![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/6e/e53274f14f42eb8faa59871c3dbb2f25.jpg)
1,Gypsy Cry/Attila Zoller (Embryo) 1LP 413円
ハンガリー出身のギタリストが70年に元ボスのハービー・マンがやっていたレーベルEmbryoに残した一作。
1曲目のテーマからしてモロにウエス・モンゴメリー流儀のオクターブ奏法が聴こえてきて、あれっ? となりますがタイトルが"Wild Wild Wes"でそれも納得。60年代の録音では結構フリーキーな音楽を演っていた記憶があるのですが、ここでは意外なほどオーソドックス。が、出自であるジプシー音楽を想起するアルバムタイトル「Gypsy Cry」をはじめ東欧のトラディショナル風味がそこかしこ。ユニークな仕上がりになっています。
基本はハービー・ハンコックを含むピアノトリオのバック、曲によってルー・タバキンがタロガトなるリード楽器を吹いて独特のサウンドに貢献しています。同じくEmbryoからのミラスラフ・ヴィトウスの「限りなき探究」でも素晴らしいエレピのプレイが聴けたハービー・ハンコック、ここでもキマッています。
ウン十年前にワーナー・パイオニア盤を買って聴いていたもののいつの間にか手を離れて、今回米盤が安かったので購入したもの。日本語ライナー付いていましたので日本グラモフォンが販売していた輸入盤ですね。
![Zoller](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/60/4b173c057ed71357407f7eda6f64fd96.jpg)
Attila Zoller - Wild Wild Wes
Attila Zoller - At Twilight
2,Charlie Mingus,Dexter Gordon plus a Chaming Item by Charlie Parker (J For Jazz) 1LP 200円
70年代にOzoneとかAltoとかSession Discとかのレーベル名でめちゃくちゃ出回った放送録音(所謂ボリス・ローズ・コレクション)を元にしたBootleg。本盤もその類。3人の名が並びますが、共演ではなく3種のセッションを収めたもの。
聴きものは4曲聴けるデクスター・ゴードン、カルテットによる1970年録音、Prestigeに「Tower of Power」とか「The Panther! 」とかの快作を残していた時期でライヴ録音ということもあってより熱い演奏が聴けます。ミンガスは62年のバードランド出演時のもの、フロントがリチャード・ウィリアムス、チャールズ・マクファーソン、ブッカー・アーヴィンという時期、ピアノは秋吉敏子さん。3曲入っていますがいかんせん短すぎ。
オマケ的に入っているパーカーはここでは"Azeba"とタイトルされる1曲のみ収録。聴けばこれは"Anthoropology"で、レッド・ロドニー、J.J.ジョンソンとの50年2月のバードランド録音だと思います、音質は極悪。
![J for Jazz](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8a/6f03987143583997b0997c3fe19c4788.jpg)
3,The Voice That Is!/Johnny Hartman (Impulse) 1LP 100円
男性ボーカルものに疎い私としてはジョニー・ハートマンといえばその音はもうコルトレーンとの共演盤以外に思い浮かびません。本盤はその共演盤の後の64年録音盤。極渋ギタリストのバリー・ガルブレイスが中心となったカルテットとオーケストラの二つのバックでビロードのようなミッドナイト・ボーカルが聴けます。もう一枚のImpulse盤も欲しくなりました、たまにはいいですね、こんな一枚も。
入手盤は70年代に出ていた日本コロンビア盤。
![Hartman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/07/65a6cc0d0a36de4dd8cc0c875cb90029.jpg)
Johnny Hartman - Waltz for Debbie 1964
4,First Time!: The Count Meets The Duke/Duke Ellington and Count Basie (Columbia) 1LP 100円
カウント・ベイシーとデューク・エリントン、夫々の自らのオーケストラを率いての共演盤。その昔、ジャズを聴き始めた頃にビッグ・バンドを聴くならこれだよと教わってジャズ喫茶でリクエスト、見事轟沈したのを思い出します、当時はまだスィング・ジャズの機微なんぞ判りようもないもの。因みに当時一番気に入ったビッグ・バンドものはオリバー・ネルソンのImpulse盤「Live from Los Angels」、でした。
ということで62年の夢の共演盤、今聴けば相当楽しい一枚、気楽に聴けるスィング・ビッグ・バンドとしては傑出しているのかな。それぞれの十八番"Jumpin' At The Woodside" "Take The A Train"もバッチリ聴けるし。
入手盤はレイト・プレスの米盤。
![First Time!](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1b/d689c16a8d404f26b46f66556ca430f2.jpg)
Count Basie & Duke Ellington: Battle Royal
Duke Ellington & Count Basie - Take The "A" Train
ハンガリー出身のギタリストが70年に元ボスのハービー・マンがやっていたレーベルEmbryoに残した一作。
1曲目のテーマからしてモロにウエス・モンゴメリー流儀のオクターブ奏法が聴こえてきて、あれっ? となりますがタイトルが"Wild Wild Wes"でそれも納得。60年代の録音では結構フリーキーな音楽を演っていた記憶があるのですが、ここでは意外なほどオーソドックス。が、出自であるジプシー音楽を想起するアルバムタイトル「Gypsy Cry」をはじめ東欧のトラディショナル風味がそこかしこ。ユニークな仕上がりになっています。
基本はハービー・ハンコックを含むピアノトリオのバック、曲によってルー・タバキンがタロガトなるリード楽器を吹いて独特のサウンドに貢献しています。同じくEmbryoからのミラスラフ・ヴィトウスの「限りなき探究」でも素晴らしいエレピのプレイが聴けたハービー・ハンコック、ここでもキマッています。
ウン十年前にワーナー・パイオニア盤を買って聴いていたもののいつの間にか手を離れて、今回米盤が安かったので購入したもの。日本語ライナー付いていましたので日本グラモフォンが販売していた輸入盤ですね。
![Zoller](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/60/4b173c057ed71357407f7eda6f64fd96.jpg)
Attila Zoller - Wild Wild Wes
Attila Zoller - At Twilight
2,Charlie Mingus,Dexter Gordon plus a Chaming Item by Charlie Parker (J For Jazz) 1LP 200円
70年代にOzoneとかAltoとかSession Discとかのレーベル名でめちゃくちゃ出回った放送録音(所謂ボリス・ローズ・コレクション)を元にしたBootleg。本盤もその類。3人の名が並びますが、共演ではなく3種のセッションを収めたもの。
聴きものは4曲聴けるデクスター・ゴードン、カルテットによる1970年録音、Prestigeに「Tower of Power」とか「The Panther! 」とかの快作を残していた時期でライヴ録音ということもあってより熱い演奏が聴けます。ミンガスは62年のバードランド出演時のもの、フロントがリチャード・ウィリアムス、チャールズ・マクファーソン、ブッカー・アーヴィンという時期、ピアノは秋吉敏子さん。3曲入っていますがいかんせん短すぎ。
オマケ的に入っているパーカーはここでは"Azeba"とタイトルされる1曲のみ収録。聴けばこれは"Anthoropology"で、レッド・ロドニー、J.J.ジョンソンとの50年2月のバードランド録音だと思います、音質は極悪。
![J for Jazz](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8a/6f03987143583997b0997c3fe19c4788.jpg)
3,The Voice That Is!/Johnny Hartman (Impulse) 1LP 100円
男性ボーカルものに疎い私としてはジョニー・ハートマンといえばその音はもうコルトレーンとの共演盤以外に思い浮かびません。本盤はその共演盤の後の64年録音盤。極渋ギタリストのバリー・ガルブレイスが中心となったカルテットとオーケストラの二つのバックでビロードのようなミッドナイト・ボーカルが聴けます。もう一枚のImpulse盤も欲しくなりました、たまにはいいですね、こんな一枚も。
入手盤は70年代に出ていた日本コロンビア盤。
![Hartman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/07/65a6cc0d0a36de4dd8cc0c875cb90029.jpg)
Johnny Hartman - Waltz for Debbie 1964
4,First Time!: The Count Meets The Duke/Duke Ellington and Count Basie (Columbia) 1LP 100円
カウント・ベイシーとデューク・エリントン、夫々の自らのオーケストラを率いての共演盤。その昔、ジャズを聴き始めた頃にビッグ・バンドを聴くならこれだよと教わってジャズ喫茶でリクエスト、見事轟沈したのを思い出します、当時はまだスィング・ジャズの機微なんぞ判りようもないもの。因みに当時一番気に入ったビッグ・バンドものはオリバー・ネルソンのImpulse盤「Live from Los Angels」、でした。
ということで62年の夢の共演盤、今聴けば相当楽しい一枚、気楽に聴けるスィング・ビッグ・バンドとしては傑出しているのかな。それぞれの十八番"Jumpin' At The Woodside" "Take The A Train"もバッチリ聴けるし。
入手盤はレイト・プレスの米盤。
![First Time!](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1b/d689c16a8d404f26b46f66556ca430f2.jpg)
Count Basie & Duke Ellington: Battle Royal
Duke Ellington & Count Basie - Take The "A" Train
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます