1,Blood/Paul Bley (Fontana) 1LP 600円
ジャケットをご覧の通りフォンタナ・ニュー・ジャズ・シリーズの一枚、66年録音盤。
大半をカーラ・ブレイの曲で飾ったESPでの「Closer」とBYGでの「Ramblin'」で気にいって以来ECMとかSteeple Chaseに吹き込み始めた75年頃くらいまでの諸作は結構良く聴いていた(といってももう大分以前の話ですが)このポール・ブレイ。
本盤はカーラ・ブレイと分かれてアネット・ピーコックと付き合いだした頃なのでしょう、大半がアネット・ピーコックの作品に変わっています。とはいえ甘さのまったく無い硬質なピアノは微塵の変化もなく割れたガラスの破片がグサグサと刺さるが如し。
購入盤は70年頃に日本ビクターが出していたもの。以前持っていたものはジャケ裏もオリジナル通りにして再度リリースされた日本盤で、そのジャケットはブレイのイラストは同じですが、その回りは赤ではなく白いものだったと記憶します。「Touching」も同じジャケットがありましたね。
Paul Bley(p)
Mark Levinson(b)
Barry Altschul(ds)
余談ですが、このベースのMark Levinsonなる名前は超高級オーディオアンプのメーカーに同名があって、ひょっとして....と調べるとまさにアタリのようで、この後趣味のオーディオの世界に転身したんだそう。いやはや。
2,Got the Feelin'/The Dave Pike Set (Wagram) 1CD 800円
私のような古いジャズ・ファンはデイヴ・パイクといったらEpicに吹き込んだ「Pikes' Peak」が真っ先に思う浮かぶのですが、実はその本領はその後60年代後半に自己のThe Dave Pike Setを組んでソウル～ロック～インドやらラテンやらブラジルのワールド・ミュージックとクロスオーバーしていくあたりにあるようで、今もそのアタリが再評価され人気を博している様子。一時期はハービー・マン先生のグループにも在籍していてその時に先生のそんな姿勢に影響を受けたのかも。
で 本盤は1968～73年までドイツに滞在していたパイクがオランダで地元ミュージシャンと録音したジャケット通りの怪盤。タイトル曲はジェイムズ・ブラウンのあの曲で後は追って知るべしの今で云うレア・グルーヴもの。
1. Got The Feelin'
2. Spooky
3. Shady Street
4. You Got It Made
5. Brown's Hometown
6. Do You Know The Way To San Jose
7. El-Die-Bie!
8. After A Moments Reflection
9. No Sweat
10. Bacon Fat
11. Middle Earth Herd
12. Which Direction
The Dave Pike Set: I Got the Feelin'
Dave Pike Set - Bacon Fat
The Dave Pike Set - Psychedelic Funk - Spooky
ジャケットをご覧の通りフォンタナ・ニュー・ジャズ・シリーズの一枚、66年録音盤。
大半をカーラ・ブレイの曲で飾ったESPでの「Closer」とBYGでの「Ramblin'」で気にいって以来ECMとかSteeple Chaseに吹き込み始めた75年頃くらいまでの諸作は結構良く聴いていた(といってももう大分以前の話ですが)このポール・ブレイ。
本盤はカーラ・ブレイと分かれてアネット・ピーコックと付き合いだした頃なのでしょう、大半がアネット・ピーコックの作品に変わっています。とはいえ甘さのまったく無い硬質なピアノは微塵の変化もなく割れたガラスの破片がグサグサと刺さるが如し。
購入盤は70年頃に日本ビクターが出していたもの。以前持っていたものはジャケ裏もオリジナル通りにして再度リリースされた日本盤で、そのジャケットはブレイのイラストは同じですが、その回りは赤ではなく白いものだったと記憶します。「Touching」も同じジャケットがありましたね。
Paul Bley(p)
Mark Levinson(b)
Barry Altschul(ds)
余談ですが、このベースのMark Levinsonなる名前は超高級オーディオアンプのメーカーに同名があって、ひょっとして....と調べるとまさにアタリのようで、この後趣味のオーディオの世界に転身したんだそう。いやはや。
2,Got the Feelin'/The Dave Pike Set (Wagram) 1CD 800円
私のような古いジャズ・ファンはデイヴ・パイクといったらEpicに吹き込んだ「Pikes' Peak」が真っ先に思う浮かぶのですが、実はその本領はその後60年代後半に自己のThe Dave Pike Setを組んでソウル～ロック～インドやらラテンやらブラジルのワールド・ミュージックとクロスオーバーしていくあたりにあるようで、今もそのアタリが再評価され人気を博している様子。一時期はハービー・マン先生のグループにも在籍していてその時に先生のそんな姿勢に影響を受けたのかも。
で 本盤は1968～73年までドイツに滞在していたパイクがオランダで地元ミュージシャンと録音したジャケット通りの怪盤。タイトル曲はジェイムズ・ブラウンのあの曲で後は追って知るべしの今で云うレア・グルーヴもの。
1. Got The Feelin'
2. Spooky
3. Shady Street
4. You Got It Made
5. Brown's Hometown
6. Do You Know The Way To San Jose
7. El-Die-Bie!
8. After A Moments Reflection
9. No Sweat
10. Bacon Fat
11. Middle Earth Herd
12. Which Direction
The Dave Pike Set: I Got the Feelin'
Dave Pike Set - Bacon Fat
The Dave Pike Set - Psychedelic Funk - Spooky
それとポール・ブレイのサインがかっこいい！
上にも書いたようにこれは日本での初回盤。で シュミットさんもお持ちのバックが白のデザインとはその色違いだけでなく、実はブレイの頭と首にあるイラストも異なるのです。この盤はジャケ裏が日本語解説のためジャケットに関してのクレジットはありません。ひょっとするとこの赤と緑バックのものは日本で手を加えたものかもしれませんね。
このブレイのサインですが、先ず間違いなく以前の所有者による「なんちゃってサイン」だと思います。
私もこのシリーズは見つけると買っています。シリーズで一番好きなのはジョン・チカイとアーチー・シェップの「Rufus」です。