だらずだらじゃず・本音ジャズ

英№1 英国式スピード感で圧倒したいか?!《クラーク・トレイシー(ds)》

新幹線が目の前を通り抜ける、一驚くが・・・
そんな感覚に似た演奏・・、だが憶に残らない。
80年代・英国手ジャズマンの成れの果て!
①『サドンリー・ラスト・チューズデイ』(86)
《Suddenly Last Tuesday/Clark Tracey》
ガイ・バーカー(tp)、ジェイミー・タルボット(as,ts)、スティーヴ・メリング(p)、
フィル・ステリオパルロス(b)、クラーク・トレイシー(ds)。


80年代に出没した英国ジャズマン。
新進気鋭だからか経歴データ等不明、
こんな若手ジャズマンは程いる。
マスメディアに露出されることも無く、アルバムが淡々と店頭に並び。
数枚のリーダアルバムを出すが、いつの間にやらえ去っていく。
そんなジャズマンが殆ど。

このアルバム何の特徴も無い、7曲中5曲が超ハイテンポの曲。
モードで奏ってるが、ハイテンポの音階練習にしか聴こえない。
スピードにのって好良く!のつもりだろうが、何の個性も無い。
駅ホーム上で目前を新幹線が目にも止まらぬ速さで通り抜ける。
驚くだろう、これに似た感覚が残るだけ。

86年の頃、英国ではこんなモノが売れると思ったのか?
 

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