Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

シャープ・ファイヴ

2011年06月26日 | 和物
1,春の海/井上宗孝とシャープ・ファイヴ (日本コロンビア) 1LP 300円
スタイルこそ違えエレキ・インスト・ギタリストとして何ら優劣の付けようが無いのが寺内タケシとこのシャープ・ファイヴの看板ギタリスト三根信宏。
キャラクターもあって寺内さんとは対照的な地味な存在ですが、本盤のタイトル曲等を聴くとやはり先に書いた事が実感されます。

シャープ・フォークスのバックバンドから独立して活動をしていた68年11月に発売された本盤、この後にリリースしたクラシックを題材にした「四季/剣の舞」と並ぶ代表作でしょう。演奏力もさることながら楽曲の構成力も大したもので、このタイトル曲での目くるめく展開にはいやもうただただ驚きます。

Side A
1,春の海
2,六段
3,千鳥の曲
4,奴さん
5,越天楽

Side B
1,さくらさくら
2,祇園小唄
3,木遣りくずし
4,さのさ節
5,春の海

グヤトーンのシャープ・ファイヴ・モデル、懐かしいですね。進化して今も存在しています。

シャープ・ファイヴ

井上宗孝とシャープ・ファイブ 「春の海」


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5 コメント

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シャープ5 (uni)
2011-06-26 19:56:20
このギターとってもフレットが細く
私のような指の太い者には不向きでした。(苦笑)
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シャープ・ファイブ (Gravenites)
2011-06-26 23:33:52
前回シド・バレットからの180度転回のシャープ・ファイブですが、その変化には十分ついて行けます。

シャープ・ファイブの方がブルージーンズより全然よかったですね。ただ両バンドとも似たような録音企画が多かったですが(笑)。

勝ち抜きエレキ合戦、シャープ・ホークスのバック、ビートルズ・カバー、歌ものの「追憶」とか話題はたくさんありますが、このアルバム、アナログで購入しやすい価格ですね。

今回はいわゆる日本の古典楽曲のインストものですが、他に民謡、クラシック、股旅ものに挑戦しているのがすごいです。
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シャープ・ファイヴ (Jahking@管理人)
2011-06-27 08:38:07
>uniさん
このシャープファイヴ・モデルというと思い出すのがヤマハのブルージーンズ・モデル(加瀬さんが使ってた黄色い12弦)ですが、あれもネックが細そうでした、当時の日本男児の指は皆細かった?

>Graさん
無意識でつないだのですがシドからシャープ5の流れは我ながら呆れる落差ですね、まぁ、このブログのウリがこの急旋回ですので(笑)

弾き捲くりの爆裂ギターに荒っぽいサウンドが特徴だっただったブルージーンズ~バニーズ、繊細な美しいギターに職人風なまでに構成力に富んだサウンドが特徴のシャープ5、当時は圧倒的に寺内さんに惹かれていましたが、今聴くと当時は気付かなかった三根さんの圧倒的なテクニックには心底驚きます、ベスト盤だけでは到底満足できず、初期のオリジナル・アルバム等々のCD化を切に願います。
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そうそう!(笑) (uni)
2011-06-27 09:43:57
ブルージーンズもそうでした。
成毛さんがギターの監修をしたとき
フェンダーやギブソンのコピーモデルで
ネックを細くするよう進言したそうです。
時代ですかね。
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成毛さん (Jahking@管理人)
2011-06-28 07:08:41
氏の信条はナロウネックにミディアムスケールだったそうです。あの時代の氏の存在は相当だったでしょうから、そんなことも影響したのかもしれないですね。
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