だらずだらじゃず・本音ジャズ

英№2 ズートより優しく・ゲッツより力強く《スパイク・ロビンソン(ts)》

派手見せ興行的キミが一切無い!
Z.シムズよりしくS.ゲッツより力強く!
ワンホーンで聴かす「ビ・サビ」感を!
②『アット・チェスターズ』(84)
《At Chesters /Spike Robinson》
スパイク・ロビンソン(ts)、エディー・トンプソン(p)、レン・スキート(b)、
ジム・ホール(ds)。

レコード①の前年(84年)の録音、①同様に②もライヴ録音。
US生まれだが英国で活躍し、そのまま英国で他界。
 
ライヴでは自己のスタイル以上に、やっ気になってバリバリ吹く奴が多い。
観客をノセるためのファンサービスであろうが。
だが、この人は違う。派手見せ興行的・んだところが一切無い。
肩の力を抜き々と吹き上げ、Z.シムズかS.ゲッツか?と思わせるトーン。
ズートより優しくゲッツより力強く。ってな感じ。

①では力強さ・音の芯の強さを聴かせたが、②ではあまりにも「れ」過ぎ。
紅葉の艶やかさは①で、枯葉の舞い散るほどの「ビ・サビ」が②。
ワンホーンで朗々と聴かすライヴ演奏も中々イケル。
だが、ハイテンポの曲でのピアノが調子者でイカン。
ラグタイム風の臭いを撒き散らす、このピアノはどうも頂けない。


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