Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Female Singers.

2008年06月11日 | 60's,70's Rock
1,same/Barbara Keith (Verve Forecast-Vivid Sound) 1CD 1,680円
買い逃していたバーバラ嬢のファースト、紙ジャケCD復刻、中古で遭遇、やっと入手しました。WBからのセカンドから1年半を経過をしての入手です。
バーバラ・キースというと馬鹿の一つ覚えで恐縮ながら、やっぱKangalooなわけで思い入れは強い(つーか、思い入れのみかも)人でその名を聞くだけで冷静にはいられなかったりします。

フリー・ソウルとかなんだかよく判らない方面から再評価されたという73年のセカンドに先立って69年に出されたピーター・アッシャーのプロデュースによる本盤、Kangaloo解散後、Verveはその美貌もあったからでしょうバーバラ・キースのみをすくい上げ売り出しを掛けたものです。

癒しのポップ・ファークとでもいったらいいのでしょうか、60年代の香りを大きく残す心温まる爽やかな一作ですね。ストーン・ポニーズ時代のリンダ・ロンシュタットを想起する部分も。



2,same/Carolyn Hester (Tradition) 1LP 630円
テキサス出身のフォークシンガー、キャロリン・ヘスターの1961年盤です。当時ジョーン・バエズ、ジュディ・コリンズと並んでアメリカン・フォークの三大ヒロインだった由。

ボブ・ディランがColumbiaからデビューするきっかけとなったのはこのキャロリン・ヘスターのアパートでボブをジョン・ハモンドに紹介したことに始まる....という有名な逸話があります。また、本Tradition盤の次にColumbiaから出したアルバムではディランがハーモニカで客演しておりそのアルバムがディランの実質デビューとなったとのことです。(その頃の写真がこちらにあります)多分そんな話からこのキャロリン・ヘスターの名を知ったのだと思いますが、名を知っていても恥ずかしながら聴くのは初めて。

ソプラノ・ヴォイスで清楚なその歌声、シンプルなギター・ピッキング、ディランが参加したColumbiaでの一作、がぜん聴いてみたくなりました。

Hester

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