Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

笠井紀美子 1976

2011年03月27日 | Jazz
1,We Can Fall in Love/笠井紀美子 (CBS Sony) 1LP 100円
テオ・マセロのプロデュース、リチャード・エヴァンスのアレンジというシカゴ録音、1976年リリース盤。かつても書いている通り一番親しんでいたアルバムは峰厚介とのTBM盤「Yellow Carcass In The Blue」ですが、次が本盤。今回購入して久し振りに聴いたら何と何と驚くほどキッチリ覚えていました。ハシリ・フュージョン仕立てでディスコでもいけそうなタイトル曲が鮮烈。ボーカルの線の細さと如何にも日本人の英語は相変わらずながら、実に良く出来た和み盤ですね。

検索しても出てこないのですが、こんな有名盤がひょっとして未CD化? 少なくとも今は手に入らない様。ダメでしょう、それじゃ。

実に色っぽいジャケ写は篠山紀信によるもの。


Side-A
1 WE CAN FALL IN LOVE
2 IN COMMON
3 LOVE DON'T LOVE NOBODY
4 THIS MASQUERADE

Side B
1 GOD BLESS THE CHILD
2 BEING IN LOVE
3 ALONG THE NILE
4 TODAY, TOMORROW & MORE THAN YESTERDAY

WE CAN FALL IN LOVE / Kimiko Kasai (Audio)


Kimiko Kasai(笠井紀美子) / Along The Nile

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3 コメント

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カップ (uni)
2011-03-28 07:05:16
カップヌードルの歌も歌ってましたね。
変なLDも持ってます(苦笑)
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ジャズ女性歌手 (Gravenites)
2011-03-28 10:59:41
彼女と1980年代以降に出てきたジャズ女性歌手にはおおきな隔たりがあります。これはテクニックとかフィーリングとか英語とか以前の問題でちょっと言葉で説明しにくいですが、アイドルかジャズ歌手のどちらかが、1980年代以降ならそれ以前はもっとジャズに対する真摯な取り組み方を歌手でもしていた気がします。

しかし笠井紀美子が1980年代以降にデビューしたら彼女が1970年代に経験したギル・エバンス、マル・ウォルドロン、テオ・マセロなどの共演は出来なかったでしょう。
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笠井紀美子 (Jahking@管理人)
2011-03-28 20:50:56
Gravenitesさん
80年代に出てきた阿川某とか中本某とかを思い起こせば仰ることは理解できます。ただ、これはボーカルに限らずジャズ界全体に云えるような気もします。

uniさん
笠井紀美子もお好きのようですね。変なLDって? 面白そう。
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