だらずだらじゃず・本音ジャズ

英№1 これ!どこがイイの??《ウイルトン・ゲイナー(ts)》

何がイのか? このレコード!
音色?フレーズ?それとも、ャズしさ?
ャマイカ人だからか、あえてジャズらしく・・・か!

『ブルー・ボギー』(59)
《Blue Bogey/Wilton Gaynair》
ウイルトン・ゲイナー(ts)、テリー・シャノン(p)、ケニー・ナッパー(b)、
ビル・アイデン(ds)。
 《YouTubeリンク:
https://youtu.be/GUI3SHxJOKE?list=PLvxWibFr0wiLZ--OoSbJ4mR4F_MNP1G1e 》

何で、このアルバムが、ゲイナーが好きなんだろう?
「澤野工房」のレコード、新品で買ったから安くはなかった。
しかし、見つけたら自分のモノにしたい。そんな欲望に駆られるレコード。
ゲイナーはジャマイカ生れ独で4年、その後英で活動。
リズム陣がイイとか(むしろヘタクソ)、音色・フレーズがイイとか。
そんな訳でもないのに、このレコードはイイ。

音質は太く・硬い、録音の悪さからかアナログらしく少しハスキー。
フレーズは音数を欲張らない、々と・たくましいフレーズ。
しかし、こんな理由で好きな訳では無い。

じゃぁ~何でか?  「囲気がイイ」、「テーマの雰囲気がイイ」。
モダンジャズの良さを浮き彫りにした、そのアンコの部分に酔ってしまう。
ジャマイカ人だからあえて、ジャズの雰囲気を真似し取組んだのか。
それは、同じジャマイカ人のウイントン・ケリー(p)にも言える。
 
自分が日本人だからか、「ジャズの愁」が感じられる。
理屈抜きに好かれるレコード。
だが、この人、アルバムが2枚しかない。
 

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