
1,Once in a Blue Moon : High Life/Frankie Miller(Chrysalis) 1CD 1,680円
72年のファースト「Once in a Blue Moon」と74年のセカンド「High Life」の2in1CD。Vivid Soundの企画で東芝がプレスしたものですが買い逃していてさがしていたものをやっと見つけました。
ファーストはブリンズレイ・シュワルツをバックにしたもの。ブリンズレイとしては3作目の「シルバー・ピストル」と4作目の「ナーヴァス・オン・ザ・ロード」を出した時期。フランキーのR&Bルーツの塩辛いボーカルをシンプルながら英国風味のザ・バンド的サウンドが好サポート。いや、最高です。
ブリンズレイの01年に出たBBC録音を集めたCD「What is so Funny About Peace Love & Understanding?」(Hux Records)で73年1月のブリンズレイをバックにしたフランキーのスタジオ・ライヴが4曲聴けます。
また、ブリンズレイをバックにしたアルバムというと前年71年に作られたアーニー・グレアムのアルバムが忘れられませんね。
セカンドは渡米してアラン・トゥーサンにアレンジとプロデュースを任せたものでファーストのシンプルさから一転のニューオリンズ・サウンド。あのトゥーサン独特のホーン・サウンド(ミーターズとかドクター・ジョンとかで聴けるアレです)をバックにこれまた聴き応え充分のアルバム。
このフランキー・ミラー、80年代に入るとまるでAORシンガーになってしまって興味の持てないアルバムを連発しますが、この2枚は稀有なシンガーが残した好き者には堪えられない名盤だと思います。
フランキーが歌うウィルソン・ピケットのIf You Need Meはこちらで。

当時のブりンズレイとのライブが聴けるCD
72年のファースト「Once in a Blue Moon」と74年のセカンド「High Life」の2in1CD。Vivid Soundの企画で東芝がプレスしたものですが買い逃していてさがしていたものをやっと見つけました。
ファーストはブリンズレイ・シュワルツをバックにしたもの。ブリンズレイとしては3作目の「シルバー・ピストル」と4作目の「ナーヴァス・オン・ザ・ロード」を出した時期。フランキーのR&Bルーツの塩辛いボーカルをシンプルながら英国風味のザ・バンド的サウンドが好サポート。いや、最高です。
ブリンズレイの01年に出たBBC録音を集めたCD「What is so Funny About Peace Love & Understanding?」(Hux Records)で73年1月のブリンズレイをバックにしたフランキーのスタジオ・ライヴが4曲聴けます。
また、ブリンズレイをバックにしたアルバムというと前年71年に作られたアーニー・グレアムのアルバムが忘れられませんね。
セカンドは渡米してアラン・トゥーサンにアレンジとプロデュースを任せたものでファーストのシンプルさから一転のニューオリンズ・サウンド。あのトゥーサン独特のホーン・サウンド(ミーターズとかドクター・ジョンとかで聴けるアレです)をバックにこれまた聴き応え充分のアルバム。
このフランキー・ミラー、80年代に入るとまるでAORシンガーになってしまって興味の持てないアルバムを連発しますが、この2枚は稀有なシンガーが残した好き者には堪えられない名盤だと思います。
フランキーが歌うウィルソン・ピケットのIf You Need Meはこちらで。

当時のブりンズレイとのライブが聴けるCD

2in1 ではありませんが、各アルバムとも数曲のボーナスが入っています。
High Life のボーナスには、If You Need Me のライブが入っています。
今年は、未発表になっていた作品を集めた Long Way Home というアルバムも出ました。
上記に貼った"If You Need Me"の映像リンクが切れていました、失礼しました、修正済みです。