
1,Oriental Live and Living/James Carr (Cold Wax) 1LP 420円
71年にAtranticからシングル"Hold On"を出した以降、まったく音沙汰のなかったジェイムズ・カーが77年に復活し、その勢いで翌年に来日公演まで果たしてしまったのはもう30年も前の出来事。ヴィヴィッドから例のGold Wax盤が再発されその余りの凄さにぶっ飛んだ直後のことだったからでしょう、そんな以前の事にも関わらず今でも「驚きの記憶」としてしっかりと頭の中に残っています(但し、その公演には行けなかったのですが)。
本盤は何とその来日公演の客席録り所謂オーディエンス録音をLP化したBootlegです。
レーベルはGold WaxのロゴまでもパクッたCold Wax、ジャケ裏にはRoosevelt Jamison KRJT-Radioのクレジットで如何にもそれらしい英文ライナー・ノーツが載っていますが勿論これもでっち上げ。「James Carr 1942-2001」との表記があるので02年以降に出されたものでしょう。
Side A
1,Losing Game
2,Love Attack
3,Coming Back To Me Baby
4,For Your Precious Love
5,I Can't Turn You Loose
6,You've Got My Mind Messed Up
Side B
1,Freedom Train
2,The Dark End Of The Street
3,To Love Somebody
4,Lovable Girl
5,Pouring Water On A Drowning Man
6,Losing Game
代表曲を歌っているし、スタジオ録音は残していない"For Your Precious Love"や"I Can't Turn You Loose"なんて有名曲が聴けるし、何よりあのジェイムズ・カーのステージ模様が聴けるわけですが、うーん、いくらBoot好きの私でも微妙な思いに駆られるLPです。
ファンならご存知の通りこのときのジェイムズ・カーは明らかに体調を崩しており(写真を見ただけでもそれは伺えました)当時の雑誌等でも往年の凄さはまったく無い抜け殻状態だったといった批判的な評ばかりでした。
いざ聴いてみれば「抜け殻状態」というのは云い過ぎで大歓声に乗せられたのでしょう、氏は頑張って歌っています、ですが思うように声が出ず平坦で起伏が無いものになってしまっているのは事実ですし痛々しささえも感じるものでありました。
あのレイト・グレート・ジェイムズ・カーの当時ボロクソに云われていた公演を聴きたいと思う人がどれだけいるのか? 事実確認をしたいと思う人がどれだけいるのか? やっぱこんなの出しちゃ不味かった、酷ですよ。安かったので買ってはみたものの私もこのLPはもう聴かないでしょう。
久し振りにVividからのLPを引っ張り出してきたらこんなチラシが入っていました。芽瑠璃堂で買ったときにもらったものですね。
71年にAtranticからシングル"Hold On"を出した以降、まったく音沙汰のなかったジェイムズ・カーが77年に復活し、その勢いで翌年に来日公演まで果たしてしまったのはもう30年も前の出来事。ヴィヴィッドから例のGold Wax盤が再発されその余りの凄さにぶっ飛んだ直後のことだったからでしょう、そんな以前の事にも関わらず今でも「驚きの記憶」としてしっかりと頭の中に残っています(但し、その公演には行けなかったのですが)。
本盤は何とその来日公演の客席録り所謂オーディエンス録音をLP化したBootlegです。
レーベルはGold WaxのロゴまでもパクッたCold Wax、ジャケ裏にはRoosevelt Jamison KRJT-Radioのクレジットで如何にもそれらしい英文ライナー・ノーツが載っていますが勿論これもでっち上げ。「James Carr 1942-2001」との表記があるので02年以降に出されたものでしょう。
Side A
1,Losing Game
2,Love Attack
3,Coming Back To Me Baby
4,For Your Precious Love
5,I Can't Turn You Loose
6,You've Got My Mind Messed Up
Side B
1,Freedom Train
2,The Dark End Of The Street
3,To Love Somebody
4,Lovable Girl
5,Pouring Water On A Drowning Man
6,Losing Game
代表曲を歌っているし、スタジオ録音は残していない"For Your Precious Love"や"I Can't Turn You Loose"なんて有名曲が聴けるし、何よりあのジェイムズ・カーのステージ模様が聴けるわけですが、うーん、いくらBoot好きの私でも微妙な思いに駆られるLPです。
ファンならご存知の通りこのときのジェイムズ・カーは明らかに体調を崩しており(写真を見ただけでもそれは伺えました)当時の雑誌等でも往年の凄さはまったく無い抜け殻状態だったといった批判的な評ばかりでした。
いざ聴いてみれば「抜け殻状態」というのは云い過ぎで大歓声に乗せられたのでしょう、氏は頑張って歌っています、ですが思うように声が出ず平坦で起伏が無いものになってしまっているのは事実ですし痛々しささえも感じるものでありました。
あのレイト・グレート・ジェイムズ・カーの当時ボロクソに云われていた公演を聴きたいと思う人がどれだけいるのか? 事実確認をしたいと思う人がどれだけいるのか? やっぱこんなの出しちゃ不味かった、酷ですよ。安かったので買ってはみたものの私もこのLPはもう聴かないでしょう。
久し振りにVividからのLPを引っ張り出してきたらこんなチラシが入っていました。芽瑠璃堂で買ったときにもらったものですね。

30年前は日本人が...
感慨深いです。
最近ズーニーブーを聞いて
見直しているところです(笑)