だらずだらじゃず・本音ジャズ

英№1 英国ジャズの「品格」《スパイク・ロビンソン(ts)》

流サラリーマンのスーツ姿はサマになってる??
米国人が士の国・英国ジャズに染まった!
シャープで「格」の演奏は英国ド・真ん中!!
①『スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト』(85)
Spring Can Really Hang You Up The Most/Spike Robinson》
スパイク・ロビンソン(ts)、ピータ・インディ(b)、テッド・ビーメント(p)、
ビル・イーディン(ds)。
 
US生れだが英で活躍後、英で他界。
多くのリーダアルバムがあるが、入手困難でやっと手に入れた。
EUでは、H.バップからモード、フリーへ移行する連中が当り前。
だが、85年でもップを貫き通す根性者。(US生まれだからか)

ズート・シムズかスタン・ゲッツを思わせる吹きっぷり。
ズートより甘く・優しく、ゲッツより力強く、てなとこか。
ウオームトーンでしさに溢れた音質。だが、ダレたフレーズは吹かない。

英国人ジャズには他国に無いシャープさ&鋭い表現が特徴。
だから、優しさだけの「レタ」感じが無い。
抑揚感タップリの歌心で奏でるアドリヴはとても流暢。
85年でもノスタルジック、ロビンソン・トーンにハマッタら離れられない。

ジャズ好き硬派の方は「軟弱ダ」と、嫌悪感露にするかも。

米国人が紳士の国・英国ジャズに染まった「格」は、一聴の価値がある。


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