![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/40/7d6c1f1123f71d623754ebb821a446f1.jpg)
1,All About Rhythm and Blues/V.A. (Atlantic) 2LP 100円
67年頃から70年頃までAtlanticの販売権利がワーナー・パイオニアに移行するまでの間、日本グラモフォンはAtlantic/Stax系の音源を使って手を変え品を変えかなりの枚数のオムニバス盤を出していました。「リズム・アンド・ブルース・スター・パレード」「ソウル・パレード」「ビート・タイム」等々のシリーズ名にて。
本盤はそんな日本グラモフォンが編んだオムニバスのベスト・オブ・ベストとも云うべき内容の1968年12月発売の2枚組アルバム。
Side A
1,イン・ザ・ミッドナイト・アワー/ウィルソン・ピケット
2,レッツ・ゴー・ソウル/アーサー・コンレー
3,マーシー・マーシー/ドン・コベイ
4,スタンド・バイ・ミー/ベン・E・キング
5,フィリー・ドッグ/マーキーズ
6,ソロモン・バーク
Side B
1,アイヴ・ビーン・ラヴィング・トゥ・ロング/オーティス・レディング
2,ホールド・ホワット・ユーブ・ガット/ジョー・テックス
3,ラヴ・メイクス・ザ・ワールド・ゴー・アラウンド/デオン・ジャクソン
4,ラストダンスは私に/ドリフターズ
5,グリーン・オニオン/ブッカーTとMG'S
6,男が女を愛する時/パーシー・スレッジ
Side C
1,ホールド・オン/サムとディヴ
2,ベイビー・カーラ・トーマス
3,ウォーキング・ザ・ドッグ/ルーファス・トーマス
4,ホワイ・ノット・トゥナイト/ジミー・ヒューズ
5,ジャンプ・バック/キング・カーティス
6,タイトン・アップ/アーチー・ベルとドレルス
Side D
1,リスペクト/オーティス・レディング
2,スィート・インスピレーション/スィート・インスピレーションズ
3,クール・ジャーク/キャピトルズ
4,ルッキン・フォー・ア・フォックス/クラレンス・カーター
5,ソウル・フィンガー/バーケイズ
6,ノック・オン・ウッド/エディ・フロイド
ご覧の通り68年までのAtlantic/Stax系の誰もが知るビッグ・スターによるビッグヒットがズラリ。ただ、1曲だけ"うん?"となったのがデオン・ジャクソンの66年のスマッシュヒット"ラヴ・メイクス・ザ・ワールド・ゴー・アラウンド"、この中にあってはダントツに知られていない人/曲では? 私、当時この曲が日本で出ていたとは本盤で初めて知りました(まさか、シングルも出ていたりして......)
小ネタを一発。アーサー・コンレーの"Sweet Soul Music~レッツ・ゴーソウル"はオーティス・レディングとコンレイのオリジナルということになっていますが、実は65年サム・クックの "Yeah Man"が元になっているのですね。恥ずかしながらこれを知ったのはそう昔のことでは無かったりします。
![R&B](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/75/0680ec5ac8753cff9fe69931e0ff1e2f.jpg)
2,Rock Music Colorful Album/V.A. (Septer) 2LP 100円
邦題「ロック大全」、70年代初め頃にテイチクが出した2枚組オムニバス・アルバム。この英題も意味不明だし邦題も「大全」とはこの内容で大きく出たなぁと。要はオールディーズ/オールドR&R・ブームに乗り遅れまいと無理やりでっち上げたアルバム。Septer/Wandレーベルからのセレクションですが、R&Rのスタンダート云うべき曲をピックアップはしていても当時このレーベルの看板はチャック・ジャクソン、ディオンヌ・ワーウィック、B.J.トーマスですからそりゃー無理がありますよね。でも、まぁ、この時代にしか作られないコンピレーションであることは間違いないでしょう。
Side A
1,ハートブレーク・ホテル/チャック・ジャクソン
2,ハウンド・ドッグ/チャック・ジャクソン
3,冷たくしないで/チャック・ジャクソン
4,監獄ロック/チャック・ジャクソン
5,涙のチャペル/B.J.トーマス
6,アイヴ・ガッタ・ウーマン/キング・カーティス
Side B
1,ホワット・アイ・セイ/ディオンヌ・ワーウィック
2,ドント・メイク・ミー・オーヴァー/ディオンヌ・ワーウィック
3,ワークソング/トミー・ハント
4,マネー/ロイ・ヘッド
5,ラヴ・ミー・テンダー/チャック・ジャクソン
6,イッツ・ナウ・オア・ネヴァー/チャック・ジャクソン
Side C
1,ルイ・ルイ/キングス・メン
2,シャウト/キングス・メン
3,ツイスト・アンド・シャウト/アイズレイ・ブラザース
4,ザ・スネーク/アイズレイ・ブラザース
5,シェイキン・オール・オーヴァー/ゲス・フー
6,トッシン・アンド・ターニン/ゲス・フー
Side D
1,ベイビー・イッツ・ユー/シュレルス
2,ソルジャー・ボーイ/シュレルス
3,愛するあなたに/シュレルス
4,エニー・ワン・アット・ザ・ハート/ディオンヌ・ワーウィック
5,ミスター・ハートブレーク/ディオンヌ・ワーウィック
6,涙でさようなら/ディオンヌ・ワーウィック
つい先日取り上げたジェリー・バトラーのVeeJay録音にも入っていた"Make It Easy On Yourself~涙でさようなら"がディオンヌ・ワーウィックのヴァージョンでここでも出てきました。そうか、この2枚組アルバムの英題「Rock Music Colorful Album」はR&Rのみならずこんなソフトな曲まで網羅しているゾという意だったのか!? また、チャック・ジャクソンのR&R曲の解釈が素晴らしく目からウロコが....。
![R&R](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d4/fc62f9b7fc525d58ead0be56d59bf476.jpg)
67年頃から70年頃までAtlanticの販売権利がワーナー・パイオニアに移行するまでの間、日本グラモフォンはAtlantic/Stax系の音源を使って手を変え品を変えかなりの枚数のオムニバス盤を出していました。「リズム・アンド・ブルース・スター・パレード」「ソウル・パレード」「ビート・タイム」等々のシリーズ名にて。
本盤はそんな日本グラモフォンが編んだオムニバスのベスト・オブ・ベストとも云うべき内容の1968年12月発売の2枚組アルバム。
Side A
1,イン・ザ・ミッドナイト・アワー/ウィルソン・ピケット
2,レッツ・ゴー・ソウル/アーサー・コンレー
3,マーシー・マーシー/ドン・コベイ
4,スタンド・バイ・ミー/ベン・E・キング
5,フィリー・ドッグ/マーキーズ
6,ソロモン・バーク
Side B
1,アイヴ・ビーン・ラヴィング・トゥ・ロング/オーティス・レディング
2,ホールド・ホワット・ユーブ・ガット/ジョー・テックス
3,ラヴ・メイクス・ザ・ワールド・ゴー・アラウンド/デオン・ジャクソン
4,ラストダンスは私に/ドリフターズ
5,グリーン・オニオン/ブッカーTとMG'S
6,男が女を愛する時/パーシー・スレッジ
Side C
1,ホールド・オン/サムとディヴ
2,ベイビー・カーラ・トーマス
3,ウォーキング・ザ・ドッグ/ルーファス・トーマス
4,ホワイ・ノット・トゥナイト/ジミー・ヒューズ
5,ジャンプ・バック/キング・カーティス
6,タイトン・アップ/アーチー・ベルとドレルス
Side D
1,リスペクト/オーティス・レディング
2,スィート・インスピレーション/スィート・インスピレーションズ
3,クール・ジャーク/キャピトルズ
4,ルッキン・フォー・ア・フォックス/クラレンス・カーター
5,ソウル・フィンガー/バーケイズ
6,ノック・オン・ウッド/エディ・フロイド
ご覧の通り68年までのAtlantic/Stax系の誰もが知るビッグ・スターによるビッグヒットがズラリ。ただ、1曲だけ"うん?"となったのがデオン・ジャクソンの66年のスマッシュヒット"ラヴ・メイクス・ザ・ワールド・ゴー・アラウンド"、この中にあってはダントツに知られていない人/曲では? 私、当時この曲が日本で出ていたとは本盤で初めて知りました(まさか、シングルも出ていたりして......)
小ネタを一発。アーサー・コンレーの"Sweet Soul Music~レッツ・ゴーソウル"はオーティス・レディングとコンレイのオリジナルということになっていますが、実は65年サム・クックの "Yeah Man"が元になっているのですね。恥ずかしながらこれを知ったのはそう昔のことでは無かったりします。
![R&B](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/75/0680ec5ac8753cff9fe69931e0ff1e2f.jpg)
2,Rock Music Colorful Album/V.A. (Septer) 2LP 100円
邦題「ロック大全」、70年代初め頃にテイチクが出した2枚組オムニバス・アルバム。この英題も意味不明だし邦題も「大全」とはこの内容で大きく出たなぁと。要はオールディーズ/オールドR&R・ブームに乗り遅れまいと無理やりでっち上げたアルバム。Septer/Wandレーベルからのセレクションですが、R&Rのスタンダート云うべき曲をピックアップはしていても当時このレーベルの看板はチャック・ジャクソン、ディオンヌ・ワーウィック、B.J.トーマスですからそりゃー無理がありますよね。でも、まぁ、この時代にしか作られないコンピレーションであることは間違いないでしょう。
Side A
1,ハートブレーク・ホテル/チャック・ジャクソン
2,ハウンド・ドッグ/チャック・ジャクソン
3,冷たくしないで/チャック・ジャクソン
4,監獄ロック/チャック・ジャクソン
5,涙のチャペル/B.J.トーマス
6,アイヴ・ガッタ・ウーマン/キング・カーティス
Side B
1,ホワット・アイ・セイ/ディオンヌ・ワーウィック
2,ドント・メイク・ミー・オーヴァー/ディオンヌ・ワーウィック
3,ワークソング/トミー・ハント
4,マネー/ロイ・ヘッド
5,ラヴ・ミー・テンダー/チャック・ジャクソン
6,イッツ・ナウ・オア・ネヴァー/チャック・ジャクソン
Side C
1,ルイ・ルイ/キングス・メン
2,シャウト/キングス・メン
3,ツイスト・アンド・シャウト/アイズレイ・ブラザース
4,ザ・スネーク/アイズレイ・ブラザース
5,シェイキン・オール・オーヴァー/ゲス・フー
6,トッシン・アンド・ターニン/ゲス・フー
Side D
1,ベイビー・イッツ・ユー/シュレルス
2,ソルジャー・ボーイ/シュレルス
3,愛するあなたに/シュレルス
4,エニー・ワン・アット・ザ・ハート/ディオンヌ・ワーウィック
5,ミスター・ハートブレーク/ディオンヌ・ワーウィック
6,涙でさようなら/ディオンヌ・ワーウィック
つい先日取り上げたジェリー・バトラーのVeeJay録音にも入っていた"Make It Easy On Yourself~涙でさようなら"がディオンヌ・ワーウィックのヴァージョンでここでも出てきました。そうか、この2枚組アルバムの英題「Rock Music Colorful Album」はR&Rのみならずこんなソフトな曲まで網羅しているゾという意だったのか!? また、チャック・ジャクソンのR&R曲の解釈が素晴らしく目からウロコが....。
![R&R](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d4/fc62f9b7fc525d58ead0be56d59bf476.jpg)
表ジャケットのイラストの女性シンガーは誰でしたっけ?確実に見覚えがあるはずなのに、思い出せずにもどかしいです。
ジャケットと云えは、今回取り上げた2枚目のテイチクが作ったオムニバスのジャケットを飾る人たち。B.J.トーマス、ディオンヌ・ワーウィックここまでは即判りましたが、2組のバンドが??? 左側がキングスメンだろうとあたりを付けて画像検索したらアタリでした。判らなかったのが右のオッサンバンド。このLPの収録バンドだとすればゲス・フーしかないがこれがあのランディ・バックマンやバート・カミングスがいたバンドとは思えない。が、更に画像をあたってみればやはりゲス・フーが正解のようでした。ここの入っている"シェイキン・オール・オーヴァー"ほか1曲は65年に出した極々初期のシングル曲(実にかっこいいガレージ曲です)なのでまぁ当時はこんな格好していたのでしょうか。