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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Arthur Doyle,Takashi Mizutani, Sabu Toyozumi 1997

2014年09月25日 | Jazz
1, Live In Japan 1997/Arthur Doyle,Takashi Mizutani, Sabu Toyozumi (Qbico) 2LP 2,983円
フリージャズの黒人サックス奏者アーサー・ドイルが97年の来日時に裸のラリーズの水谷孝とドラマー豊住芳三郎の二人と吉祥寺マンダラ2で共演した際のライヴ録音盤。イタリアのフリー・ミュージック専門のレーベルQbicoから2003年にリリースされた2枚組LP。 

曲によって表情が大きく変わるこのトリオ演奏、飽きさせません、三様のフリー・インプロヴィゼイションが続く中からサックスがコルトレーンを彷彿とさせるスピリチュアルな演奏になったり、激しいロックビートに水谷氏の激情ギターが絡んでみたり。豊住氏のスケールの大きなドラムスが全体を大きく抱擁、時に引き締めている感。

尚、この時の演奏が水谷氏が公の場に姿を現した最後だった由。

Side A
1,Nov.8th Or 9th, I Can't Remember When
Side B
1,Alabama And Mississippi Reunited
Side C
1,I Pass, Then Resist
2,I'd Live In Her World, Then Without Her In Mine
Side D
1,Love Heat
2,Joy

Arthur Doyle (ts,fl,voice)
Takashi Mizutani (g)
Sabu Toyozumi (ds)

Live at MANDA-LA2 14.Nov 1997

思えば、このブログで裸のラリーズのブツを真正面から取り上げたことはなかったような気がします、それなりに惹かれるところがあって実は結構CDを買っていたりするのですが、惹かれながらも反面その反発もあって未だに自分の中でその存在が確たるものとなって消化されておらずそれを文字に起こすことが困難なためにスルーしてきた次第です。
フリーインプロヴァイザー・ギタリストとしての水谷氏はやはり素晴らしく、それに徹した本盤での演奏は何の迷いも無く聴くことが出来ました。

Doyle

Doyle


Arthur Doyle, Takashi Mizutani and Sabu Toyozumi: I'd Live in Her World, Then Live Without Her in M


Alabama And Mississippi Reunited ARTHUR DOYLE (1997Japan-audio)



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2 コメント

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オフィシャルCD収録の (ADO)
2014-09-26 18:58:16
Smoking Cigarette Blues みたいな曲もあって新鮮でした。それにしても水谷孝氏は生きているのやら。裸のラリーズといえば昔は個人的なルートでテープダビングしてもらったものですが、今じゃ普通にTSUTAYAで借りれる変な時代になりました。(笑))
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水谷氏 (Jahking@管理人)
2014-09-26 19:33:38
>ADOさん
いや、ほんと、この後なにをしているのでしょうね。ここまで消息が聞こえてこないってのも氏らしいといえばらしいですが。
ラリーズはもう幻でも何でもなくなってしまいましたね。10枚組とか13枚組のCDセットも投げ売りに近い価格であったりして、いやもうほんと隔世の感です。
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