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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Blossom Toes - Brian Auger

2014年12月19日 | 60's,70's Rock
1,the Psychedelic Sound of Blossom Toes : Live 1967 (Toes Records) 1LP 1,175円
1967年に結成、1969年に解散するまでにジョルジオ・ゴメルスキーのマーマレイド・レーベルに「We Are Ever So Clean」「If Only For A Moment」2枚のオリジナル・アルバム残して消えた短命バンド。その2枚はカラフルなサイケ/ポップ・アルバムとして名高く、早くからCD化されていたこともあってその筋のファンにはお馴染みのものですね。

で 本盤。はじめて見かけたのはまだアナログレコードが主流だった80年代後半だったはず。当時はマーマレードからのオリジナル・アルバムもリプロ盤が出回っていてそのおかげで既にこのバンドの音は聴いていたので大いにこの如何にも怪しいライヴ盤にも惹かれたのですが、なんせ高くて(3千円超え)手が出ませんでした.......と、そんなことを今でも覚えているくらいこのライヴ盤は印象に強かったのです。そこから30年の時を経てやっと我が手に。ただ今回入手盤はリプロのような気もするのですが。

スエーデンで作られたという話もある非公式盤で、67年、よってファースト・アルバムの前後に録られたライヴ録音を収めたもの。くぐもった音質(でもステレオ録音です)が時代を感じさせますが、スタジオ録音には無いフリーキーで長尺な演奏でよりサイケ度は高し。中でもB面を占める16分に渡る"Captain Trip"の徐々に落っこちていく演奏は圧巻!
近年Sunbeamレーベルから「Love Bomb -Live 1967-69」なるアルバムが出ていて67年のライヴが聴けるようですが同じものなのかどうかは?です。

Side A
1,Listen To The Silence
2,Hang On To A Dream
3,Long Ago
4,Electricitiy
Side B
1,Captain Trip

Blossom Toes


Blossom Toes - "Listen To The Silence" Live at Klubb Filips 1967


Blossom Toes - 2 songs








2,Seach Party/Brian Auger (Heafirst) 1LP 100円
ブライアン・オーガーの81年盤。アメリカ録音ですが、オブリビオン・エクスプレスの流れを汲む良質なフュージョン。ハービー・ハンコックとかジョン・マクラフリンとかビリー・コブハムを想起。中々にハイテンションな演奏でかっこよし、です。

Side A
1,Planet Earth Calling
2,Red Alert
3,Sea Of Tranquility
Side B
1,Voyager 3
2,I'm Gone
3,Golden Gate

Brian Auger

Brian Auger

Sea of Tranquility - Brian Auger

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4 コメント

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まあ、一応 (通りすがり)
2014-12-19 20:29:41
Blossom Toes にも参加した (?) Kevin Westlake の
Stars Fade (In Hotel Rooms)
をたまに聴いています。
こちらは、Slim Chance な流れのつくりではありますけれど...
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私はと云えば (Jahking@管理人)
2014-12-19 21:09:22
ブロッサムの後、Family~StudとJohn Weiderと共に渡り歩くJimCreganが気になります。
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Unknown (しみへん)
2014-12-20 07:53:44
「Love Bomb -Live 1967-69」は1967年8月26日のストックホルムなので、同じ時のモノかもしれませんが、A2,3は収録されていません。同曲異タイトルという可能性もあるかもしれませんが、どっちにしても気になります。
「Love Bomb -Live 1967-69」のすぐに後に出た「WHAT ON EARTH - DEMOS & OUTTAKES 1967-69」は気になりつつもいまだ入手出来ず。

このライヴや2ndを聴くと、これらの方が本来の姿で、pop感のある名盤の1stの方が時流に合わせたものではないかと思ってしまいます。まあ内容はそんなこと拘らず素晴らしいですけど。

Jim Cregan。更にはCockney Rebel 。こっちは曲調もなんとなくblossom toesに似ている気がしますが・・・?。
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Toes (Jahking@管理人)
2014-12-20 09:22:31
このライヴとかyoutubeにあるライヴ映像をみると小細工も多い1枚目は確かにプロダクションされ過ぎていたかなと思いますね。仰る通り時流に合わせたのでしょう(が、今聴けばそこがまた面白いところなのですね)。

当時は大して売れず短命に終わったバンドが時を経て再評価されて映像も未発表の音も掘り起こされる.........、で そんなバンドがウジャウジャいいた、あの時代のイギリス音楽界。何かとっても眩しいです。
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