Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Sun Ra 1957 -1961

2019年08月02日 | Jazz
1,The Futuristic Sounds of Sun Ra/Sun Ra (Not Now Music) 2CD 464円
廉価盤CD専門レーベルNot Now MusicからのCD。またまたサン・ラー大王です。
そこそこアートワークが良くてこんな価格(元の550円の20%off)なら中身のダブリ覚悟で手が出てしまいます。
で 中身はSavoyレーベルからの1961年「The Futuristic Sounds of Sun Ra」とSaturnレーベルからの1957年「Super-Sonic Jazz」の2枚組です。少し前に取り上げたReal Gone Jazzからの4枚組「Four Classic Albums plus Bonus Singles」にもこの2枚は入っていました。

先ずは1956年に地元シカゴのRCAスタジオで録られ1957年3月に自己のSaturn Recordsから発売された「Super-Sonic Jazz」、Saturnレーベルでの初アルバム。ラーのミスティックなエレピ、各種パーカッションそしてトランペットで表現される幽玄な"India"、エレピのソロ曲"Advice to Medics"、エキゾティックなラーのピアノが堪能できる小品" Portrait Of The Living Sky"、パット・パトリックのバリトンが優美に響く曲、スインギン・ビッグ・バンドな曲、唯一ジュリアン・プリースターの提供曲"Soft Talk"はハード・バップ!

1 India
2 Sunology
3 Advice To Medics
4 Super Blonde
5 Soft Talk
6 Sunology Part II
7 Kingdom Of Not
8 Portrait Of The Living Sky
9 Blues At Midnight
10 El Is A Sound Of Joy
11 Springtime In Chicago
12 Medicine For A Nightmare


Sun Ra And His Arkestra - Super-Sonic Jazz (1957) (Full Album)




で もう一枚の1961年リリース「The Futuristic Sounds of Sun Ra」
ジャズを聴き始めた70年代にはサン・ラーの50年代~60年代が聴けるアルバムはというとESPの2枚、Delmarkからの2枚、そしてこのSavoyからの1枚くらいしか入手できなかったと記憶。そんなことで印象的なジャケットアートとともに古くから親しんでいた一枚。上掲盤からほぼ5年が経過、グッとアンサンブルもリズムもモダンになったアーケストラ、パーカッションが一方で駆け巡るこれぞサン・ラーな"New Day"と"The Beginning"、最後のモダンな"Space Jazz Reverie"になるとモンクやミンガスとの近似性を大きく感じますね。

1 Bassism
2 Sounds And Something Else
3 What's That?
4 Where Is Tomorrow?
5 The Beginning
6 China Gate(Vocals – Ricky Murray)
7 New Day
8 Tapestry From An Asteroid
9 Jet Flight
10 Looking Outward
11 Space Jazz Reverie


Sun Ra ‎– The Futuristic Sounds Of Sun Ra (1961) (Full Album)





sunra


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