Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Herbie Man 1960

2010年11月02日 | Jazz
1,The Common Ground/The Herbie Man Afro-Jazz Sextet + Four Trumpets (Atlantic) 7-inchi EP 200円
1960年録音の「The Common Ground (Atlantic SD 1343)」からカットされた日本ビクター発売7インチEP盤です。邦題は「バクダッド/ハービー・マン」。同アルバムから
"Baghdad And Asia Minor" "A Night In Tunisia"の2曲を収録。
原盤は60年にリリースされたものですが、このEPのライナーには64年9月にセクステットを率いて来日......とか書いてありますので65年に出されたものと思われます。ジャケットはLPの流用です。

60年代はこんなジャズのEPが結構リリースされていたのですが、こんな渋いものまでリリースされていたのですね、面白いものです。因みに定価は500円。


"A Night In Tunisia"
Leo Ball, Doc Cheatham, Jerry Kail, Ziggy Schatz (tp) Herbie Mann (fl) Johnny Rae (vib) Knobby Totah (b) Rudy Collins (d) Ray Barretto, Ray Mantilla, Michael Olatunji (per)

"Baghdad And Asia Minor"
NYC, August 2, 1960
add Maya Angela, Dolores Parker (vo)
NYC, August 3, 1960

Atlantic

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2 コメント

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Herbie Mann again (Gravenites)
2010-11-04 11:28:10
これは彼のアトランティックからの最初のアルバムからのEPですね。しかしまたなぜこれが5年後になってEPで出たのかとかいろいろ考えられますが、やはり1965年はまだLPは高値の花で、求めやすい価格のEPということだったのでしょう。

アフリカの現地録音を思わせるジャケットですが、ここでまたなぜイラクのバグダッド?という疑問が浮かびますが、その辺の不思議なことだらけが1960年代なのでしょう。

参加メンバーはレギュラー・メンバーにアフリカ人(のちに有名になるオラツンジなど)も入っているので看板(タイトル)には偽りはありません。しかしアフリカ臭さはビレッジ・バンガードのライブになると大分強くなります。

ところでこのアトランティックのレーベル・ロゴはのちに赤地に黒で1980年以降のLPのレーベルに使われていました。
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Baghdad (Jahking@管理人)
2010-11-04 23:03:37
65年の発売はご推察の通りなのでしょう、なんでまたこれが? って疑問は消えませんが。
60年の時点でアフリカン・サウンドに注目するあたりは正に先生の面目躍如。ただ今聴けばこの時点だとラテンぽくもありまだまだ研究中の感ですね。Baghdadって???な曲名を使うところもご愛嬌ですし。
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