1,Teenager's Dreams : The Best of Harlem Vocal Groups Vol.1(P-vine) 1CD 864円
50'sN.Y.のDoo-Wopシーンで大活躍していたプロデューサーのボビー&ダニーのロビンソン兄弟。その運営していたレーベル(Robin,Fire,Whirlin Disc,Fury,Red Robin,Holiday etc)からリリースされていたDoo-Wopはもう垂涎の的。
そんなDoo-WopをP-Viveが「The Best of Harlem Vocal Groups」の名のもとに3枚のCDにまとめリリースしていたのが1990年。リリース当初は買い逃してVol.3を見つけたのが2005年、Vol.2が2006年。そしてついにVol.1を見つけたのがつい先日の2015年。もとのリリースから25年を経てやっとそのシリーズ3枚が揃いました(と大仰にいうほどのものでもないのですが(笑))。
Vol.2はこちらで、Vol.3はこちらで取り上げております。
で 本盤Vol.1、フランキー・ライモンとティーンエイジャーズの大ヒットを受けて柳の下の何とかを狙って雨後の竹の子の如く登場した(というか登場させた)チャイルド・ボイスを売りにしFuryレーベルに残されたティーンエイジャー・グループを集めたのが本盤。
ボビー・ロビンソンが第2のティーンエイジャースのサウンドを最も意識してヒットを狙ったグループのルイス・ライモン&ティーン・コーズと、同様に力を入れて売り出したとても女の子とは思えない声と歌唱を持つPerl McKinnionをリードボーカルに据えたコダックスをメインに、一発勝負のリトル・ボビー・リヴェラとヘムロックスとフランキ・ライモン・ファミリーのティミー・ライモンがリードをとる61年録音のテラーズを加えた編集。ということで1956から57年に集中していたティーン・グループDoo-Wopが楽しめます。
本盤を聴くとフランキー・ライモン&ティーンエイジャーズが如何に突出していたかが逆によーく分かってしまうという皮肉も。ボーカルのコク、コーラス/ハーモニーの迫力/重量感、やっぱり圧倒的ですね。
01.Lewis Lymon And The Teenchords Your Last Chance
02.Lewis Lymon And The Teenchords I'm So Happy
03.Lewis Lymon And The Teenchords Lydia
04.Lewis Lymon And The Teenchords Honey Honey
05.Lewis Lymon And The Teenchords Please Tell The Angels
06.The Kodaks Make Believe World
07.The Kodaks Oh Gee, Oh Gosh
08.The Kodaks Teenager's Dream
09.The Kodaks Kingless Castle
10.The Kodaks Run Around Baby
11.The Kodaks Little Boy And Girl
12.The Tellers I Want To Run To You
13.The Tellers Tears Fell From My Eyes
14.Little Bobby Rivera And The Hemlocks Coralee
ティーン・コーズもコダックスもRelicからリリースされた単独LPをこちらで取り上げております。
Lewis Lymon & The Teenchords!!!! Your Last Chance
Kodaks aka Kodoks - Oh Gee, oh gosh / Make believe worlds - Fury 1015 - 1957
TELLERS- I WANNA RUN TO YOU
LITTLE BOBBY RIVERA & THE HEMLOCKS- CORALEE
50'sN.Y.のDoo-Wopシーンで大活躍していたプロデューサーのボビー&ダニーのロビンソン兄弟。その運営していたレーベル(Robin,Fire,Whirlin Disc,Fury,Red Robin,Holiday etc)からリリースされていたDoo-Wopはもう垂涎の的。
そんなDoo-WopをP-Viveが「The Best of Harlem Vocal Groups」の名のもとに3枚のCDにまとめリリースしていたのが1990年。リリース当初は買い逃してVol.3を見つけたのが2005年、Vol.2が2006年。そしてついにVol.1を見つけたのがつい先日の2015年。もとのリリースから25年を経てやっとそのシリーズ3枚が揃いました(と大仰にいうほどのものでもないのですが(笑))。
Vol.2はこちらで、Vol.3はこちらで取り上げております。
で 本盤Vol.1、フランキー・ライモンとティーンエイジャーズの大ヒットを受けて柳の下の何とかを狙って雨後の竹の子の如く登場した(というか登場させた)チャイルド・ボイスを売りにしFuryレーベルに残されたティーンエイジャー・グループを集めたのが本盤。
ボビー・ロビンソンが第2のティーンエイジャースのサウンドを最も意識してヒットを狙ったグループのルイス・ライモン&ティーン・コーズと、同様に力を入れて売り出したとても女の子とは思えない声と歌唱を持つPerl McKinnionをリードボーカルに据えたコダックスをメインに、一発勝負のリトル・ボビー・リヴェラとヘムロックスとフランキ・ライモン・ファミリーのティミー・ライモンがリードをとる61年録音のテラーズを加えた編集。ということで1956から57年に集中していたティーン・グループDoo-Wopが楽しめます。
本盤を聴くとフランキー・ライモン&ティーンエイジャーズが如何に突出していたかが逆によーく分かってしまうという皮肉も。ボーカルのコク、コーラス/ハーモニーの迫力/重量感、やっぱり圧倒的ですね。
01.Lewis Lymon And The Teenchords Your Last Chance
02.Lewis Lymon And The Teenchords I'm So Happy
03.Lewis Lymon And The Teenchords Lydia
04.Lewis Lymon And The Teenchords Honey Honey
05.Lewis Lymon And The Teenchords Please Tell The Angels
06.The Kodaks Make Believe World
07.The Kodaks Oh Gee, Oh Gosh
08.The Kodaks Teenager's Dream
09.The Kodaks Kingless Castle
10.The Kodaks Run Around Baby
11.The Kodaks Little Boy And Girl
12.The Tellers I Want To Run To You
13.The Tellers Tears Fell From My Eyes
14.Little Bobby Rivera And The Hemlocks Coralee
ティーン・コーズもコダックスもRelicからリリースされた単独LPをこちらで取り上げております。
Lewis Lymon & The Teenchords!!!! Your Last Chance
Kodaks aka Kodoks - Oh Gee, oh gosh / Make believe worlds - Fury 1015 - 1957
TELLERS- I WANNA RUN TO YOU
LITTLE BOBBY RIVERA & THE HEMLOCKS- CORALEE
ボビー・ロビンソンってやり方は荒っぽくも真のプロデューサーだったのでしょうね、Doo-Wopから20年近くも経った70年代後半にはGrandmaster FlashとかをEnjoyレーベルでデビューさせヒップホップの先駆けをやっちゃうのですから。
しかし、お書きいただいた逸話は思わず苦笑ですね、ボビー・ロビンソンなら/この時期のボーカルグループ人気なら、さもありなんと思います、ほぼ真実のような気がします。
確かボビー・ロビンソンだったと思いますが、スタディオ代が惜しくてAグループが録音中Bグループを外に待たせておいて立て続けに録音しまくったとか。他にも公演やストリートで歌っている連中をそのままスタディオに連れて行って録音したとか、真偽は定かならずとも当時のヴォーカル・グループ・ブームの凄まじさを思わせる逸話です。