Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The 21st Century Sound Movement & more.

2021年05月14日 | Psychedelic,Garage-Punk
1,same/The 21st Century Sound Movement (Gear Fab) 1LP 880円
1968年に米国はミズーリ州のキャヴァーン・サウンド・スタジオでレコーディングされた正体不明のバンド、トウェンティファースト・センチュリー・サウンド・ムーヴメントの唯一作。米国のガレージ系再発専門レーベルGear Fab Recordsからの復刻盤、入手盤は毒々しい赤色主体のマーブル・ビニール・カラーのLP。CDも出ていてブルーのアミを掛けたジャケットでボーナス曲2曲追加仕様。

ジェリーとペイスメーカーズ、アニマルズ、ザ・バンド、ジミ・ヘンドリクス、ビートルズ、バッキンガムス、デイル・ホーキンス、ドアーズ、アイアン・バタフライのカバー9曲に1曲のみオリジナル曲。
このカバー曲が無理にオリジナルに寄せることなく自分たちなりに仕上げていて好感、が、実にアマチュアっぽくもあるのですが。"Light My Fire"とか"Gadda-Da-Vidda"あたりのオルガン主体曲もキーボードは入れずギター2本で処理、"Hey Jude"はほぼ譜面通りと云う感じですがエンディングが何故かスティームのヒット曲"Na Na Say Good Bye"になっちゃうという奇抜さ。
ある程度演奏力があるアマチュアバンドが好きな曲を好きなように演ってみましたという趣の一枚、一般的にはとても商売になるような出来では無いのですが、あの時代の空気感は一杯、今となっては好き者の間では充分に商売になってしまうという典型ですね。

Side A
1. Don't Let The Sun Catch You Crying
2. House Of The Risin' Sun
3. The Weight
4. Fire
5. Hey Jude
Side B
1. Mercy Mercy
2. Susie Q
3. Light My Fire
4. For The Rest Of My Life
5. In-A-Gadda-Da-Vidda


The 21st Century Sound Movements Vinyl Rip Mega Rare Garage Psych Original 1968








2,Incredible Sound Show Stories – Vol 6・Plastic & Rubber Lovers of Life/V.A. (Dig The Fuzz Records) 1LP 550円
60’sから現在までのサイケ&ガレージバンドを専門にリリースしている英国のレーベルDig The Fuzzが長きに渡ってリリースしていた「Incredible Sound Show Stories」シリーズの一枚。

で 本盤は60年代後半の英米を中心にポップ系のサイケナンバーを集めたもの。以前アルバムを取り上げたこのもある米ポップサイケのPeppermint Trolley Co.、後にスーパートランプを結成するRoger HodgsonがいたArgosy、ムーグシンセがうなるPierre Henry等々サイケに捉われずとも1曲1曲楽しめるコンピ。

Side A
A1 Peppermint Trolley Co./ Nine O'Clock Business Man
A2 Bill Wendry / A Wristwatch Band
A3 Magicians / Painting On Wood
A4 Argosy / Imagine
A5 Cymbeline / Fire
A6 Persimmons Peculiar Shades / Watchmaker
A7 Elli / Mister Man
A8 Sweet Chariot / What Would Your Momma Say
Side B
B1 Pierre Henry / Psyche Rock
B2 Lewis And Clarke Expedition / Blue Revelation
B3 Argosy /Mr Boyde
B4 Tuesdays Children / Strange Light From The East
B5 Amelia Smile / Father Goods Space Flight
B6 Visions / Small Town Commotion
B7 Peter And The Wolves / Smokey Wood
B8 The Alby / The Uncle

digthefuzz10


The Peppermint Trolley Co 9 O Clock Business Man




Argosy - Imagine




Fire




Pierre HENRY _ Psyché Rock




TUESDAYS CHILDREN - A strange light from the east







3,Shout!/The Chambers Brothers (Vault) 1LP 650円
チェンバース・ブラザースというとCBSソニーが立ち上がった当初にブラックロックバンドとして紹介され出てきたと記憶します、同時期のColumbiaからの黒人バンドということでスライとファミリー・ストーンともイメージがダブルました、当時は。

ということで、本盤はチャレンジャーズなどのサーフバンドやボー・ブランメルズなどをリリースしているL.A.のレーベルVaultから1968年にリリースされたもの。何のクレジットも無いのですがその素朴なロックっぽいR&BサウンドからしてそのColumbiaと契約する以前のたぶん1965年頃の音源を集めたものと思われます。Columbiaで67年に出した"Time Has Come Today"のヒットに便乗してのリリースなのでしょう。

Side A
A1 Johnny B. Good
A2 Blues Get Off My Shoulder
A3 I Got It
A4 Shout
Side B
B1 There She Goes
B2 Seventeen
B3 Pretty Girls
B4 Rained The Day You Left
B5 So Fine
B6 Love Me Like The Rain

shout

Shout




The Chambers Brothers - Blues Get Off My Shoulder - 1968 Blues




There She Goes




Pretty Girls

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7 コメント

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Unknown (uni)
2021-05-14 11:00:12
チェンバースは昔JUNやROPEというファッションメーカーの深夜音楽番組で知りました。
すごくいいバンドって印象でしたが
忘れていました(苦笑)
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Re:Jun/Rope (Jahking@管理人)
2021-05-14 20:01:46
Jun/Rope提供の番組ありましたね。CMがメチャクチャ印象に残っています。
たとえばこんなの。
https://www.youtube.com/watch?v=YNNbv3LbxH8

いちばん印象に残っているのは上掲と同じような靄の掛かる古城を歩く映像でBGMがこれだったもの。
https://www.youtube.com/watch?v=tqABLn5ayuw

ただ、肝心の番組内容は全く覚えていないというテイタラク(苦笑) スミマセン。
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Unknown (uni)
2021-05-16 07:57:21
このCM
懐かしい 私の頭の中ではアルハンブラが
鳴っていたんです(笑)
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Re:Rope (Jahking@管理人)
2021-05-16 11:25:44
youtubeを見て驚きました、こんなにヴァリエイションがあったのですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VMpK05A0Y4I
プロコル・ハルムを使ったこれ、音楽がぴったり。
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Unknown (アミーバ)
2021-05-20 08:52:11
私も驚きました。見つけて頂いて有り難う御座います。このCM以来、Cerdes( Procol Harum)のファンになりました。当時必死に見てましたけれど、何と言う名前の番組だったのでしょう。Matthew Fisherが復帰してからの殆どのライブで、演奏されていました。
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Re:Rope CM (Jahking@管理人)
2021-05-20 10:18:02
私も同じでCMは強烈に覚えているのですが、肝心の場組の内容もタイトルもまったく記憶に無いのです。我ながら何だかなぁ、ですが、それほどこれらのCMのインパクトは大だったのですね。
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Re;Rope CM (Jahking@管理人)
2021-05-20 10:34:38
東京12チャンネルの「Now Explosion」「Now Time」なる番組がJun/Ropeがスポンサーだったという記事を見つけました、が、これを聞いても私の記憶は蘇らず(苦笑) 
アミーバさん、どうですか?
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