若者たち (1966)

1,若者たち : ザ・ブロードサイド・フォー・フォーク・アルバム (Philips) 1LP 350円
60年代「カレッジ・フォーク」の代表格、黒澤明監督の息子さん黒澤久雄が在籍していたことでも知られますね。マイク真木"バラが咲いた"、荒木一郎の"空に星があるように"に連なるようにヒットした♪君の行く道は果てしなく遠い......の"若者たち～空にまた陽が昇るとき"。1966年のTVドラマ「若者たち」の主題歌で、ドラマは数年前にリメイクされました。

1966年というとベンチャーズのエレキブームがひと段落しそうな時期でビートルズが来日してGSブームが訪れる直前、「モンキーズ・ショー」が始まったのもこの年。そんな中での社会派っぽいドラマ「若者たち」にお坊ちゃま然とした大学生によるフォークソング。身近に当時大学生だった従兄がいたこともあってとっても眩しく見えたのを思い出します。

Side A
A1 若者たち～空にまた陽が昇るとき
A2 青い鳥が泣いている
A3 星に祈りを
A4 なんて幸せなんだろう
A5 白い砂と赤い夕陽
A6 夜ごとの夢
Side B
B1 Shenandoah
B2 I Know Where I'm Going
B3 Walk Right In
B4 Laurie
B5 Dear Heart
B6 Swing Down


永島慎二の名作漫画「若者たち」がこのドラマの原作だと思い込んでいたのですが、どうやらタイトルが同じだけだったようですね。永島さんの作品の連載が始まったのは68年でドラマ化にあたっては「黄色い涙」とタイトルされTV(74年)と映画(07年)でドラマ化されていたようです。
蛇足ながらサニーデイ・サービスのファースト・アルバム「若者たち」は永島漫画からのインスパイアですね。










若者たち／ザ・ブロードサイド・フォー（実演）



星に祈りを ザ・ブロードサイド・フォー