ブルースのLPを3枚ほど。
1,The Blues/John Lee Hooker(Crown) 1LP 500円
ジョン・リー・フッカーの名を知ったのはウン10年前、アニマルズが取り上げていた"Boom Boom" "Maudie" "Dimples"のオリジネイターとして。当時新宿西口にあった「オザワ・レコード」の雑誌広告にVee Jay盤「I'm John Lee Hooker」が載っていて勇んで買いに行ったのを思い出します。
次に買ったジョン・リーのLPはKent盤「Best of J.L.H」これ何が凄いって劣悪な疑似ステレオ盤だったんですね、お風呂の中でジョン・リーが唸っているような強烈なエコー、ジョン・リーを特徴付けるフット・ストンピングなんてトン・トンがストトン・ストトンって聴こえるんですから。
で 本盤はそのKent盤のオリジナルCrown盤の再発日本盤です。77年に日本ビクターが1,500円でシリーズ化して出した今でも中古でよく見かけるものです。勿論音はクッキリ・スッキリ、悪夢のKent盤の面影はありません。中身は48年の"Boogie Chillen" "Sally Mae"の初セッションから51年までの12曲。マスター・ピースとしかいいようのないものですね。
2,Classics of Modern Blues Vol.2/T-Bone Walker(Imperial) 1LP 500円
今ではTボーンの50年から54年にかけてのImperial録音52曲は「Comprete Recording」の名の下に米EMIが2枚組のCDにまとめて発売されています。
で 本盤はそのImperial録音の一部28曲をを2枚のLPにしたもので、80年頃にキングから「栄光のギター・プレイヤー1500シリーズ」で出たものです。このシリーズはそのシリーズ名の通りギター・プレイヤーに焦点を絞っており、ライナーはその後にはスィンギン・バッパーズを結成する吾妻光良さんが例の軽妙な語り口でタブ譜を交えてそのギター・プレイについて書いているのです。音源的にはまった不要でありながらもこのライナー見たさに買ってしまったわけです。
3,3 Shades of The Blues/Eddie Kirkland & Mr.Bo(Lu Pine) 1LP 300円
デトロイトのLu Pineレーベル録音を未発表音源も含めてRelicがLP化したもの。
先ずは、古くはジョン・リー・フッカーのサイド・ギタリストを勤めたデトロイト・ダウンホーム・ブルースマンのエディ・カークランドの59年~61年録音7曲。後年はソウル風のアプローチまで見せるようになるユニークな人ですがここでは正にダウンホーム・ブルースを唸ります。面白いのは同じデトロイトのファルコンズ(ウィルソン・ピケットやエディ・フロイドが在籍していたあのボーカル・グループ)との共演が2曲入っていること。
この人の62年のTru-Sound盤は今年1月にここで取り上げています。
そしてB.B.キングの影響大のミスター・ボーが59~60年録音が4曲。ボーカルの歌いまわしは確かにB.Bにそっくりながらそのギターはもっと荒々しくアルバート・コリンズをも彷彿とさせる強烈なギターが聴けます。
もう一組入っていて、これがあのオハイオプレイヤーズの前身となるオハイオ・アンタッチャブルスのやはり59~61年録音が4曲。ブルースもありますが、R&Bインストもありなかなか面白い音源です。ゴスペル畑から出たと思しきリード・シンガーのボーカルは相当に聴かせてくれます。
ということで、聴き物満載、非常に充実したLPですね、これ。
1,The Blues/John Lee Hooker(Crown) 1LP 500円
ジョン・リー・フッカーの名を知ったのはウン10年前、アニマルズが取り上げていた"Boom Boom" "Maudie" "Dimples"のオリジネイターとして。当時新宿西口にあった「オザワ・レコード」の雑誌広告にVee Jay盤「I'm John Lee Hooker」が載っていて勇んで買いに行ったのを思い出します。
次に買ったジョン・リーのLPはKent盤「Best of J.L.H」これ何が凄いって劣悪な疑似ステレオ盤だったんですね、お風呂の中でジョン・リーが唸っているような強烈なエコー、ジョン・リーを特徴付けるフット・ストンピングなんてトン・トンがストトン・ストトンって聴こえるんですから。
で 本盤はそのKent盤のオリジナルCrown盤の再発日本盤です。77年に日本ビクターが1,500円でシリーズ化して出した今でも中古でよく見かけるものです。勿論音はクッキリ・スッキリ、悪夢のKent盤の面影はありません。中身は48年の"Boogie Chillen" "Sally Mae"の初セッションから51年までの12曲。マスター・ピースとしかいいようのないものですね。
2,Classics of Modern Blues Vol.2/T-Bone Walker(Imperial) 1LP 500円
今ではTボーンの50年から54年にかけてのImperial録音52曲は「Comprete Recording」の名の下に米EMIが2枚組のCDにまとめて発売されています。
で 本盤はそのImperial録音の一部28曲をを2枚のLPにしたもので、80年頃にキングから「栄光のギター・プレイヤー1500シリーズ」で出たものです。このシリーズはそのシリーズ名の通りギター・プレイヤーに焦点を絞っており、ライナーはその後にはスィンギン・バッパーズを結成する吾妻光良さんが例の軽妙な語り口でタブ譜を交えてそのギター・プレイについて書いているのです。音源的にはまった不要でありながらもこのライナー見たさに買ってしまったわけです。
3,3 Shades of The Blues/Eddie Kirkland & Mr.Bo(Lu Pine) 1LP 300円
デトロイトのLu Pineレーベル録音を未発表音源も含めてRelicがLP化したもの。
先ずは、古くはジョン・リー・フッカーのサイド・ギタリストを勤めたデトロイト・ダウンホーム・ブルースマンのエディ・カークランドの59年~61年録音7曲。後年はソウル風のアプローチまで見せるようになるユニークな人ですがここでは正にダウンホーム・ブルースを唸ります。面白いのは同じデトロイトのファルコンズ(ウィルソン・ピケットやエディ・フロイドが在籍していたあのボーカル・グループ)との共演が2曲入っていること。
この人の62年のTru-Sound盤は今年1月にここで取り上げています。
そしてB.B.キングの影響大のミスター・ボーが59~60年録音が4曲。ボーカルの歌いまわしは確かにB.Bにそっくりながらそのギターはもっと荒々しくアルバート・コリンズをも彷彿とさせる強烈なギターが聴けます。
もう一組入っていて、これがあのオハイオプレイヤーズの前身となるオハイオ・アンタッチャブルスのやはり59~61年録音が4曲。ブルースもありますが、R&Bインストもありなかなか面白い音源です。ゴスペル畑から出たと思しきリード・シンガーのボーカルは相当に聴かせてくれます。
ということで、聴き物満載、非常に充実したLPですね、これ。
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