土の器

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

絵ごころ

2024-04-21 00:51:00 | 日常
自分には絵心なんてないとずっと思っていた。
実際、頭で何かのイメージを思い出して描こうとすると、何も思い浮かばない。
心の中にイメージがないからだと友達に言われたことがある。なるほどなと思った。
どうやら私にそういう機能は搭載されていないみたい。

でも、何かを見て描くのは何となくできると思っていた。
小学校と中学校の美術の時間に、隣同志でお互いの顔を描くということをしたことがある。
私は一生懸命観察して、目に見える通りに描いていった。
そしたら本人は
「私って、こんな顔?」
ってめちゃくちゃ怒ってたけど、
先生は
「ほぉ〜」
と感心してた。

だけど、絵なんて習ったことがないからいつも明暗の入れ方に失敗してAはもらえなかった。

40過ぎた今更、お絵描き何かを初めてみた。
自分にできそうなこと、
人の顔を描くことからはじめる。
好きな人の顔写真をずっと見つめてしつこく観察する。しつこいのは私の特技だからね。笑
とてもエネルギーを使うんだけど、何だか楽しい。
それなりに満足できる仕上がりになったときの達成感が半端ない。
次男の顔を描いたから、次は長男の顔描かないとな。長男が寂しがる前に。

さてと、明日は主日だから早く寝ないと。
もう、今日になっちゃってるけどね。笑

ペテロとコペル君

2024-03-27 09:06:00 | 日常
朝のディボーションで、ペテロがイエス様を否定したところを読むとき、コペル君のことを思い出した。本を読むときには気づかなかったが、2人の姿が私の中で重なった。

とても親密な関係にある人が、
大変な状況に置かれたとき、
それをそのまま見過ごしてしまう..
勇気を持って前に出られない..
知らんぷりをしてしまう..
否定してしまう..

その経験は、コペル君の成長に必要だった。
自分が弱い人間で、弱さの故に卑怯な者にまでなってしまうことを知り、それを認め、
そして..
自分がどういう人になるべきか考えはじめる。

ペテロにとっても、そのプロセスが必要だったかもしれない。
いくら力を込めて、「死んでもついて行きます!」と言い張っても、実際の場面では何もできない自分の無力さ、弱さに気づき、力を抜いてイエス様に従うために。

私も..そうだったんだな..
自分の力を抜くためにあんなに長い時間が必要だったんだ。よっぽど自分が強かったのかな。笑

今になってやっと、力を抜いて生きることを少しずつ学んでいる。
自分の思い通りにいかないときに、イラっとすることはまだあるけれど、少し静まって考える。
主のために生きるんでしょう?
じゃ、何で怒ってる?
まだ、主権を握っていたいんだな..と気づく。
その一つ一つのプロセスを通して、
私も、コペル君のように、ペテロのように、
成長していく。
キリストの満ち満ちた身丈にまで。



結婚記念日

2024-03-26 11:16:00 | 日常
明日は結婚記念日。
というのを口実に、旦那が休暇を取ってくれて、春休みを迎えた子どもたちを連れて動物園に行く予定。

2010年に結婚して14年が経った。
長くも、短くも感じる。
顔見れば何考えてるか分かるくらいの歳月は共に過ごしたよね。笑 

彼と私は、学部は違ったけど同じ大学の同期で、
同じ教会で信仰生活をはじめて一緒に育って来た。けど、全く違うタイプの人間だから、同期である以外は接点もなく、そんなに親しくもなく、それぞれ教会生活を送っていた。
私からしたら、何考えてるかかよく分からない、信仰があるのかないのかも不透明で、教会から離れないのが不思議に思えるような人だった。
なのに、私と同じセルグループの後輩は、私よりも彼に親しみをもってよく従っていた。彼女だけでなく、教会の多くの姉妹たちは彼と仲が良くて頼りにしていたから、私は彼に嫉妬する心さえも抱いた。
なぜ?どうして??いったいどこがいいわけ?!
とずっと疑問に思っていた。
(今ではよーく分かるわ。笑)

そんな彼との結婚を牧師先生が仲介してくれたとき、私はあんまりにも意外で一瞬戸惑ったけど、顔には出さず、「はい」と答えた。そして、心の中では、「信仰のある私が結婚してやるよ」と思った。

しかし、いざ結婚してみると、彼はあらゆる面で私より優れた人間であることが判明した。
浮き沈みの激しい私の感情の動揺を、彼はいつも湖のようにしずめてくれた。
信仰面においても、良い時と悪い時の差が激しい私と違って、いつも同じように、騒がしくもなく、変わらぬ思いを静かに主に向けていた。そんな彼の姿に私は重みを感じた。
私に欠けている姿、私が学ぶべき姿だと思った。

そして、その変わらぬ愛は私にも向けられた。
何をしても、どんなときでも、
「可愛いよ」、「きれいだよ」、「素敵だよ」
と褒めてくれて、私を見つめるその瞳が、嘘でないことを語ってくれて、私は彼の言葉を信頼した。この人は、私が何をしても私を見捨てることはないだろうと。そしてその信頼は14年間裏切られることなく、深まってきた。

そして、何よりも、
妻である私と一緒に暮らすために日本に来てくれたこと。ずっと当たり前に思っていたことが、本当はすごく勇気がいることだと、去年あることをきっかけに気づいた。
私を選んで、何の基盤もなく、将来への保証もないところに来てくれた彼の決断が決して簡単なことではないと思えたとき、改めて感謝の気持ちを伝えた。
全てが神様のご計画のもとにある導きだとしても、そのときの彼の選択には心から感謝している。


私との結婚を受けてくれてありがとう。
こんな人だと知って後悔したかもしれないけど、変わらず好きでいてくれてありがとう。
2人きりで、すごく大変で辛いときもあったけど、ここまで乗り越えてこれたの、あなたのお陰だよ。
いつも言ってるけど、私にとってあなた以上の配偶者はいないの。
神様のベストチョイスに本当に感謝してる。
これからも支え合っていこうね。
あなたと一緒に年取って行くの楽しみだよ。
だから健康でそばにいてね。