Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Doug Duke - Cal Tjader

2014年04月30日 | Jazz
The Jazz Organist/Doug Duke (Regent) 1LP 1,100円
Savoyの傍系レーベルRegentから50年代半ばにリリースされたと思しき一枚。
もう如何にもSavoyらしい、というかSavoyでしかありえないこの大胆な写真切り抜きに野暮ったさいっぱいのデザインのジャケット。これに先ずは目が行って、タイトルがズバリ「The Jazz Organist」、オルガン・ジャズに目が無い私はビビビビッと感じるものを得ての衝動買い。

で このダグ・デュークなる聞いたことの無い白人オルガニストのアルバム、編成はベースとドラムの付いたトリオ編成、全曲オルガンでスタートして途中右手をピアノに持ち替えてオルガン/ピアノの併奏となるパターンで曲が進行、ジャズオルガンというと大方のオルガニストが弾くのはハモンドB-3ですが、この人が弾くのはクラッシックやイージー・リスニングで使いそうなもっと煌びやかな音色のオルガン、リズムセクションもジャズっちゃジャズだけどどうも躍動感に乏しい演奏。今日われわれが想像するジミー・スミスを代表とする所謂オルガン・ジャズ以前の多分にイージー・リスニング的なスタイルの趣。
あるサイトに本盤は1953年の録音でこのダグさんはミルト・バックナーの後任としてライオネル・ハンプトンのバンドに入ったとありました。うん、正にそんな感じ。
Side A
1,Song Of India
2,If Love Is Good To Me
3,In A Persian Market
4,A Fine Romance
5,It Might As Well Be Spring
Side B
1,Love Is Just Around The Corner
2,Laura
3,The Things We Did Last Summer
4,Yesterdays
5,There's A Small Hotel

Regent







2,Saturday Night/Sunday Night at the Blackhawk,San Francisco The Cal Tjader Quartet (Verve) 1LP 600円
1962年1月のライヴ録音盤。サンフランシスコのジャズクラブ、ブラックホウクはこのカル・ジェイダーの本拠地であったはずで、このVerve以前に所属していたFantasyでもライヴ録音盤を残していました。
ピアノも手掛ける人ですが、本盤ではヴァイヴに徹しています。ピアノ・トリオをバックにしたカルテット編成、この当時のレギュラーバンドでの地元での演奏、そんなリラックスした演奏が聴けます。妙に醒めた観客の反応も極めて日常の演奏を感じさせます。

SIDE-A
1,Summertime
2,222 Time
3,Noonie's Groove
3,This Can't Be Love

Side B
1,Stablemates
2,Weep
3,Fred's Ahead
4,Stompin' At The Savoy

Cal


Cal

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