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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 個性を束ねる音楽家《チャーリー・ミンガス(b)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズベース「チャーリー・ミンガス」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
「ヴォ~」ベースの残音、空間をわす!
②『直立猿人』の長線、奇抜路線サウンド!
音楽家ミンガスの個性上、プレーヤの影は!
ジャズ川柳で一句
 “ベーシスト 個性を束ねる 「さ」る音”

③『ザ・クラウン』(57)
《The Clown/Charles Mingus》
チャールス・ミンガス(b)、カーティス・ポーター(as,ts)、
ジミー・ネッパー(tb)、ウェイド・レジェ(p)、
ダニー・リッチモンド(ds)。
《Charles Mingus Blog紹介》

「ブォ~・ヴォ~」弦を力強くはじく。
ドライで枯れた残響音が空間をわす。
 
ベースソロで始るこのレコード。
国内盤だが「さ」ついたベースの音が。
ウッドベースらしさを肌で感じることが出来る。

当③は②『直立猿人』の翌年に録音された。
②の長線上の音の創りを感じる。
 
あまりにも個の強い曲&構成。
逆に、各プレーヤの個性が感じれない。
音楽家・作編曲家のミンガスの個性だけが浮き立つ。

曲調から脱線しないアドリヴの統一感が強い。
即興だが、各プレーヤは曲のーツを成してるだけのような。
それが、リーダ・ミンガスの狙いだろう。
 一句
 “ベーシスト 個性を束ねる 「さ」る音”
 
リーダの力量は最大限発揮されてはいる。
その反面、重箱に押し込まれた押し寿司か?
屈さを感じ、各プレーヤの色合いは乏しい。

「体制への反逆」そんなメッセージを込めた?
だが、そんな意味深いものは聴き取れない。
ただ、曲調の統一感&圧するパワーはヒシヒシと感じる。
 
♪~♪  「体制への逆」そんなメッセージが感じられるでしょうか?

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