1,Hoochie Cooche Man/Jimmy Smith (Verve) 1LP 600円
オリヴァー・ネルソン編曲/指揮のビッグ・バンドをバックにしたジミー・スミスの66年盤。ウィリー・ディクソン作の御馴染みタイトル曲を思いっきり唸るジミーが聴けるヒット作。同時期に同企画の「Got My Mojo Workin'」なんてLPもありましたね。
このジャケットのタイトル表記をよーく見ると「Hoochie Cooche Man」、「Cooche」じゃなくて「Coochie」が正しいはず。ジャケ表面だけでなく本盤ではすべてこの表記になっているのですが何故だろう?
音楽家としてのキャリアの頂点は少し前に取り上げた「Root Down」だと思いますが、クリード・テイラーがプロデュースしたVerveでの一連のゴージャスな60年代録音もそれはそれでジミー・スミスそのものですね。
jimmy smith plays the blues hoochie coochie man
2,The New One!/The Buddy Rich Big Band (World Pacific) 1LP 600円
バディ・リッチの68年盤。おりしもロックの方面ではサイケデリックからロック大革命が起こってきた時期、本盤がロック・ビートやエレクトロニクスを取り入れているわけではないのですが、明らかにそんな新しい潮流を意識して制作されたように聴こえてしまうのは読みすぎでしょうか。ジャケット・デザインもそんな側面を捉えているように思えます。
1930年代から活躍する大ベテランながら60年代に入って自己のバンドを持ったあたりから、常に最新鋭のサウンドを模索し実践していった行ったクリエイティヴなドラマー/バンド・リーダーであったバディ・リッチですが、本盤も実力派の若手を揃えて実に若々しいビッグ・バンド・サウンドを聴かせてくれます。
本盤の詳細はこちらのWikiをご参照。
3,Mingus in Stuttgart Concert/Charles Mingus (Unique Jazz) 2LP 600円
亡くなる直前のエリック・ドルフィーが加入していたミンガス・グループによる64年の欧州ツアーのライヴ盤。本盤は64年4月28日西ドイツはシュツッツガルト公演を収めたもの。この日の公演の後半も同じレーベルから出ていました。
この欧州ツアーの一連の公演は大量に放送録音が残されていて音盤化もされています。中でも一番知られるのが70年代のはじめ頃に仏Americaレーベルが「The Great Concert」のタイトルで3枚組LPで出した4月18/19日のパリ公演ものでしょう。当時日本コロンビアから日本盤も出て大いに話題になったものでした。
今回の購入盤はそのパリ公演の10日後ですが、音質面がチト辛いのと途中フェイド・アウトがあったりでマニア向けですね。
Johnny Coles (tp)
Eric Dolphy (as,bcl,fl)
Clifford Jordan (ts)
Jaki Byard (p)
Charles Mingus (b)
Dannie Richmond (ds)
Charles Mingus Sextet featuring Eric Dolphy Take The A Train
オリヴァー・ネルソン編曲/指揮のビッグ・バンドをバックにしたジミー・スミスの66年盤。ウィリー・ディクソン作の御馴染みタイトル曲を思いっきり唸るジミーが聴けるヒット作。同時期に同企画の「Got My Mojo Workin'」なんてLPもありましたね。
このジャケットのタイトル表記をよーく見ると「Hoochie Cooche Man」、「Cooche」じゃなくて「Coochie」が正しいはず。ジャケ表面だけでなく本盤ではすべてこの表記になっているのですが何故だろう?
音楽家としてのキャリアの頂点は少し前に取り上げた「Root Down」だと思いますが、クリード・テイラーがプロデュースしたVerveでの一連のゴージャスな60年代録音もそれはそれでジミー・スミスそのものですね。
jimmy smith plays the blues hoochie coochie man
2,The New One!/The Buddy Rich Big Band (World Pacific) 1LP 600円
バディ・リッチの68年盤。おりしもロックの方面ではサイケデリックからロック大革命が起こってきた時期、本盤がロック・ビートやエレクトロニクスを取り入れているわけではないのですが、明らかにそんな新しい潮流を意識して制作されたように聴こえてしまうのは読みすぎでしょうか。ジャケット・デザインもそんな側面を捉えているように思えます。
1930年代から活躍する大ベテランながら60年代に入って自己のバンドを持ったあたりから、常に最新鋭のサウンドを模索し実践していった行ったクリエイティヴなドラマー/バンド・リーダーであったバディ・リッチですが、本盤も実力派の若手を揃えて実に若々しいビッグ・バンド・サウンドを聴かせてくれます。
本盤の詳細はこちらのWikiをご参照。
3,Mingus in Stuttgart Concert/Charles Mingus (Unique Jazz) 2LP 600円
亡くなる直前のエリック・ドルフィーが加入していたミンガス・グループによる64年の欧州ツアーのライヴ盤。本盤は64年4月28日西ドイツはシュツッツガルト公演を収めたもの。この日の公演の後半も同じレーベルから出ていました。
この欧州ツアーの一連の公演は大量に放送録音が残されていて音盤化もされています。中でも一番知られるのが70年代のはじめ頃に仏Americaレーベルが「The Great Concert」のタイトルで3枚組LPで出した4月18/19日のパリ公演ものでしょう。当時日本コロンビアから日本盤も出て大いに話題になったものでした。
今回の購入盤はそのパリ公演の10日後ですが、音質面がチト辛いのと途中フェイド・アウトがあったりでマニア向けですね。
Johnny Coles (tp)
Eric Dolphy (as,bcl,fl)
Clifford Jordan (ts)
Jaki Byard (p)
Charles Mingus (b)
Dannie Richmond (ds)
Charles Mingus Sextet featuring Eric Dolphy Take The A Train
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