1,I'm Jimmy Reed (Vee Jay) 1LP 525円
ジミー・リードの曲をはじめて聴いたのは"Honest I Do"と"Bright Lights Big City" "Big Boss Man"ではなかったかと今にして思います。そう、ストーンズとアニマルズのヴァージョンで。
後にこのジミー・リードは50年代から60年代に掛けてのシカゴ・ブルース界では圧倒的な人気と評価を得ている人だと知り、初めて買ったのがVee Jayでの「T'Ain't No Big Thing But He Is」なるLP。70年代半ば当時ジミー・リードのレコードは日本盤では出てなかったのですが米Vee Jay盤は多分セカンドプレス盤なのでしょう、比較的出回っていました。
で 初めて聴いたジミー・リード、なんとも頼りなさげなボーカルにピヨピヨのハープ、ユルーいブギ・ビートになんでこれがシカゴ・ブルース? なんでこんなのにストーンズやアニマルズが惹かれたの?と首をひねったものでした。だってねぇ、シカゴ・ブルースって云えばマディとかウルフとかの重厚なアレしか知らなかったのですから。
と 出会いはこんな感じだったのですが、サイドギターのエディ・テイラーとドラムスのアール・フィリップスの織り成す独特のレイジーなブギ・ビート、ジミーのポップとも云えるボーカルに魅力を感じだしたらもう止まりません、所謂ブルース進行ではないポップな"Honest I Do"なんかもう最高の名演/名曲と思うようになっておりました。
ということで、本盤はその"Honest I Do"が一曲目に入ったジミー・リードの数あるアルバムの中でも一番知られたもので、ジミー・リードは先ずはこれからという代表作。蛇足ですが、これの米盤を当時西新宿にあった「オザワ・レコード」で980円で買ったのは今も記憶しています。
入手盤は83年にテイチクが出した日本盤。ジミー・リードのVee Jayでのフル・アルバムが日本で出たのはこれが初めてだったようです、70年代の"ブルース・ブーム"の時も見過ごされていたのですね、意外ですが。
JIMMY REED HONEST I DO
Bright Lights Big City by Jimmy Reed
2,Blues Hit Big Town/Junior Wells (P-Vine) 1LP 315円
コミカルなイラストのジャケットでDelmarkから出ていたアルバムのジャケットを変えたP-Vine盤。
United/Statesに残された53年6月の初レコーディングと54年4月の2回目のレコーディングを収めたもの、それぞれエルモア・ジェイムズとマディ・ウォーターズが参加していずれもフレッド・ビロウのエイシスがリズムを務めるという豪華メンツ。
この時ジュニアは20歳そこそこ、諸先輩に臆することなく歌いハープを吹く姿は既に大物の予感。後にDelmarkで再演され日本中のブルース小僧を震撼させた"Hoodoo Man Blues"の初演も聴けます。
Junior Wells - The Hoodoo Man (1966)
ジュニアのバンドにマイク・ブルームフィールドとニック・グレイヴナイツが加わった1972年の珍しい映像です。曲は十八番の"Messin With The Kid"
Junior Wells
ジミー・リードの曲をはじめて聴いたのは"Honest I Do"と"Bright Lights Big City" "Big Boss Man"ではなかったかと今にして思います。そう、ストーンズとアニマルズのヴァージョンで。
後にこのジミー・リードは50年代から60年代に掛けてのシカゴ・ブルース界では圧倒的な人気と評価を得ている人だと知り、初めて買ったのがVee Jayでの「T'Ain't No Big Thing But He Is」なるLP。70年代半ば当時ジミー・リードのレコードは日本盤では出てなかったのですが米Vee Jay盤は多分セカンドプレス盤なのでしょう、比較的出回っていました。
で 初めて聴いたジミー・リード、なんとも頼りなさげなボーカルにピヨピヨのハープ、ユルーいブギ・ビートになんでこれがシカゴ・ブルース? なんでこんなのにストーンズやアニマルズが惹かれたの?と首をひねったものでした。だってねぇ、シカゴ・ブルースって云えばマディとかウルフとかの重厚なアレしか知らなかったのですから。
と 出会いはこんな感じだったのですが、サイドギターのエディ・テイラーとドラムスのアール・フィリップスの織り成す独特のレイジーなブギ・ビート、ジミーのポップとも云えるボーカルに魅力を感じだしたらもう止まりません、所謂ブルース進行ではないポップな"Honest I Do"なんかもう最高の名演/名曲と思うようになっておりました。
ということで、本盤はその"Honest I Do"が一曲目に入ったジミー・リードの数あるアルバムの中でも一番知られたもので、ジミー・リードは先ずはこれからという代表作。蛇足ですが、これの米盤を当時西新宿にあった「オザワ・レコード」で980円で買ったのは今も記憶しています。
入手盤は83年にテイチクが出した日本盤。ジミー・リードのVee Jayでのフル・アルバムが日本で出たのはこれが初めてだったようです、70年代の"ブルース・ブーム"の時も見過ごされていたのですね、意外ですが。
JIMMY REED HONEST I DO
Bright Lights Big City by Jimmy Reed
2,Blues Hit Big Town/Junior Wells (P-Vine) 1LP 315円
コミカルなイラストのジャケットでDelmarkから出ていたアルバムのジャケットを変えたP-Vine盤。
United/Statesに残された53年6月の初レコーディングと54年4月の2回目のレコーディングを収めたもの、それぞれエルモア・ジェイムズとマディ・ウォーターズが参加していずれもフレッド・ビロウのエイシスがリズムを務めるという豪華メンツ。
この時ジュニアは20歳そこそこ、諸先輩に臆することなく歌いハープを吹く姿は既に大物の予感。後にDelmarkで再演され日本中のブルース小僧を震撼させた"Hoodoo Man Blues"の初演も聴けます。
Junior Wells - The Hoodoo Man (1966)
ジュニアのバンドにマイク・ブルームフィールドとニック・グレイヴナイツが加わった1972年の珍しい映像です。曲は十八番の"Messin With The Kid"
Junior Wells
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