Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Red Garland

2005年02月26日 | Jazz
もうウン10年前、ジャズの楽しさを最初に教えてくれた1枚がレッド・ガーランドの"Groovy"。以来、ガーランドは最愛のピアニストの一人。そんなことで持っていないアルバムを見つける毎に買い集めております。

1,All Mornin' Long/Red Garland(Status 7130)

この人の名演はマイルスのバックを含めてPrestigeに集中している訳ですが、これはその最高の時期1957年にコルトレーン、ドナルド・バードと演ったジャムセッション。ケニー・バレル名義の"All Day Long"と"All Night Long"との3部作の1枚(タイトル合わせしただけで関連は無いような気がしますが)。
で、このジャケ写を見ていただくと、そう、オリジとは違うのです。オリジは何処かの橋の写真ジャケでしたね。Prestigeは傍系レーベルとしてStatus,New Jazz,Moodsville,Swingville,Bluesvilleといったレーベルをやっていましたが、これはそのStatusレーベルでの再発ものです。いつもながらEsmond Edwardsの写真が素晴らしいです。
私、ジャズの廃盤価格相場については疎いのですが、やはり再発ものは極端に価値がないのでしょうね、これも1600円で買えました。

2,Barefoot Boy/Larry Coryell(Flying Duchman)
70年代半ばまでのコリエルさんのアルバムは恐らく全部持っています。元はロック出の人なんで”流行りだし、ロックっぽいのを演ってみました”ってところが無く自然体でジャズ・ロックしているところに惹かれるのでしょう、きっと。
で、これはこれまた同じ資質のあんまり上手くないけど大好きなサックスのスティーブ・マーカスと組んだものです。コリエル、マーカス共に熱演していますが、惜しい事にドラムスの”ジャズでは名手”ロイ・ヘインズが問題。まるで感覚が違いもどかしいことこの上なし(特にオンで入っているバスドラ)。ディジョネットあたりだったら渾然一体となって面白かっただろうに..。
と、米盤が安かったので再購入して10数年振りに聴いた感想です。
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