Jan & Dean - Papa Doo Run Run

1,Carnival of Sound/Jan & Dean (Rhino Handmade) 1CD 1,200円
Rhino Handmadeの常ですが昨年リリースされたときはエラク高価で二の足を踏んでいたコレ、安価で見つけてやっと購入。CD+LPのDeluxe Editionもそのうち........。

1966年4月12日にジャン・ベリーがビバリーヒルズで交通事故を起こした際に乗っていたコルヴェット・スティングレイの大破した写真がブックレットに載っています。バンパーの形状からかろうじてステイングレイと判別できるほどに原型を留めないほどに大破した車両。運転していたジャンは肉体と脳にダメージを負い喋る事すらままならなくなったという惨状もうなずけるほどの大事故だったことが伺えるものです。

そんな状況にも拘わらずジャン・ベリーが音楽に対する不屈の闘志をもって事故前後から68年の初頭に掛けて制作していたアルバムがこの「Carnival of Sound」。事故直前の制作スタートから完成、そして結局は発売見送りとなるレコーディング・セッションの過程の詳細もブックレットに載っています。

基本はLiberty時代からのJ&Dサウンド、そこに67年という時代ならではの装飾（シタールにタブラ、ファズギターに各種SE等々）を施したもの。時代に乗り遅れまいとする意欲(アゲキ？)と従来のJ&D路線への拘りが相見えるサウンドは、68年という時代に発表されていたらならば果たしてどのような評価を得たのでしょう？　WBが発売を見送ったのは時代にそぐわないものとみなされたということですが。

という話は置いておいて、今聴けば楽曲は良く出来ているしアレンジも演奏も素晴らしくJ&Dファンには見逃せないものとなっています。



JAN & DEAN - Carnival of Sound (Stereo Mix) [HQ]


Jan & Dean - I Know My Mind







2,It's Alive/Papa Doo Run Run (Blue Pacific) 1CD 600円
で　こちらはその70年代からジャン＆ディーンのバッキングを務めていたPDRRの94年のライヴ盤。15年間もディズニーランドでハウスバンドとして演奏してきたという彼らならではの有名曲ばかりの選曲となっています。この頃のPDRRにはジェリー・フォスケットが参加。正直に云えば歌に演奏共に手馴れすぎていて面白味が.......。

1,Get Ready
2,Twist & Shout
3,Crying See All
4,Do Ya Wanna Dance?
5,Dance Dance Dance
6,Sleep Walk See All
7,Do It Again See All
8,Nobody But Me
9,Devil With The Blue Dress
10,Good Golly Miss Molly





Papa Doo Run Run - LIVE in Santa Cruz.


Papa Doo Run Run