Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

American Rock LP's

2006年10月09日 | 60's,70's Rock
ということで、またまたアメリカン・ロックの安物LPです。

1,Thought of Moving on/Lighthouse(Evolution) 1LP 100円
アメリカン・ロックをといいつつのっけからカナダのバンドです。ドラマー、スキップ・プロコップ率いるブラス&ストリングスを加えた大所帯バンド、RCAからデビューしてEvolutionに移籍した71年の通算たぶん5枚目のアルバム。デビュー当初はその大編成のダイナミズムが捉えられていなかった印象があるのですが、本盤では所謂ブラス・ロック・サウンドになっています。そう、B.S.&T.とかシカゴとかのあのサウンドに。

lighthouse1lighthouse2

2,Dos/Malo(WB) 1LP 300円
カルロスの弟ホルヘ・サンタナが率いたマロの72年の2枚目。サンタナから抹香臭さを抜いてよりラテン色を濃くしたバンドといえばいいでしょうか。1曲目"Momotombo"(この曲、昔何かのテーマに使われていなかったかな?)からもう飛ばしまくり。メチャ・かっこよし。
どーでもいーことですがこのジャケットのタイトルとバンド・ロゴはエンボス加工されていたのですね、なかなか良い出来です。

malo dos

3,same/American Flyer(UA) 1LP 100円
これは勿論再購入盤。クレイグ・フラー、エリック・カズ、スティーブ・カッツ、ダグ・ユールというオール・スター・バンド。本当に久し振りに聴いたら1曲目"Light og Your Light"でのエリック・カズの歌が流れてきた瞬間にあの頃にフラッシュ・バック。やられました。
でもこのアルバム、バンドというより4人のショー・ケース・アルバムに聴こえるのですが、どうなんでしょう。もう一枚アルバム出ていてそれも持っていましたが、それもこうでしたっけ? 確か2in1のCDもでていたはずです。

どうしてブルース・マグース、ブルース・プロジェクトにヴェルベット・ウンダーグラウンド出身という凄い経歴のこの4人が集まったのだろうと素朴に思っていましたが、皆さんニューヨークのコーヒー・ハウスで歌っていたフォーク・シンガー上がりというのが共通点なんですね。

American FlyreAmerican Flyer2

4,same/Bones(Sign Post) 1LP 100円
南カルフォルニア出身の4人組の72年の唯一のアルバム。ステイツサイド・レーベルで出た東芝盤です。
なんでもここで取り上げたthe Peppermint Trolley Company の後進バンドらしいです。また主要メンバーのケイシーとジミーのファラガー兄弟はその後The Faragher Brothersとしてアルバムをだしているそうです。
で 本盤ですがこれがなんとも平均的というか個性がないというかのロック・バンド。ライナー(かまち潤氏)も困ったらしくロックン・ロール・リバイバルのブームについて延々書いて最後にこのバンドに無理やりこじつけております。云うほどオールドR&Rのサウンドとも思えないのですがね。

Bones

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2 コメント

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> American Flyer (通りすがり)
2006-10-10 17:19:44
国内盤 (東芝 LLS-80688) を持っています。

こちらは、見開きではありません。

掲載写真を閉じた格好のジャケットです。

解説は、天辰保文氏。



1枚目も2枚目も同じような感じですが、

2枚目には、Eric Kaz フォロワーの

Linda Ronstadt や Tracy Nelson が参加しています。



> バンドというより4人のショー・ケース・アルバム

多分、そうでしょうね。



> 2in1のCD

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1923322



補足、プロデュースは、George Martin ですね。
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Re:American Flyer (Jahking@管理人)
2006-10-10 22:41:42
私が買ったのは米盤ですが、これもシングル・ジャケです。上記画像は表裏を並べてのせただけです、紛らわしくてすいませんです。(因みにその上に載せたLighthouseはホントに見開きジャケです)



実は今日もいつも行くレコ屋でセカンドLPが500円で売っていました。ちょっと悩んだのですがそのうちにCDで買おうかと思っております。



>プロデュースは、George Martin ですね。

そうそう、これには驚きました。
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