最近買ったシングルをランダムに。
Bottle of Wine b/w Can't See I'm Tryin' / The Fireballs (Atco) 45's 1967
ジミー・ギルマー率いるニューメキシコ出身のR&Rバンド、ファイヤーボールズの大ヒット。1967年に全米7位まで上がりました。日本でもソコソコのヒットに。当時毎週土曜の午後にフジテレビで放送されていた大橋巨泉の「ビートポップス」で流されていたのをかすかに記憶します。クセのあるボーカルとコーラスにポップなガレージロック風サウンド、こりゃー流行るわなの賑やかしサウンド。B面は明らかにブリティッシュビートを意識した曲でこれまたカッコよし。シングルで聴くと一段と映える一枚。
Bottle of Wine (Mono 45 Mix)
Green Grass of Texas b/w Bloody River / The Texan (Infinity) 45's 1961
両面ともにジョニーとドーシーのバーネット兄弟の作、ということでこのテキサンズはロカビリー界の大スター、バーネット兄弟の別名。ポップなロカビリーを期待したのですが、何とも涼し気なインストナンバーでした。1961年Hot100の100位にランクされたそう。入手盤は汚れ具合からしてリプロかも。
The Texans - Green Grass Of Texas (1961)
Reason to Believe b/w The Girl That Stood Beside Me / Bobby Darlin (Atrantic) 45's 1966
これは嬉しいシングル、1965年にティム・ハーディンが発表した名曲で大好きな"Reason to Believe"のボビー・ダーリンによるカバー、このブログで少し前に取り上げたスコット・マッケンジーのファーストアルバムでも歌われていました。さすがビッグスターのボビー・ダーリン、さりげなくも豪華なストリングスを加えた素晴らしいアレンジ。B面も同趣向フォーク仕立ての佳曲。しかし、この"Reason to Believe"のカバーってどんだけ存在するのだろう、軽く30はあるような。いやもう、大好きです、この曲。
Reason to Believe
Indian Lake b/w Newspaper Blanket / The Cowsills (MGM) 1968
"雨に消えた初恋"でお馴染みファミリーグループ、カウシルズの1968年に全米6位まで上がった大ヒット曲。これまた大橋巨泉「ビートポップス」を思い出します。B面は打って変わった哀愁のマイナーポップナンバー、素晴らしいストリングスオケのアレンジに惚れ惚れします。
The Cowsills - Indian Lake (1968)
Newspaper Blanket
Good Morning Captain (Muleskinner Blues) b/w 21 Years / Joe D. Gibson (Tetra Records) 45's 1957
アップテンポのロカビリーのカントリーミュージック風味、所謂ヒルビリーミュージックのシングル、1957年の作。
JOE D GIBSON - GOOD MORNING CAPTAIN - 21 YEARS - TETRA 4450
Silver Threade and Golden Needles b/w Aunt Rhody / The Springfields (Philips) 45's 1962
あのダスティ・スプリングフィールドの実兄トム・スプリンフィールドが参加していたフォークトリオ、スプリンフィールズの1962年全米20位まで上がったヒットシングル"金の糸と銀の針"。元々は56年ワンダ・ジャクソンのヒット曲ですが、私を含めて一般的にはリンダ・ロンシュタットで知られるのでは。上で取り上げたカウシルズもシングルカットしていました、珍しいところではグレイトフル・デッドもライヴで取り上げていました。
で、このスプリングフィールズのヴァージョンは弟分のシーカーズを想起させるコーラスなのですが、後にトム・スプリングフィールドはシーカーズに多くの曲を提供するようになるので、なるほどと。
The Springfields "Silver Threads & Golden Needles" Enhanced Audio
Linda Ronstadt with Eagles - Silver Threads & Golden Needles
私の中のC&Wはジョン・フォガティーと彼女
あっリンゴ・スターも(笑)
uniさん、マイク・ネスミスもじゃないですか? とか云ったりして(笑)