Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Roger Cook - Brotherhood of Man

2010年09月15日 | 60's,70's Rock
1,Meanwhile...Back At The World/Roger Cook (Kama Sutra) 1LP 380円
かつてこの米Kama Sutra盤が輸入盤屋(死語.....懐かしい言葉だ)のカットアウト・コーナーに溢れていた頃、これはてっきりアメリカ産SSWのレコードだと勝手に思い込んでいた。実はこの人がイギリスのソングライター・チームCook&Greenawayの片割れで、原盤はUK Regal Zonophone、ジャケット・デザインがHipgnosisというバリバリの英国制作盤だと知ったのは随分と経ってからでした。

Roger Cook&Roger GreenawayといえばDavid & Jonathan(かつてこちらで取り上げました)として"ミッシェル"をヒットさせたり、ホワイト・プレインズの"恋に恋して"とかゲイリー・ルイスの"グリーン・グラス"そのほかフォーチュンズとかホリーズにウルトラ・ポップな楽曲を提供していたことが思い起こされます。

本盤でも全曲がRoger Cook&Roger Greenaway絡みの楽曲でバックを務めるのはクリス・スペディング、アラン・パーカーをはじめ英国の腕っこきミュージシャンがズラリ。バック・ボーカルにはあのトニー・バロウズの名も。
ジャケットからも伺える通り先に書いたようなウルトラ・ポップさは影を潜めてソフトなSSWものという趣の一枚でした。





2,United We Stand/Brotherhood of Man (Deram) 1LP 380円
ベテランのソング・ライター、トニー・ヒラーがトニー・バロウズ、ロジャー・グリーナウェイ、ジョン・グディソンといった人達を集めて作ったグループ。セカンド・シングルのこのアルバムのタイトル曲(邦題・二人だけの世界)が大ヒット(70年)、作られたのがこのアルバム。ただ実際にはこの大ヒットが出たお陰でグループ活動が忙しくなりそもそもが売れっ子だったトニー・バロウズ、ロジャー・グリーナウェイは即脱退したそうな。

購入盤は72年にキングから出た日本盤で当時の最新シングル"カルフォルニアの日曜日"を入れてアルバム・タイトルにもしています。因みにCDは英Deram盤に大量のボートラを加えたものが同タイトル/ジャケットで出ているようです。

その後グループは更にメンバーが変わり女性リードボーカルSandra Stevensをメインにして70年代中~後期にはヒット曲を連発、2000年以降も活動しているようです。

Brotherhood of Man

BROTHERHOOD OF MAN - United We Stand (1970)



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2 コメント

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Roger Cook (Gravenites)
2010-09-16 10:54:29
彼はアラン・パーカーがギターだったブルー・ミンクのボーカリストでもありましたね。私はそちらの方で彼を最初知りました。
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ブルー・ミンク (Jahking@管理人)
2010-09-16 18:31:57
そうでした、下記で取り上げていたのにすっかり忘れていました(恥)
http://blog.goo.ne.jp/jahking/e/6a2d6f5761c386974c5db73b0f085d8f?st=0
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