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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 失茶化滅茶化、揺さ振る魂《(南アフリカ)マカヤ・ンツォコ(ds)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズドラム「マカヤ・ンツォコ」のレコード紹介です。~♪ 

南アフリカ音楽の奇襲、「ツォコ」。
失茶化茶化、ぐちゃパワーが攻める。
未知との遭界、参りました・降参です。

一句
 “ぐちゃジャズの 揺さ振るビート を”


①-1『マカヤ&ザ・ンツォチス』(74)
《Makaya & The Tsotsis/Makaya Ntshoko》
マカヤ・ンツォコ(ds)、ボブ・ディーゲン(p)
ハインツ・ザウアー(as,ts)、イスラ・エッキンガー(b)。


①-2 オリジナルジャケット(Enja2042)
 
《リズム陣のピアノトリオ ブログ紹介》

《ハインツ・ザウアー(ts)参加アルバム》

参りました。
こうも身勝手・自奔放に演られると。
フリージャズど真ん中に降参です。

フレーズが、ドラムのインパクトが・・・。
こんなの語りようのない「ちゃ」プレイ。

失茶化茶化、てんで・ばらばらプレイ。
のように聴こえるが。
お互いサポートした、インタープレイがある?!
とはいえ、私には騒音のようで説明する勇気がない。

「うおぉ~ん・ぐぉ~ん」。
硬質で・力強くうねるベース。
際立って・目立つのはエッキンガーのベースだ。
 
ベースのメロディーだけが、々と突き進む。
重量級でありながら・くっきりと浮かぶ。
「ぐちゃ」な音の群だから、余計に際立っている。

「どんつく・どん・つく」マカヤのドラムが轟く。
南アフリカ・ケープタウン出身のドラマー。
その名は、マカヤ・ツォコ。

ダラー・ブランド(p)と同じ、ア出身の方。
名前だって、調べたら「ン」で始るなんて。
何もかも、珍しい初物に遭遇した。

こんなの聴いてると、演奏だってドを抜く。
ドラムは、従来の尺度で測るテクではない。
叩き出すビートは、インパクトだらけで興味津々。

独出身のサックス、ザウアーも凄まじい。
硬く・突ん裂く音が、脳天に向かってくる。
メロディー性はなく、奇奇天烈に擬音効果のように攻め立てる。
 
 一句
 “ぐちゃジャズの 揺さ振るビート を”
 
この国籍部隊、何もかも惑惑の集団だ。
ピアノはUS、ベースはスイス、テナーは独。
リーダーのマカヤは南ア出身。
レーベルはenja、独録音で少々硬い音質です。
 
♪~「Bridges」「んつく」のドラム&ピアノ、テナーの悲鳴が・・・。


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