Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Richard Torrance - Dane Donohue

2012年01月08日 | 60's,70's Rock
1,Belle of the Ball/Richard Torrance and Eureka (Shelter/Philips) 1LP 280
この後77年にはソロでCapitolに移籍して"Rio De Janeiro Blue"のAORヒットを出す事になるリチャード・トーレンスのEurekaを率いての75年盤。
アコースティック・ギターのカッティングが気持ちの良いサザン風味が効いたアメリカン・ロックという趣。Southern Belle(南部美人)を使ったジャケットに惹かれたならば先ずは中身もOKかなというアルバム。ただ、これ!といった耳に残る曲が無いかなぁという気も。

Eurekaのメンバーとして加わっているギター/ペダル・スティールのGary Rowlesはあのアーサー・リー率いるLoveのブライアン・マクリーン、ジョニー・エコールズが抜けた後の第2期Loveの中心メンバーとして69年から活躍していたあの人。ここでもエッジの効いた派手気味のギターを聴かせてくれます。
原盤は米Shelterですが入手盤はオランダPhilips盤。

Eureka







2,same/Dane Donohue (Columbia) 1LP 280円
Asylumからなかなかなソロ・アルバムを出していたテレンス・ボイランがプロデュースしたデイン・ドナヒュー、78年の唯一のアルバム。AORの隠れ名盤とか云われてましたがCD化もされて今じゃ全然「隠れ」じゃ無くなっちゃってる有名盤ですね。
ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ラリー・カールトン、マイク・ポーカロ、スティーヴ・ガッド、エド・グリーン、アーニー・ワッツ等々のおきまりL.A.Allstars、バック・ボーカルにはボイランの流れからでしょうかJ.D.サウザー、ドン・ヘンリー、ティム・シュミット、ハーブ・ペダーセン、ビル・チャンプリン、スティービー・ニックス、トム・ケリーとこれまた豪華な布陣。 ここまでならこんなアルバムはそれなりにあったのですが、本盤は曲/アレンジが良くてジャージーな都会的なサウンドからほんのりカントリー風味の男臭さまでを上手くまとめあげていて、その辺りが今も好き者には愛されているところでしょう。と 当たり前のことしか書けないのですが、そんな当たり前のAORアルバムとも云えそうです(笑)
1. カサブランカ
2. ダンス・ウィズ・ザ・ストレンジャー
3. 想いを馳せて
4. 女
5. 去りゆく君
6. フリーダム
7. 煙に消されて
8. 突然の出来事
9. トレーシー
10. コングラチュレイションズ

Dane

Dane Donohue - Casablanca


Dane Donohue - Whatever Happened










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