1,Soul Blues/Lightnin' Hopkins (Prestige) 1CD 800円
一部にベース、ドラムスが付いた64年録音盤。
実は私が最初に買ったライトニンのアルバムがこれ。
忘れもしない新宿トガワにて。ウン10年前ですから当然Prestigeの濃紺レーベル/コーティング・ジャケ盤、1曲目にキズありで700円也(当時のこの値は中古盤としては破格値だったのです ~ レコードは中古と云えどもとにかく高かった! ~ 勿論プレミア価格なんてのは無かった時代です)。
で、本盤。
ベース、ドラムスのリズム隊が付いてもマイペースなライトニンに合わせるのに必死で、ギクシャク・ギクシャクでその効果がまったく出ていない録音もあったりしますが、本盤ではジャズ系の腕っこきミュージシャンがスローの曲だとチト難はありますがアップテンポの曲では明らかに躍動感を生んでいていい感じです。
生ギターを使っていることも相俟ってあのドロリとした感触があまり無い至極平均的なライトニンが聴ける盤かなとも思いますが、ルディ・ヴァンゲルダーの手による録音の良さとも相俟って枯れた味わいが格別の盤かなと思います。
尚、CDのジャケは素晴らしいイラスト/デザインをぶち壊す統一ロゴが入っている閉口ものなので載せたジャケ画像はLPからのものです。
2,Bad Luck and Troubles/Memphis Slim (Barnaby) 2LP 100円
幻のレーベルとしてジャズファンには名高いCandidレーベルに残された2枚のアルバムをセットにし再発したもの。
結果として1961年1月16日にナット・ヘントフのプロデュースにより録音されたセッションをまとめるという形になっています。
メンフィス・スリムのピアノ弾き語りのほかアーヴィー・スティッダムのギター、ジャズ・ジラムのハーモニカの3人で演奏されそれぞれが曲によってリード・ボーカルを分け合うという、極めてジャズ的な発想で制作されたセッションもの。メンフィス・スリム自体は悪くはないのですが、セッションものはスティッダムのギターのチューニングが狂っていて勘弁してくれーって叫びたくなるくらい気持ち悪し。
3,Vol.3:Texas Songster in a Live Performance/Mance Lipscomb (Arhoolie) 1LP 600円
クリス・ストラックウィッツはこのマンス・リプスコムのレコードを制作したくてArhoolie Recordsを設立したと聞く(ライトニン・ホプキンスのレコードを、という説もありますが)。よってArhoolieの第一作目は1960年8月にクリスがマック・マコーミックと共に制作した「Texas Sharecropper and Songster/Mance Lipscomb」であります。
それほどまでにクリス・ストラックウィッツが入れ込んだソングスターのマンス・リプスコムのArhoolieでの3枚目が本盤。1964年11月バークレイのThe Cabaleでのライヴ録音。
ブルースに拘らず、スピリチュアル、フォーク・ソング、とレパートリーは多彩で正しくSongster。ブルースマンというよりレッドベリーやジェッシー・フラーを想起させるシンガーですね。
Arhoolieの詳細ディスコグラフィーがこちらに。
Mance Lipscomb: Two Songs
Mance Lipscomb - See See Rider
一部にベース、ドラムスが付いた64年録音盤。
実は私が最初に買ったライトニンのアルバムがこれ。
忘れもしない新宿トガワにて。ウン10年前ですから当然Prestigeの濃紺レーベル/コーティング・ジャケ盤、1曲目にキズありで700円也(当時のこの値は中古盤としては破格値だったのです ~ レコードは中古と云えどもとにかく高かった! ~ 勿論プレミア価格なんてのは無かった時代です)。
で、本盤。
ベース、ドラムスのリズム隊が付いてもマイペースなライトニンに合わせるのに必死で、ギクシャク・ギクシャクでその効果がまったく出ていない録音もあったりしますが、本盤ではジャズ系の腕っこきミュージシャンがスローの曲だとチト難はありますがアップテンポの曲では明らかに躍動感を生んでいていい感じです。
生ギターを使っていることも相俟ってあのドロリとした感触があまり無い至極平均的なライトニンが聴ける盤かなとも思いますが、ルディ・ヴァンゲルダーの手による録音の良さとも相俟って枯れた味わいが格別の盤かなと思います。
尚、CDのジャケは素晴らしいイラスト/デザインをぶち壊す統一ロゴが入っている閉口ものなので載せたジャケ画像はLPからのものです。
2,Bad Luck and Troubles/Memphis Slim (Barnaby) 2LP 100円
幻のレーベルとしてジャズファンには名高いCandidレーベルに残された2枚のアルバムをセットにし再発したもの。
結果として1961年1月16日にナット・ヘントフのプロデュースにより録音されたセッションをまとめるという形になっています。
メンフィス・スリムのピアノ弾き語りのほかアーヴィー・スティッダムのギター、ジャズ・ジラムのハーモニカの3人で演奏されそれぞれが曲によってリード・ボーカルを分け合うという、極めてジャズ的な発想で制作されたセッションもの。メンフィス・スリム自体は悪くはないのですが、セッションものはスティッダムのギターのチューニングが狂っていて勘弁してくれーって叫びたくなるくらい気持ち悪し。
3,Vol.3:Texas Songster in a Live Performance/Mance Lipscomb (Arhoolie) 1LP 600円
クリス・ストラックウィッツはこのマンス・リプスコムのレコードを制作したくてArhoolie Recordsを設立したと聞く(ライトニン・ホプキンスのレコードを、という説もありますが)。よってArhoolieの第一作目は1960年8月にクリスがマック・マコーミックと共に制作した「Texas Sharecropper and Songster/Mance Lipscomb」であります。
それほどまでにクリス・ストラックウィッツが入れ込んだソングスターのマンス・リプスコムのArhoolieでの3枚目が本盤。1964年11月バークレイのThe Cabaleでのライヴ録音。
ブルースに拘らず、スピリチュアル、フォーク・ソング、とレパートリーは多彩で正しくSongster。ブルースマンというよりレッドベリーやジェッシー・フラーを想起させるシンガーですね。
Arhoolieの詳細ディスコグラフィーがこちらに。
Mance Lipscomb: Two Songs
Mance Lipscomb - See See Rider
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます