1,Memphis Sounds Original Collection Vol.1/V.A. (London/キング) 1LP 180円
ソウル・ミュージックに一段とのめり込ませてくれたキッカケを作ってくれた自分の中では絶対に忘れられないアルバム。こんなのが打ち捨てられていれば問答無用で救済してしまいます。
で、この「Memphis Sounds Original Collection」は日本のキングレコードが1975年にリリースされたもので、メンフィスに本拠を置くレーベル「Hi Records」からリリースされたシングル曲を集めたアルバム。全4枚のシリーズで、Vol.2は1の続編、Vol.3はドン・ブライアントのフルアルバム、Vol.4はHiレーベルの傘下Pawnレーベルに残したシングル曲を集めたもの、だったと記憶します。ライナー執筆は桜井ユタカ氏。
ということで、このHi Recordsが生み出した「ハイ・サウンド」。プロデューサーのフィリップ・ミッチェルとそのハウスバンドがメンフィスのロイヤル・サウンド・スタジオで生み出されたサウンドをそう呼ぶ訳ですが、このコンピアルバムがリリースされる以前からアル・グリーンやアン・ピープルズでそのサウンドに触れていたのですが、このアルバムを聴くことで「ハイ・サウンド」が明確に私の中で位置づけられた、そんなアルバムでした。
ソリッドなサウンドでいながらも充分にアーシー、独特の音像のハワード・グライムスのドラムス、ティニー・ホッジスのギター、チャールズ・ホッジスのハモンド、それにこれまた絶妙なリヴァーヴ感のストリングスとホーン、これらが絡み合って「ハイ・サウンド」が生まれます。
とか何とか、能書きをいろいろ書いてしまいましたが、何はともあれその後も「ハイ・サウンド」の評価は増すばかりで配給会社が変わってもCDに時代になっても何種ものコンピレーションがリリースされるのですが、この「Memphis Sounds Original Collection」がその先鞭を付けたと云っていいのでは。
久し振りに聴いたフランキー・ギアリングがリードを取るクワイエット・エレガンス、中でも"You've Got My Mind Messed Up"、これにはやっぱり全面降伏、ひれ伏します。
湯村輝彦さん主宰するフラミンゴ・スタジオ制作のジャケット・デザインも最高、忘れ難し。
Side A
1, Quiet Elegance / You've Got My Mind Messed Up
2, Al Perkins / I'm So Thankful
3, George Jackson / I'm Comma Wait
4, Erma Coffee / You Made Me What I Am
5, Phillip Mitchell / Little Things
6, Darryl Carter / Looking Straight Ahead
Side B
1, Ann Peebles / A Love Vibration
2, Gene Anderson & The International Hook-Up / I'm Your Lover-not Your Brother
3, George Jackson / Let Them Know You Care
4 ,Quiet Elegance / Love Will Make You Feel Better
5 ,Phillip Mitchell / Ain't No Love In My Life
6 ,Quiet Elegance / I'm Afraid Of Losing You
Quiet Elegance / You've Got My Mind Messed Up (1973)
George Jackson - Let Them Know You Care
Ann Peebles - A Love Vibration
Phillip Mitchell - Little Things.wmv
I'm Afraid of Losing You
ソウル・ミュージックに一段とのめり込ませてくれたキッカケを作ってくれた自分の中では絶対に忘れられないアルバム。こんなのが打ち捨てられていれば問答無用で救済してしまいます。
で、この「Memphis Sounds Original Collection」は日本のキングレコードが1975年にリリースされたもので、メンフィスに本拠を置くレーベル「Hi Records」からリリースされたシングル曲を集めたアルバム。全4枚のシリーズで、Vol.2は1の続編、Vol.3はドン・ブライアントのフルアルバム、Vol.4はHiレーベルの傘下Pawnレーベルに残したシングル曲を集めたもの、だったと記憶します。ライナー執筆は桜井ユタカ氏。
ということで、このHi Recordsが生み出した「ハイ・サウンド」。プロデューサーのフィリップ・ミッチェルとそのハウスバンドがメンフィスのロイヤル・サウンド・スタジオで生み出されたサウンドをそう呼ぶ訳ですが、このコンピアルバムがリリースされる以前からアル・グリーンやアン・ピープルズでそのサウンドに触れていたのですが、このアルバムを聴くことで「ハイ・サウンド」が明確に私の中で位置づけられた、そんなアルバムでした。
ソリッドなサウンドでいながらも充分にアーシー、独特の音像のハワード・グライムスのドラムス、ティニー・ホッジスのギター、チャールズ・ホッジスのハモンド、それにこれまた絶妙なリヴァーヴ感のストリングスとホーン、これらが絡み合って「ハイ・サウンド」が生まれます。
とか何とか、能書きをいろいろ書いてしまいましたが、何はともあれその後も「ハイ・サウンド」の評価は増すばかりで配給会社が変わってもCDに時代になっても何種ものコンピレーションがリリースされるのですが、この「Memphis Sounds Original Collection」がその先鞭を付けたと云っていいのでは。
久し振りに聴いたフランキー・ギアリングがリードを取るクワイエット・エレガンス、中でも"You've Got My Mind Messed Up"、これにはやっぱり全面降伏、ひれ伏します。
湯村輝彦さん主宰するフラミンゴ・スタジオ制作のジャケット・デザインも最高、忘れ難し。
Side A
1, Quiet Elegance / You've Got My Mind Messed Up
2, Al Perkins / I'm So Thankful
3, George Jackson / I'm Comma Wait
4, Erma Coffee / You Made Me What I Am
5, Phillip Mitchell / Little Things
6, Darryl Carter / Looking Straight Ahead
Side B
1, Ann Peebles / A Love Vibration
2, Gene Anderson & The International Hook-Up / I'm Your Lover-not Your Brother
3, George Jackson / Let Them Know You Care
4 ,Quiet Elegance / Love Will Make You Feel Better
5 ,Phillip Mitchell / Ain't No Love In My Life
6 ,Quiet Elegance / I'm Afraid Of Losing You
Quiet Elegance / You've Got My Mind Messed Up (1973)
George Jackson - Let Them Know You Care
Ann Peebles - A Love Vibration
Phillip Mitchell - Little Things.wmv
I'm Afraid of Losing You
それとこれは90年代に入って、鈴木氏の監修による彼女たちのシングル集がCD化されたのも感涙ものでしたね。
久し振りにグローリーズのCDを引っ張り出して聴いております、エレガンスとはスタイルが違いますが、モータウンのガールグループの趣もあってこれはこれでいいですね。