![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a1/400aad3434be5b3369a774ac34571cd9.jpg)
1,Ball and Chain/V.A. (Arhoolie) 1LP 840円
ライトニン・ホプキンス6曲、ビッグ・ママ・ソーントン3曲、ラリー・ウィリアムス3曲というコンピレーションLP。
ライトンニンはドラムスを入れていつに無くアップ・テンポの多いノリノリのセッション。ビー・ヒューストンのギンギンのスクイーズ・ギターを従えたビッグ・ママも聴き応え充分。しかーし、本盤の最大の聴きものはラリー・ウィリアムス。
かつてこちらとかで何回も書いてきている自分にとっては記念碑的なアルバムArhoolieの2枚組LP「The Roots of America's Music」で初めて聴いた時のことは絶対に忘れられません。それが本盤に入っているラリー・ウィリアムスの"I Know You Hear Me Calling"。寝ぼけ眼状態で聴けば一発で目が覚めるこのメチャメチャ気張ったボーカルにギター! この緊張感は何度聴いても震えがきます。
Larry Williams - I Know You Hear Me Calling
Larry Williamsというと誰でも即座に思い起こすのが"Bony Moronie","Slow Down", "Dizzy Miss Lizzie","Bad Boy","She Said Yeah"等々のSpecialtyでのヒット曲というかオリジネイターとして知られるあの人。
長らく本当に長らく疑問は持ちつつも今回取り上げたArhoolieの人と同一人物だと思っておりました。が、今回買ったこのLPのピート・ウェルディングのライナーで氷解、生年月日も出身地も違う別人でした。
上に貼ったYoutube映像でも使われている写真はSpecialtyの人。ネット上のディスコグラフィーを見ても殆んど混同されています。コッチのArhoolieな人はこれ。しかし、顔は似ていたりするのですが......。
![Larry](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/90/cc5f0e6b5da96016f33506e3132a780b.jpg)
2,Chicago Ain't Nothin' But a Blues Band/V.A. (Delmark) 1LP 630円
そのその昔の70年代に日本の今は亡きTrio RecordsがこのDelmarkレーベルのブルースのLPをどっと出したときにも登場していた懐かしい一枚。当時のロック喫茶(!)で良くかかっていたのを思い出します。
ということで聴いてはいたものの実際手にしたのは今回が初めての本盤。入手盤はそのTrio盤ではなく80年代半ばにP-Vineがリリースした日本盤でした。
「シカゴは何は無くともブルース・バンド」というタイトル通りでシカゴのマイナー・レーベルAtomic-Hに58年から60年にかけて残されたシカゴ・バンド・ブルースを集めたコンピ盤。シカゴのレイジーでダウンホームなヤサグレ・ブルースがギッシリで堪えられません。中でも一番はシンガー/ギタリストJo Jo Williamsの"All Pretty Women"でしょう、傑作中の傑作、このジワジワ具合、最高です。ハープはモジョ・ビューフォード、ピアノはレイジー・ビル・ルーカス。
![Blues Band](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d4/a021fe25ad636c12d5c9eb19ea4aa25f.jpg)
Jo Jo Williams /All Pretty Women
3,In London/B.B.King (ABC) 1LP 100円
71年ロンドンのOlympic Studioでの録音。参加したのはアレクシス・コーナー、リンゴ・スター、ピーター・グリーン、ダスター・ベネット、スティーヴ・マリオット、クラウス・フォアマン、ボビー・キーズ、ゲイリー・ライト、ジム・ゴードン等々。
マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフも同様の録音を残していますすが、本盤もそれと同様の企画盤です。B.B.御大はそれなりに頑張っているのですが、なんとも薄っぺらなサウンドでもの足りないというのが正直なところ。これだけのミュージシャンを揃えてこの人達が聴きものかというとそんなこともなし。唯一個性をみなぎらせたのがアレクシス・コーナー、さすがベテランですね。
![B.B.](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/61/1754108bcbd8019c68cbe23af566b5f8.jpg)
ライトニン・ホプキンス6曲、ビッグ・ママ・ソーントン3曲、ラリー・ウィリアムス3曲というコンピレーションLP。
ライトンニンはドラムスを入れていつに無くアップ・テンポの多いノリノリのセッション。ビー・ヒューストンのギンギンのスクイーズ・ギターを従えたビッグ・ママも聴き応え充分。しかーし、本盤の最大の聴きものはラリー・ウィリアムス。
かつてこちらとかで何回も書いてきている自分にとっては記念碑的なアルバムArhoolieの2枚組LP「The Roots of America's Music」で初めて聴いた時のことは絶対に忘れられません。それが本盤に入っているラリー・ウィリアムスの"I Know You Hear Me Calling"。寝ぼけ眼状態で聴けば一発で目が覚めるこのメチャメチャ気張ったボーカルにギター! この緊張感は何度聴いても震えがきます。
Larry Williams - I Know You Hear Me Calling
Larry Williamsというと誰でも即座に思い起こすのが"Bony Moronie","Slow Down", "Dizzy Miss Lizzie","Bad Boy","She Said Yeah"等々のSpecialtyでのヒット曲というかオリジネイターとして知られるあの人。
長らく本当に長らく疑問は持ちつつも今回取り上げたArhoolieの人と同一人物だと思っておりました。が、今回買ったこのLPのピート・ウェルディングのライナーで氷解、生年月日も出身地も違う別人でした。
上に貼ったYoutube映像でも使われている写真はSpecialtyの人。ネット上のディスコグラフィーを見ても殆んど混同されています。コッチのArhoolieな人はこれ。しかし、顔は似ていたりするのですが......。
![Larry](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/90/cc5f0e6b5da96016f33506e3132a780b.jpg)
2,Chicago Ain't Nothin' But a Blues Band/V.A. (Delmark) 1LP 630円
そのその昔の70年代に日本の今は亡きTrio RecordsがこのDelmarkレーベルのブルースのLPをどっと出したときにも登場していた懐かしい一枚。当時のロック喫茶(!)で良くかかっていたのを思い出します。
ということで聴いてはいたものの実際手にしたのは今回が初めての本盤。入手盤はそのTrio盤ではなく80年代半ばにP-Vineがリリースした日本盤でした。
「シカゴは何は無くともブルース・バンド」というタイトル通りでシカゴのマイナー・レーベルAtomic-Hに58年から60年にかけて残されたシカゴ・バンド・ブルースを集めたコンピ盤。シカゴのレイジーでダウンホームなヤサグレ・ブルースがギッシリで堪えられません。中でも一番はシンガー/ギタリストJo Jo Williamsの"All Pretty Women"でしょう、傑作中の傑作、このジワジワ具合、最高です。ハープはモジョ・ビューフォード、ピアノはレイジー・ビル・ルーカス。
![Blues Band](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d4/a021fe25ad636c12d5c9eb19ea4aa25f.jpg)
Jo Jo Williams /All Pretty Women
3,In London/B.B.King (ABC) 1LP 100円
71年ロンドンのOlympic Studioでの録音。参加したのはアレクシス・コーナー、リンゴ・スター、ピーター・グリーン、ダスター・ベネット、スティーヴ・マリオット、クラウス・フォアマン、ボビー・キーズ、ゲイリー・ライト、ジム・ゴードン等々。
マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフも同様の録音を残していますすが、本盤もそれと同様の企画盤です。B.B.御大はそれなりに頑張っているのですが、なんとも薄っぺらなサウンドでもの足りないというのが正直なところ。これだけのミュージシャンを揃えてこの人達が聴きものかというとそんなこともなし。唯一個性をみなぎらせたのがアレクシス・コーナー、さすがベテランですね。
![B.B.](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/61/1754108bcbd8019c68cbe23af566b5f8.jpg)
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