
1,Now and Then/The Five Americans (Abnak) 2LP 525円
あのRhino編纂の「Nuggets」にも選出されガレージ・ファンには66年のワイルドなヒット曲"I See The Light"でお馴染のバンドですね。翌年にはポップに変身し"Western Union"のヒットも残しています、こちらは当時日本盤も出ていました。
そのファイヴ・アメリカンズの69年の4枚目にして最後のアルバム、2枚組の大作です。このアルバムからMichael Rabon & The Five Americans名義になっています。
「Now」と題された1枚目(A,B面)は、1曲目が"I See The Light-69'"とかつてのヒットナンバーをよりハード・ロック風にリメイクしていることからわかるようにハードなギターを全面に出した従来のガレージ/サイケ路線を進化させたサウンド。
「Then」と題された2枚目(C,D面)は打って変わったソフトでポップな路線、ブラス&ストリングス・オーケストラを導入してモンキーズとかタートルズを想起するサウンド。
ということでガレージ・バンドだった彼等がデビューから3年経って正に岐路にたった時期に作られたアルバムでしょう。これはこれで結構楽しめるアルバムなのですが、結局活路は見出せず本盤が最終作となり残念ながらこの後解散と相成ります。

The Five Americans - Western Union
2,Hanky Panky/Tommy James & The Shondells (Roulette) 1LP 525円
1966年の全米ナンバー・ワン・ヒット"Hanky Panky"とか"Crimson and Clover
"、"Mony Mony"のヒットで知られるトミー・ジェイムズ&ションデルスのその大ヒットしたタイトル曲をフューチャーしたファースト・アルバムです。このアルバムは当時日本盤も出ていたので古くからのポップ・ファンにはお馴染ではないかと思います。"ハンキー・パンキー"のシングルもこのジャケ・デザインを流用していたような気もしますし。
J.B.の"I'll go Crazy"とかジュニア・ウォーカーズの"Cleo's Mood"とかファイヴ・デュートーンズの"Shake A Tail Feather"とかのR&Bカバーからもわかるように典型的なクラブ・バンド。躍らせてナンボで鍛えてきたドライブ溢れる演奏は流石の出来。なかなかかっこいいです。
上記に取り上げたファイヴ・アメリカンズ同様、徐々にソフト化し1970年には解散、トミー・ジェイムズはソロ・シンガーの道へと、この手のアメリカン・バンドの典型的な歩みを。
このRouletteのオリジ盤がこのお値段、この手の陰りのないカラッとした60年代のアメリカン・バンドってホント人気ないですねぇ、猫も杓子もサイケ、サイケで。まぁ、判らぬもないのですが。
今また再編活動中のようでオフィシャル・サイトはこちらに。アルバム曲が色々試聴できます。

Tommy James & The Shondells Hanky Panky
あのRhino編纂の「Nuggets」にも選出されガレージ・ファンには66年のワイルドなヒット曲"I See The Light"でお馴染のバンドですね。翌年にはポップに変身し"Western Union"のヒットも残しています、こちらは当時日本盤も出ていました。
そのファイヴ・アメリカンズの69年の4枚目にして最後のアルバム、2枚組の大作です。このアルバムからMichael Rabon & The Five Americans名義になっています。
「Now」と題された1枚目(A,B面)は、1曲目が"I See The Light-69'"とかつてのヒットナンバーをよりハード・ロック風にリメイクしていることからわかるようにハードなギターを全面に出した従来のガレージ/サイケ路線を進化させたサウンド。
「Then」と題された2枚目(C,D面)は打って変わったソフトでポップな路線、ブラス&ストリングス・オーケストラを導入してモンキーズとかタートルズを想起するサウンド。
ということでガレージ・バンドだった彼等がデビューから3年経って正に岐路にたった時期に作られたアルバムでしょう。これはこれで結構楽しめるアルバムなのですが、結局活路は見出せず本盤が最終作となり残念ながらこの後解散と相成ります。

The Five Americans - Western Union
2,Hanky Panky/Tommy James & The Shondells (Roulette) 1LP 525円
1966年の全米ナンバー・ワン・ヒット"Hanky Panky"とか"Crimson and Clover
"、"Mony Mony"のヒットで知られるトミー・ジェイムズ&ションデルスのその大ヒットしたタイトル曲をフューチャーしたファースト・アルバムです。このアルバムは当時日本盤も出ていたので古くからのポップ・ファンにはお馴染ではないかと思います。"ハンキー・パンキー"のシングルもこのジャケ・デザインを流用していたような気もしますし。
J.B.の"I'll go Crazy"とかジュニア・ウォーカーズの"Cleo's Mood"とかファイヴ・デュートーンズの"Shake A Tail Feather"とかのR&Bカバーからもわかるように典型的なクラブ・バンド。躍らせてナンボで鍛えてきたドライブ溢れる演奏は流石の出来。なかなかかっこいいです。
上記に取り上げたファイヴ・アメリカンズ同様、徐々にソフト化し1970年には解散、トミー・ジェイムズはソロ・シンガーの道へと、この手のアメリカン・バンドの典型的な歩みを。
このRouletteのオリジ盤がこのお値段、この手の陰りのないカラッとした60年代のアメリカン・バンドってホント人気ないですねぇ、猫も杓子もサイケ、サイケで。まぁ、判らぬもないのですが。
今また再編活動中のようでオフィシャル・サイトはこちらに。アルバム曲が色々試聴できます。

Tommy James & The Shondells Hanky Panky
Shondellsが日本で紹介された時はシャンデルズでした。その理由はオリジナル名を発音すればお分かりかと思います。彼らのサイケアルバムは”Cellophane Symphony”に尽きますが、トミー・ジェイムズは器用な人で、ヒット曲とサイケっぽいものをうまく使い分け(売り分けて?)ていますね。
彼等のレコードを一貫して出していたのはAbnakなるテキサスのレーベルでした。こういったマイナー・レーベルのものは廃棄されずに倉庫に眠っていることがあり得ると聞いたことがあります、Sealdで出回っているということは正にそんなことなのでしょうか。価格はどのくらいなのでしょう? 気になるところです。
http://www.bsnpubs.com/texas/abnak.html
>Shondells
このバンドはヒット曲以外はほとんど知りません、トミー・ジェイムズのソロを昔買ったことがありますが、まるでソフトでなんじゃこりゃーと即手放したことがあります。その記憶が今も残っていてどうも印象は良くないのです。"Cellophane Symphony”チェックしてみます。
ShondellsのサイケLP盤、あと一枚あります。"Crimson & Clover"で、タイトル曲はかなりヒットしました。ジャケットももろサイケです。
やっぱり、それなりにプレミア価格にはなっているのですね。Sealdなら妥当でしょうか。
検索してみたら"Crimson & Clover"と"Cellophane Symphony”の2in1CDが出ている(た)ようですね、探して聴いてみたいと思います。