輝彦ヒットパレード第四集 (日本クラウン) 1LP 108円
2ヶ月ほど前に1965年12月発売の「星娘:西郷輝彦ヒットパレード第三集」を取り上げましたが今度はその翌年66年7月にリリースされた「ヒットパレード第四集」を見つけました。

Side A
 1.星のフラメンコ
 2.この虹の消える時にも
 3.西銀座五番街
 4.愛
 5.夕陽の傷あと
 6.涙になりたい」
Side B
 1.僕だけの君
 2.海へ帰ろう
 3.湖にゆこうよ
 4.想い出を君に返そう
 5.ふるさとは宗谷の果てに
 6.恋のGT


ここからのシングルカットは"星のフラメンコ"のほか"この虹の消える時にも"、"西銀座五番街" "恋のGT"の両面ヒット、"涙になりたい"、"僕だけの君"。


西郷輝彦

西郷輝彦 星のフラメンコ



西郷輝彦 西銀座五番街



恋のGT 西郷輝彦








2,舟木一夫の花のステージ第2集 (日本コロンビア) 1LP 108円
1964年6月発売、東京オリンピックの開催された年ですね。"高校三年生"をフューチャーした第1集に次ぐ舟木さんのセカンドアルバムのようです。

Side A
1. 君たちがいて僕がいた
2. 東京新宿恋の街
3. 涙の敗戦投手
4. 貝がらの歌
5. 青春はぼくらのもの
6. まだみぬ君を恋うる歌
Side B
1. あゝ青春の胸の血は
2. 夕月の乙女
3. 初恋の駅
4. さらば古い制服よ
5. 定時高校生
6. 叱られたんだ

シングルカット曲は"叱られたんだね"、"あゝ青春の胸の血は"、"君たちがいて僕がいた"、"涙の敗戦投手"、"貝がらの唄"、"東京新宿恋の街"と6曲をも数えます。

恋と涙の高校青春ソングが続く中、「♪スケート帰りの可愛い娘、明るく彩るショッピング、二人で行こうボーリング、ごきげん ごきげん 東京新宿恋の街」と歌われる突如シティーボーイと化した"東京新宿恋の街"が入っているのが面白いところ、wikiのディスコグラフィーを見るとこの曲から高校生から脱皮し大人への階段を上って行くようです。


舟木一夫


君たちがいて僕がいた/舟木一夫・本間千代子



舟木一夫/あゝ青春の胸の血は




東京新宿恋の町 舟木一夫 Funaki Kazuo







3,すっとび仁義 b/w あばれ天竜/橋幸夫 (ビクター) 45's 108円
1960年7月に"潮来笠"でデビュー、本作は翌61年8月発売通算11枚目のシングル。この1年間にほぼ毎月1枚のペースでのリリース。この後数年間はこのペースでのシングルリリースが続きます。


橋幸夫


すっとび仁義 橋幸夫








4,恋と涙の太陽(アメリアッチ) b/w 太陽だって泣いている (ビクター) 45's 108円
66年6月発売通算81枚目のシングルだそう。前年の"恋をするなら"、"チェッ・チェッ・チェッ(涙にさよならを)"から連なるリズム歌謡の代表作、ハーブ・アルパートによって流布されたダンスリズム、アメリアッチを取り入れたものでした。

橋幸夫


橋幸夫



橋幸夫/恋と涙の太陽 (1966年)

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6 コメント

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Unknown (jahking)
2019-04-11 20:03:23
そうそう、何処で聴いたのか記憶は無いのに覚えているって、ありますね。当時の橋さんがまさにそれです。
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昭和歌謡 (woopy)
2019-04-11 10:46:26
中学生でしたね、洋楽ばかり聴いていました全く興味なかったのですがなぜか曲は覚えているんですね。
不思議多分テレビとかで流れてたんでしょうね。
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Re:上の世代 (Jahking@管理人)
2019-04-11 09:21:52
そうですね、今回取り上げた一連作は私にもちょっと上の世代で、物心がつくかつかない頃のもの。ただ、曲は知らなくともこの辺りを聴くと猛然とあの時代のイメージ/空気感が感じられて何か妙にくすぐったくて惹かれるのです。
ただ、何故か橋さんは"恋をするなら"あたりから鮮明に覚えています。

恋と涙と青春だ....というと私には「青春とはなんだ」から始まる一連作かな。
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Unknown (uni)
2019-04-11 08:06:19
ちょいと上の世代
橋さんは演歌ぽくって舟木さんは集団就職
西郷さんが丁度良かったような?(笑)
まぁ橋さんのアメリアッチですか?驚きました。
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Re:東京繁華街 (Jahking@管理人)
2019-04-11 07:47:40
銀座がその象徴だった時代が徐々に動き出した頃なのでしょうか。当時、赤坂もよく歌われたと思いますがこの御三家にはそぐわないイメージですね。

wikiを見てみたら橋さんが75歳、一番若い西郷さんは72歳、失礼ながら意外にお若いのに驚きました。如何に若い時から第一線で活躍されていたかがわかりますね。
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東京繁華街 (Gravenites)
2019-04-10 22:34:58
西郷輝彦さんが西銀座、舟木一夫さんが新宿ですか。何か対象が分かれていますね。1964年頃の森繁さんの社長シリーズの映画を見ても、これからは銀座より新宿に人の流れは変わっていくとありました。
ところでこの御三家、いまだに確か現役なのがすごい。新御三家は2人になってしまいましたが。
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