
1,Western Flier/Hapshash and the Coloured Coat (Imperial) 1LP 648円
元々は英国のアートデザイナー二人が組んだユニットで、ファースト・アルバムはスプーキー・トゥースの前身ArtのメンバーにT-レックス加入前のミッキー・フィンがバックを務めた今では英国サイケの有名盤。
この69年のセカンドアルバムは中心人物だったデザイナーの一人が本業に戻りバックのメンバーも一新したというバンド名は変わらずとも音楽性はまるで変わってのもの。
ファーストがピンクフロイドの"Interstellar Overdrive(星空のドライブ)"とかアモンデュールの「Psychedelic Underground 」とかが引き合いに出されるグジュグジュのドラッギーな垂れ流しサイケだったのですが、このセカンドはフィドルやアコーディオンを入れたオールドタイミーなカントリーフォークや女性ボーカルの英国フォーク、グランドホッグスのT.S.マクフィーのギターとマイク・バットのピアノが活躍するブギ、歌い上げ風のドラマティックポップ、スライドギターを入れゴスペルっぽさまである男女掛け合い曲、等々様々に広がる音楽性は実に面白く聴けます。ファーストからの流れかすべてどこかよじれた感があるのも惹かれるポイントです。
入手盤は69年にリリースされた米Imperial盤、オリジナルは英Liberty盤でジャケットのデザインも違います。米盤がImperialで英盤がLivertyというと、このアルバムにも参加しているT.S.マクフィー率いるグランドホッグスの初期作と同じ流れですね。
Hapshash and the Coloured Coat - Big Bo Peep
Blue Narcissus - Hapshash and the Coloured Coat
HAPSHASH & THE COLOURED COAT - Chicken Run
2,same/The Carnival (World Pacific) 1LP 100円
このジャケット写真なんでその昔は誰も鼻も引っ掛けない埋もれ盤だったのが、ソフトロックとやらの再評価に乗って俄然名盤化してしまった一枚、ですね。あらまの100円盤、即抱えました。
フィフス・ディメンションを手がけたボーンズ・ハウのプロデュース、ボブ・アルシヴァーのコーラス・アレンジでふくよかなボッサ/ラテンサウンド。確かにセルメン・サウンドなわけですが、これでロジャ・ニコの曲なんぞを手掛ければ、まぁ、確かにその手のファンには堪えられないものでしょう。
Side-A
1. Canto de Carnival
2. Laia Ladaia
3. Sweets For My Sweets
4. Take Me For a little While
5. Turn Turn Turn
6. Hope
7. Walk On By
Side-B
1. A Famous Myth
2. Son Of a Preacherman
3. Reach Out For Me
4. Love So Fine
5. The Word

THE CARNIVAL - canto de carnival
Love So Fine - The Carnival - (1969)
元々は英国のアートデザイナー二人が組んだユニットで、ファースト・アルバムはスプーキー・トゥースの前身ArtのメンバーにT-レックス加入前のミッキー・フィンがバックを務めた今では英国サイケの有名盤。
この69年のセカンドアルバムは中心人物だったデザイナーの一人が本業に戻りバックのメンバーも一新したというバンド名は変わらずとも音楽性はまるで変わってのもの。
ファーストがピンクフロイドの"Interstellar Overdrive(星空のドライブ)"とかアモンデュールの「Psychedelic Underground 」とかが引き合いに出されるグジュグジュのドラッギーな垂れ流しサイケだったのですが、このセカンドはフィドルやアコーディオンを入れたオールドタイミーなカントリーフォークや女性ボーカルの英国フォーク、グランドホッグスのT.S.マクフィーのギターとマイク・バットのピアノが活躍するブギ、歌い上げ風のドラマティックポップ、スライドギターを入れゴスペルっぽさまである男女掛け合い曲、等々様々に広がる音楽性は実に面白く聴けます。ファーストからの流れかすべてどこかよじれた感があるのも惹かれるポイントです。
入手盤は69年にリリースされた米Imperial盤、オリジナルは英Liberty盤でジャケットのデザインも違います。米盤がImperialで英盤がLivertyというと、このアルバムにも参加しているT.S.マクフィー率いるグランドホッグスの初期作と同じ流れですね。
Hapshash and the Coloured Coat - Big Bo Peep
Blue Narcissus - Hapshash and the Coloured Coat
HAPSHASH & THE COLOURED COAT - Chicken Run
2,same/The Carnival (World Pacific) 1LP 100円
このジャケット写真なんでその昔は誰も鼻も引っ掛けない埋もれ盤だったのが、ソフトロックとやらの再評価に乗って俄然名盤化してしまった一枚、ですね。あらまの100円盤、即抱えました。
フィフス・ディメンションを手がけたボーンズ・ハウのプロデュース、ボブ・アルシヴァーのコーラス・アレンジでふくよかなボッサ/ラテンサウンド。確かにセルメン・サウンドなわけですが、これでロジャ・ニコの曲なんぞを手掛ければ、まぁ、確かにその手のファンには堪えられないものでしょう。
Side-A
1. Canto de Carnival
2. Laia Ladaia
3. Sweets For My Sweets
4. Take Me For a little While
5. Turn Turn Turn
6. Hope
7. Walk On By
Side-B
1. A Famous Myth
2. Son Of a Preacherman
3. Reach Out For Me
4. Love So Fine
5. The Word

THE CARNIVAL - canto de carnival
Love So Fine - The Carnival - (1969)
この二人、初期セルメンから大幅人事異動で押し出された形でこのグループを組んだようで、特に歌唱力に勝るレ二・ホールに押され気味だったカレン・ハンセンに同情してしまうのですが、このカーニバルの後、フォード・モーターズのキャンペーン・シンガー軍団の一員で歌ったり、踊ったりの、実質的な格下げにも関わらず、現在は聖書普及協会の役員をしているそうです。
このグループのレーベルがウェスト・コースト・ジャズで有名なパシフィックで、それからなぜ?という驚きが出ます。
World Pacificレーベルですが、たまたますぐ手に届くところにあったのL. C. "Good Rockin'" Robinson等が入ったブルース・コンピ「Oakland Blues」を見たらレコード番号が本盤のひとつ前でした、グランドホッグスの「Scratching The Surface」とかフォーチューンズの「That Same Old Feeling」あたりも近い番号でした、この頃になると何でもありみたいですね。