Bergendy

1,same/Bergendy (Pepita) 1LP 430円
東欧はハンガリーのブラス・ロック・バンド1971年のアルバム。
大迫力のジャケ写が如何にも70'sジャズロックしていて興味を覚えレジへ。お店の人曰く、「盤質がイマイチなのでこの値で出すけど、状態良ければ結構高いっすよこれ」とか弱いとこ突かれて購入。なんでもハンガリーでは大人気だったジャズロックバンドだったとか。

帰って聴いてみれば見た目ほど盤質は悪くなく充分な状態、ネットで検索してみれば確かにその手のショップでは結構な値がついていて得した気分。

で　肝心の中身は重いドラムス、ベースに乗ってブラスが咆哮する正しく所謂ブラスロック、但し11曲も入っての小品揃いの為ジャケ写から想像したようなブラスのインプロの嵐となるようなことはなくポップな曲が多かったりしてチト意外でした。
ハモンド・オルガンも入ってシカゴやBS＆Tにヒント/影響を得ていることは間違いないのですが、特有の哀愁メロディとハンガリー語(ですよね？)、独特の録音音像で全体の印象は聴きなれた英米バンドのものとはまるで違って新鮮に聴こえました。

勝手に思うに、本国ではメジャーなバンドでレコードではポップさを全面に出した曲も演らねばならなかった......、が　実際のステージではプログレ/ジャズ色をも打ち出した長尺曲を延々と演っていた.....と　そんな気がしたのですが。下記に貼ったYou Tube映像を見るとそうでもないのかな。

こんなページがありました。





Bergendy - 1976 Ma lesz a holnap tegnapja