Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Charlie Musselwhite

2010年03月17日 | 60's,70's Rock
1,Tennessee Woman/Charlie Musselwhite (Vangard) 1CD 880円
かつて67年のファースト・アルバムのLPを取り上げたことがありますが、本盤は69年Vangardでのサード・アルバムのCD。出来うればLPで欲しかったのですが、まぁ取り敢えず。

セカンドの「Stone Blues」は未聴なのですが、ファーストはハーヴィー・マンデルやフレッド・ビロウを従えたバリバリのシカゴ・ブルース・スタイルでしたが、本盤ではメンバーも一新、スティール・ギターのフレディー・ルーレット以外知る人はいませんが、より広範囲にブルースを表現するようになってきています。その意味で聴きものはピアニスト/アレンジャーとして知られるデューク・ピアソン作の11分を超えるインスト"Christo Redemptor"でしょう。ジャージーにブルージーにねっとり演っております。因みにこの曲はファースト・アルバムでも取り上げているばかりか、最近でもレパートリーに入れていて(You Tubeに映像あり)お気に入りの曲のようです。

アルバム・タイトル曲"Tennessee Woman"はフェントン・ロビンソンのカバー、ストレート・ブルースとしては一番の出来。ジャケットに女性を配したのはこのタイトルだからでしょうが、この女性(奥様?)およそイメージとしての「テネシー・ウーマン」には見えなかったりするのですが。

Charlie Musselwhite Band 'Christo Redentor'


オリジナルはこれでしょう。
Duke Pearson - Cristo Redentor



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5 コメント

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Musselwhite (Gravenites)
2010-03-21 13:07:52
このテネシー・ウーマンがCDで出ているとは知りませんでした。彼のジャケットは印象に残るものが多いです。ストーン・ブルーズとかルイジアナ・フォグなど数多くあります。
このジャケットの女性、アメリカの酒場なんかで働いている感じですが、右の本人のきちんとした二枚目ぶりを見るとどんな関係かと知りたくなります。
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Ghristo~ (Gravenites)
2010-03-21 13:12:17
思い出しましたが、彼のバンドにいたHarvey MandelもPhilipsからのファーストアルバムでもこの曲をやっていました。
ちなみにそのアルバムではMusselwhiteも客演しています。
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Musselwhite (Jahking@管理人)
2010-03-21 19:00:54
私もCD化されているのを知らなくて見つけたときは目を見張りました。Vangard時代はセカンドの「Stone Blues」のみ未CD化みたいです。
「Louisiana Fog」はジャケは変わっていますがCD化されていました。
http://www.amazon.co.jp/Louisiana-Fog-Charlie-Musselwhite/dp/B000002XZL/ref=ntt_mus_ep_dpt_9

ハーヴィー・マンデルのはこれですね。
http://www.youtube.com/watch?v=t_IGj-dTDW8
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私もです (musselwhite)
2010-11-24 15:53:13
こんにちは。
musselwhiteと申します。(笑)
musselwhiteの最初のアルバムをLPでお持ちですか~。
私がmusselwhiteを知ったのは、昭和40年代の終わり頃で、アフリーのアルバムしか持って居ません。
あとはCDでしか持って居ません。
好きな人は居るんですねー
今後とも宜しくお願い致します。
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Charlie Musselwhite (Jahking@管理人)
2010-11-24 21:34:51
musselwhiteさん
どもはじめまして、ようこそです。
ポール・バターフィールド亡き後、白人ハープ奏者の重鎮ですよね。ハープ自体が好きなこともあって見つけると買っている人です。
私がはじめてこの人を聴いたのは70年代の半ば頃に聴いたニール・メリーウェザーの「World of Mouth」と「Ivar Avenue Reunion」での客演だったと思います。
http://blog.goo.ne.jp/jahking/e/0af9e3d708023c16e25fa81a2de219ac
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
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