Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Chicago Doo-Wop & The Five Discs

2016年08月08日 | Doo-Wop
1,Chicago Doo-Wops/V.A. (P-Vine) 1LP 432円
P-Vineが80年代の頭頃に出していた「Black Music in the 50's」シリーズのVol.3、シカゴのUnited/States原盤を使ったDoo-Wop集。収められているのはファイヴCズが9曲にホーネッツ5曲。いずれも1953~54年の録音ということで40年代のポピュラーグループの香りも持つR&Bグループという趣の初期Doo-Wop。ベースボーカルも効いた重厚なコーラスワークのThe Five C's、濃厚バラードからジャンプっぽい曲まで歌うHornets、これがシカゴのDoo-Wopなのかどうかは判りかねますが、聴き応えは充分。
とか偉そうなことを書いたものの、80年当時に新譜でこれを買った時はその渋さにとても付いていけずほとんど聴かずに処分したものでした。

Side A
A1,Tell Me/The Five C's
A2,Whooee Baby
A3,Whooee Baby
A4,My Heart's got the Blues
A5,There's No Tomorrow
A6,I Long For You
A7,Goody Goody
Side B
B1,Lonesome Baby/The Hornets
B2,You Played The Game
B3,Ridin' And Rockin'
B4,I Can't Believe That You're In Love
B5,Big City Bounce
B6,Only By You (I Want To Be Loved)/The Five C's
B7,Going My Way


FIVE C's Tell Me FEB '54



Five C's - Goody, Goody / My Heart's Got The Blues - United 180 - 1954



The Five C's "My Heart's Got the Blues" 1954 - rare doo wop



HORNETS - I Can't Believe / Lonesome Baby - STATES 127 - 11/53







2,The Best of Five Discs (Emage) 1LP 432円
ブルックリン出身、黒・白混合の実力派5人組のフル・アルバム、勿論これもBoot。57年から62年にかけての録音14曲を集めたもの。かつてメンバー写真が載っている丸い部分が白く抜けているジャケットを取り上げたことがあるのですが、今回入手盤は内容は同じでSweden製のようです。

上掲の「Chicago Doo-Wop」を80年当時に聴いたときは余りの渋さに...と書きましたが、当時Doo-Wopと云えば、まさにこのファイヴ・ディスクスのようなポップでロックンロールなDoo-Wopが好みだったのです。
山下達郎氏がこのグループがご贔屓のようで、"That Was The Time"とか"Never Let You Go"をサンソンで再三掛けておられていたのを記憶します(特に前者)。


five discs



Five Discs - Never Let You Go - Early 60's Brookln Doo Wop



Five Discs - That Was The Time - Awesome Early 60's Doo Wop Ballad



The Five Discs I Remember 1958 Emge 1004



The Five Discs - My Baby Loves Me




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2 コメント

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Chicago Doo-Wops (t-izu)
2016-08-09 06:43:20
このアルバム、私も未だにしつこく所有していますが、かつての印象は管理人氏と同じく「渋いなぁ」だったような。
この50'sのシリーズ、強烈な物も有りましたが、正直言って二流どころ、わざわざ日本でLP化する必要があるのか疑問に感ずる音源も有ったような気がします。
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Re:Chicago Doo-Wops (Jahking@管理人)
2016-08-09 08:38:36
>わざわざ日本でLP化する必要........

当時はそんなことは露程にも思わず盲目的(P-Vineのものなら間違いないという)に買っていたわけですが、今思うと確かによくもこんなのを出したなぁというのは少なからず、ですね。このDoo-Wopコンピなんか典型ですね。
当時のP-VineはFrylightとかのコレクターレーベルとその復刻/掘り起こしを張り合っていた、そんなこともあったような気がします。

「ミスター・フルブライツ・ブルース」のタイトルで出したELKOのアンソロジーなんかその意味で忘れられません、こんな渋い2枚組に4,000円(3,600円?)も良く出して買ったよなぁ、と。
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