Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Barbara Lynn - Steve Mancha

2007年09月16日 | Soul, Funk
1,Hot Night Tonight/Barbara Lynn (Antone's) 1CD 1,050円
何度か書いていますが、女性ソウル・シンガーで一番好きなのが、このバーバラ・リンとアン・セクストン。
そのバーバラ嬢の2000年盤。時にバーバラ嬢、58歳。90年台に入ってIchibanとかBull's Eyeから出した盤がいまひとつだったので正直大して期待もせずに購入。ところが、ところが、これが素晴らしかった! 今も尚あの30年前と変わら初々しさを持ちつつ熟しまくった歌唱、いや、参りました。1曲目からあのハイ・サウンド彷彿とさせる素晴らしいバックが出てきておっ! となり、エディ・フロイドの値異曲の改作"Never Find A Man"で和んで、お得意のブルースをはさんで自身のギター・カッティングで始まるあのJamie時代を彷彿とさせる切なさの極み"Hear from My Daddy"でもう堪らなくなります。

制作者のクレジットにまたびっくり、ストーンズ、キース・リチャーズとかディランのアルバムに名を連ねていたドン・スミスがアレンジとプロデュースを。バック・ミュージシャンもベースのダリル・ジョーンズ、ドラマーのチャーリー・ドレイトン等ストーンズのレコーディングで名を知られた人達がずらり。なんでまた、こんな人達がバーバラ・リンのバックアップを? と素朴に思いましたが、思い起こせばストーンズもその初期にはバーバラの"Oh Baby"をカバーしていたわけで、このバックアップした人達もバーバラを聴いて育ちそのリスペクトの意味も込めバックアップをかってでたのかなぁ、と。少なくともドン・スミスは間違いなくそうでしょう、と勝手に思っております。

こちらに1966年「The Beat!」に出演したときの素晴らしい映像あります。可憐な歌とギター(レフティ・ハンド!)をご堪能ください。尚、横に立つギタリストはこのTV番組のホストをつとめていたゲイトマウス・ブラウンです。

そしてBarbara Lynnといえばこの曲 "You'll lose a good thing"、こちらで。



2,Detroit Soul Man : The Best of Steve Mancha (Connoisseur) 1CD 1,380
100 Proof Aged In Soulのリード・ヴォーカルとしても知られるスティーブ・マンチャ、68~69年にGroovesvilleに残されたシングル曲と未発表曲を20曲収録したCD。このCD、2000年には出ていたようで、今頃買うなよってソウル・マニアの方の声が聴こえてきそうですが、いや、ホント、もっと早くに買っておかなければならないものでした。今更私なんぞが賛辞を送ってもしょうがないので、これだけ云っておきます、文句なしのデトロイト・ノーザン・ソウル・ミュージック!


Mancha Mancha



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5 コメント

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1mic (uni)
2007-09-16 10:28:18
綺麗な映像が残っているんですね。
1マイクのテレキャスターに
目が釘付けになりました。
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ああっ! (sugarfoot)
2007-09-16 19:32:50
見事に両方とも買い逃してました・・
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Re:Barbara & Steve (Jahking@管理人)
2007-09-16 19:51:54
>uniさん
>1マイクのテレキャスター
うーむ、云われるまで気が付かなかった...、確かにフロントが無いですね。改造もの?

>sugarfootさん
まだ間に合いますって(笑)
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>改造もの? (uni)
2007-09-17 10:09:44
テレキャスではなくFender Esquire みたいですね。
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Fender Esquire  (Jahking@管理人)
2007-09-17 16:41:25
なるほど、これですね。
http://www.adachi.ne.jp/~shige-k/54esq0j.htm
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