
Les Fradkin、全然知らない人だったのですが先日某レコファンでこの人が自主制作したと思しきCD-Rが380円でどっとワゴンに載っているのに遭遇。その時は200円引きのセール中で一枚が180円。ビートルズやバーズ、ディランの曲を演っていたり、ゲストでノーキー・エドワーズが入っているものがクレジットに見えたのでこの値ならと見つけた6枚を全部購入した次第。
帰って調べてみると、1951年N.Y.で生まれ60年代からギタリスト/コンポーザー/プロデューサーとして活動、76年に発表されたブロドウェイ・ミュージカル「Beatlemania」で初代ジョージ・ハリソン役を演じて一躍有名になった人だそう。
80年代にはいってからはシンセ・ギター、MIDIギターの開発に力を注いで今やその分野の第一人者らしいです。詳しくはオフィシャル・サイトとかこちらを参照ください。
ということで購入したのは下記の6枚、いずれも基本的には一人多重録音です。
1,Perfect World (Pro-1004) 2005
"恋のほのお" "笑ってローズマリーちゃん" "恋に恋して" "ファニー~Funny How Love Can Be"なんてトニー・マコウレイ、ジョン・カーター、クック/グリーナウェイ作でいずれもトニー・バロウズ関連曲という70年代ブリティッシュ・ポップの粋を集めたある意味マニアックな曲をストレートにカバーしていて先ずは驚きます。
以下のCDにも結構出てくるのですが、このLesさん、ジョージ・ハリソン役を演じていただけにブリティッシュ・ポップが相当お好きなようですね。
Lesさんのオリジナル"God Bless California"の1曲のみハル・ブレイン、キャロル・ケイ、ドン・ランディがバックを付けています、再演とありますが何か曰くのある曲なのでしょうか。
2,While My Guitar Only Plays (Pro-1005) 2005
全14曲、すべてがビートルズ曲のカバーで珍しくベースとドラムスを他人に任せてギター、キーボード系を駆使したインストで演っています。
"Here Comes the Sun"1曲のみノーキー・エドワーズが客演(但し、何処を弾いているの?というくらいノーキーの個性は消されています)。

3,Love You 2 (Pro-1008) 2006
これも全11曲すべてがビートルズのカバー、殆んどの曲が一人多重録音でボーカルもとっています。全11曲中9曲がジョージ・ハリソン作の曲を取り上げていて成りきり振りを披露していますが、正直なところ歌が妙に後乗りで興ざめ気味。

4,Goin' Back (Pro-1009) 2006
タイトル曲は知る人ぞ知るキング/ゴフィン作でバーズで知られるあの曲。その曲をはじめこのアルバムではジャケットにも写るリッケンバーガーの12弦が大活躍。
バーズ曲はほかに"So You Want to be a Rock & Roll Star"、ほかはブリティッシュ系のカバーが多くプロコル・ハルム"Ferrow Traveler"、ホリーズ"I Can't Let Go"、ハニカムス"Have I The Right"、サーチャーズ・ヴァージョンの"When You Walk in the Room"を取り上げています。
ゲストは1曲づつ3組、先ずは1973年に参加していて未発に終わったというレフト・バンクの再編成セッション、81年録音のミック・ロンソンとのセッション、そして2002年録音というリッチー・フューレイとのデュオ曲。ただいずれもLes氏が相当手を加えており、だからどーした的なものになっちゃってます。

その1973年のレフト・バンクとのセッション曲です。
I Could Make It Last Forever - Les Fradkin
5,Spirit of Chiristmas (Pro-1012) 2006
一人多重録音の分厚いサウンドが充満するクリスマス・ソング集。スタンダード曲からオリジナル曲、ジョンとヨーコの"Happy Xmas(War is Over)"、ジョージの"Ding Dong,Ding Dong"(これってクリスマス曲?)、ロイ・ウッドの名曲"I Wish It Could be Christmas Everyday"なんてのを歌っています。

6,If Your Memory Serves You Well (Pro-1013) 2006
全10曲すべてボブ・ディランのカバー。すべて一人多重録音。
好きなのは分かりますが.....。

でこのLes Fradkin氏はこんな楽器を使って以上のアルバムを制作しています。

こんなサーフ・インストのアルバムも出しているようです。
Les Fradkin & Get Wet - Kick Sand
帰って調べてみると、1951年N.Y.で生まれ60年代からギタリスト/コンポーザー/プロデューサーとして活動、76年に発表されたブロドウェイ・ミュージカル「Beatlemania」で初代ジョージ・ハリソン役を演じて一躍有名になった人だそう。
80年代にはいってからはシンセ・ギター、MIDIギターの開発に力を注いで今やその分野の第一人者らしいです。詳しくはオフィシャル・サイトとかこちらを参照ください。
ということで購入したのは下記の6枚、いずれも基本的には一人多重録音です。
1,Perfect World (Pro-1004) 2005
"恋のほのお" "笑ってローズマリーちゃん" "恋に恋して" "ファニー~Funny How Love Can Be"なんてトニー・マコウレイ、ジョン・カーター、クック/グリーナウェイ作でいずれもトニー・バロウズ関連曲という70年代ブリティッシュ・ポップの粋を集めたある意味マニアックな曲をストレートにカバーしていて先ずは驚きます。
以下のCDにも結構出てくるのですが、このLesさん、ジョージ・ハリソン役を演じていただけにブリティッシュ・ポップが相当お好きなようですね。
Lesさんのオリジナル"God Bless California"の1曲のみハル・ブレイン、キャロル・ケイ、ドン・ランディがバックを付けています、再演とありますが何か曰くのある曲なのでしょうか。
2,While My Guitar Only Plays (Pro-1005) 2005
全14曲、すべてがビートルズ曲のカバーで珍しくベースとドラムスを他人に任せてギター、キーボード系を駆使したインストで演っています。
"Here Comes the Sun"1曲のみノーキー・エドワーズが客演(但し、何処を弾いているの?というくらいノーキーの個性は消されています)。

3,Love You 2 (Pro-1008) 2006
これも全11曲すべてがビートルズのカバー、殆んどの曲が一人多重録音でボーカルもとっています。全11曲中9曲がジョージ・ハリソン作の曲を取り上げていて成りきり振りを披露していますが、正直なところ歌が妙に後乗りで興ざめ気味。

4,Goin' Back (Pro-1009) 2006
タイトル曲は知る人ぞ知るキング/ゴフィン作でバーズで知られるあの曲。その曲をはじめこのアルバムではジャケットにも写るリッケンバーガーの12弦が大活躍。
バーズ曲はほかに"So You Want to be a Rock & Roll Star"、ほかはブリティッシュ系のカバーが多くプロコル・ハルム"Ferrow Traveler"、ホリーズ"I Can't Let Go"、ハニカムス"Have I The Right"、サーチャーズ・ヴァージョンの"When You Walk in the Room"を取り上げています。
ゲストは1曲づつ3組、先ずは1973年に参加していて未発に終わったというレフト・バンクの再編成セッション、81年録音のミック・ロンソンとのセッション、そして2002年録音というリッチー・フューレイとのデュオ曲。ただいずれもLes氏が相当手を加えており、だからどーした的なものになっちゃってます。

その1973年のレフト・バンクとのセッション曲です。
I Could Make It Last Forever - Les Fradkin
5,Spirit of Chiristmas (Pro-1012) 2006
一人多重録音の分厚いサウンドが充満するクリスマス・ソング集。スタンダード曲からオリジナル曲、ジョンとヨーコの"Happy Xmas(War is Over)"、ジョージの"Ding Dong,Ding Dong"(これってクリスマス曲?)、ロイ・ウッドの名曲"I Wish It Could be Christmas Everyday"なんてのを歌っています。

6,If Your Memory Serves You Well (Pro-1013) 2006
全10曲すべてボブ・ディランのカバー。すべて一人多重録音。
好きなのは分かりますが.....。

でこのLes Fradkin氏はこんな楽器を使って以上のアルバムを制作しています。

こんなサーフ・インストのアルバムも出しているようです。
Les Fradkin & Get Wet - Kick Sand
リッケンが眩しいです。
このリッケンいいですね、一度弾いてみたいものです。