カナディアンロッキーでのんびり

Japan→Kelowna→Vancouver→Banff ツアーガイドやってます!

ラーチバレーへ、カラマツの黄葉

2020-09-30 | ハイキング
2020年9月29日(火)
 
今日は、先週行くことができなかったラーチバーレーのハイキングへ。
 
先週は、家を朝6時半に出ていき、アクセスロードすら入っていけず断念し、
今日は、朝5時半に出ていき、ぎりぎり駐車場満車直前に滑り込めましたぁ。
 
到着した6時40分はまだ暗く、車の中で朝食を食べて、ちょっとだけ仮眠しようとしましたが、友人としゃべりまくり、結局、仮眠せず出発。
 
トレイルヘッドは、モレーンレイクです。
日の出前に到着してますので、朝焼けも期待しましたが、
天気予報では、ピーカンのはずが、やはり山のお天気ですねぇ、
雲があり、あまり朝焼けを期待できなかったので、
薄暗い7時半に、出発しました。
 
そして、いつもないのですが、強風・・・。
風が吹くことは、もちろんありますが、早朝からの強風は、
本当に珍しいです。
 
トレイルヘッドの標高は、1884mで、意外と高いです。
そこから2.3kmスイッチバックで、2218mまで上がると、
ラーチ(カラマツ)がでてきます。
 
 
黄色い木が、カラマツ!!
松は、普通黄葉しませんが、ラーチ(カラマツ)はします!
これを見に沢山の人々がこの時期にやってきます。
なので、駐車場が朝一で満車になってしまうのです。
アクセスロードがせまいので、路肩駐車をされてしまうと、すれ違えなくなるので、以前は、無法地帯となり渋滞で車が動くことができず大変でした。
それをなくすために係の人が車をコントロールしているのです。
なので、期間限定でバンフから往復20ドルで、バスが出ています。
 
 
奥の山裾にモレーンレイクがあります。
テンピークスという10個の峰が続いていますが、その一部です。
白いのは、フェイ氷河。
 
 
反対側を見ると、青空も!
青空にカラマツの黄金色が映えますねぇ~。
今日は、雲多くないはずなのに…以外と雲多かった・・・。
なので、青空あるとすかさずシャッター切りましたぁ。
 
 
さらに標高を上げていくと、カラマツの背丈も低くなっていきますし、
密度もなくなってきます。
 
 
写真真ん中の道が、トレイルです。
トレイルがカラマツで囲まれているので、このトレイルは、とってもこの時期に人気となるのですよねぇ~。
 
Minnestimma Lake
 
今日は、このミネスティマレイクで、折り返しました。
奥の山と山の間は、センチネルパスと呼ばれ、この湖から30~40分ぐらいで
上がっていけるのですが、
今日のテーマは、「間近でラーチ」だったので、
何度も行ったことがあるので、行きませんでしたぁ。
 
このラーチバレーのトレイルには、お仕事(ハイキングガイド)で
よく来るところです。シーズン中は、2~3回は必ず来ます。
しかし、もちろん今年は、あいつのせいで失業中ですから、
今日は、プライベートでやってきています。
商業車だと、朝早く来なくても、アクセスロードが閉鎖中でも
すーーーっと開けて入れてくれるので、お仕事の時は、いつでも入れます。
 
 
ミネスティマレイクまでくると、森林限界を超えているので、
松の木がなくなります。
しかし、この↑ように、たまぁ~に、頑張って育っているカラマツもいます。
標高が高すぎて、木などは育つのが大変になってしまいます。
ミネスティマレイクで、標高2450mです。
 
ここまで来ても、今日は、強風。。。
登ってきたときに汗をかいていたので、寒くて、
フリースに、ダウンジャケット、ニット帽に手袋で暖をとりました。
 
Ten Peaks and Larch Trees と私。
 
太陽光が木にあたると、本当にキレイ!!
 
 
たまに現れる青空とカラマツ、やはり、き・れ・い!!
 
 
山の斜面に沢山のカラマツ。
1本の木をまじまじ見るのも綺麗なのですが、
まとまっているのも、圧巻です。
 
そして、朝7時半から歩き始めて、午後1時には、ハイキング終了。
 
Moraine Lake
 
午後になっても強風は、おさまってなかったのですが、
モレーンレイク↑も眺めてから、帰りましたぁ。
 
今日は、往復8.8km歩きました。
この距離で、沢山の黄葉したカラマツが見られるので、
とっても人気のトレイルになるのでしょうねぇ~。
 
そして、写真では、分かりづらいのですが、
実は、黄葉のピークは過ぎてしまっています。
もう散ってしまっているカラマツも多かったのですよねぇ。
先週行けていれば、ドンピシャだったと思うのですが、
今日も、キレイでしたし、駐車場事情が大変なのに行くことできたので、
良しとしないとですねぇ。
 

3年前の9月29日 隣り町

2020-09-29 | 思い出
2017年9月29日
 
この日は、お仕事お休みで、隣り町に行っていたようです。
 
バンフから東に23kmほどの隣り町 キャンモア
 
 
やはり、この時期は、黄葉がきれい!
ここ↑は、ダウンタウンのすぐのところにあります。
 
Three Sisters
 
ここ↑は、スーパーマーケットの駐車場からのスリーシスターズという山。
キャンモアの町の象徴となる山です。
 
それにしても、お天気の良い時の黄葉の色は、本当き・れ・い!!
 
今年は、3月下旬から隣り町すら訪れていません。。。
明後日には、友人のお引越しのお手伝いで、久々に向かいます。
 

2年前の9月28日 ハイキング中に

2020-09-28 | 思い出
2018年9月28日
 
この日は、レイクルイーズからのハイキングのお仕事でした。
 
トレイルからは、だいぶ離れていたもの、目視で来たので
ドキドキでしたが、
 
 
グリズリーベーア―の親子です!!
 
お客様を連れていたので、先に進むか悩みました。
この時点では、ものすごく遠かったのですが、帰りにトレイル近くまで来ていたら!と思うと、進むべきか、戻るべきかと悩んだのです。
 
しかし、このトレイルは、ものすごい人が来るところだし、もしもトレイル近くでも、違うルート(距離はながくなるものの・・)があるので、
大丈夫かと思い、お客様にも説明をして、進みました。
 
ここで、見ているときも周りには、10人以上の人々がいました。
 
2頭でいるグリちゃんかと思いきや、
 
 
お子2頭にお母さんグリちゃんでしたぁ。
 
目的地まで行き、戻ると、まだいましたが、ほぼほぼ同じところにいて、
問題なく、ハイキング終了できました。
 
ハイキング中にクマちゃんに逢うことは、実は、そうそうありません。
めずらしいことですねぇ。
 
 
 
 

ウォータートンレイクス国立公園 Day 2

2020-09-27 | 旅行
2020年9月22日(火)
 
前日に天気予報を確認したら、1日曇りと出ていましたが、
朝確認すると、午後から雨に変わっていました・・・。
 
朝は、ゆっくりとして、10時半過ぎにホテルを出発。
ハイキングへ。
 
Bear's Hump Trail
往復2.8km、±225m。
1313mから1530mまで。
 
 
歩き始め↑。奥の左側の岩の上がゴールです。
ここも2017年の山火事のあとです。
トレイルヘッドには以前国立公園のインフォメーションセンターがありましたが、山火事で建物が燃えてしまい、今は駐車場のみで、センターは移動してしまいました。
 
 
途中数か所にベンチがあり、休めます。
距離は短いですが、急登です。
火事で燃えてしまった木たちですので、景色が丸見え。
 
 
最後には、この階段。
これを登りきると、ウォータートンレイクスが一望できます。
 
Waterton Lakesと私
 
空全体どんよりとした曇りですが、湖の奥は、雨雲です・・・。
 
Waterton Lakes and Downtown
 
湖わきに、町があります。ホテルだけではなく、ちゃんと住民もいます。
町は、写真に写っているここだけです。
赤い屋根のホテルに泊まりました。
 
 
湖の右側のこの山は、下草が紅葉していて、キレイですが、
本来、松の木があるところ。ここも2017年の山火事のあとです。。。
 
この日は、風もほとんどなく穏やかでしたが、常に強風の場所です。
火事が起きれば、一気に山の上まで燃え上がるのは想像できます。
また森が再生されるまでは、長い年月かかるでしょうねぇ。
 
 
湖を挟んで反対側は、燃えませんでした。
町も燃えずに済んでよかったと思います。
 
そして、ここに30分ぐらいいて、雨雲がどんどんとやってくるので、
下山しましたが、下山最後には、ちょい雨が降り始めました。
 
たくさん降る前に車のところに到着。
ダウンタウンで、ラザニアのランチを食べて、雨もずっと降っていたので、
ウォータートン国立公園を後にすることに。
 
この国立公園には、以前バッファローパドックがあましたが、山火事の時に移動されてしまったそうです。ただ、1頭だけ見つけ出すことができず、もしかすると今もまだいるかもしれないそうです。
 
そこも寄りたかったのですが、いないのなら仕方ありませんよねぇ。
 
帰りは、ちょっと違う道を通り、クマちゃんを探しながら帰りました。
 
実は、ウォータートン国立公園は、クマちゃんとの遭遇率が高く、
以前お仕事で来るたびにあっていたのですが、今回は、まったくでした。
やはり、山火事の影響でしょうねぇ。
 
 
もうあきらめていたら、やっと逢えました。
グリズリーベアーです。
しかし、道路わきの森の中だったので、ボケボケ写真になってしまいました・・・。
 
ほかは、まったくと言っていいほど野生動物たちとは逢えませんでした。。。
残念・・・。
 
Highway 40
 
ウォータートン国立公園だけが雨で、そのほかの場所は、
こんな↑かんじで、青空。
 
1泊2日のウォータートン国立公園の旅は、
のんびりとしたものとなりましたぁ。
 
冬が来る前に、またどこかに行きたいなぁ。

ウォータートンレイクス国立公園 Day 1

2020-09-26 | 旅行
2020年9月21日(月)
 
バンフから360kmほどドライブして、ウォータートンレイクス国立公園へ行きました。
ウォータートンレイクス国立公園は、15年以上前には、よくお仕事で来ていたところ。
最近はめっきり行くことなく、久々に訪れましたぁ。
 
朝8時に出発し、4時間ほどのドライブで到着。
 
Upper Waterfowl Lake
 
少しだけ山火事の煙が残っているようですが、
通常見えている奥まで山が見えているので、良かったぁ。
奥は、もうUSAのモンタナ州です。
国境をまたいでいる湖です。
 
ボートクルーズで、US側にパスポートなしで短時間上陸できますが、
もうクルーズ自体が終わっていたようです。
まぁ、以前お仕事ではよく乗っていたので、今回乗れなくても
あまり気落ちはありませんでした。
 
Prince of Wales
 
湖畔のちょっと高い所にこの↑ホテルがあります。
今回は、ここに泊まるかご飯食べるかを楽しみにやってきたんですが、
この日からシーズンクローズとなっていました・・・。
ネットで調べたときには、まだ開いている感じだったのにぃ・・・。
 
仕方ないので、泊りはダウンタウンのホテルで、
食事も、ダウンタウンで。
 
Red Rock Canyonと私
 
湖からは、車で30分ほど走ってこの渓谷です。
周りの山が全部赤いかというとそうではなく、
ここだけ赤いのですよねぇ~。
夏は、お水が多いので、ここまでは入れませんし、人も多いですが、
ほぼほぼシーズンオフになるので、人が少なかったです。
 
 
そして、この岩は、この渓谷わきにどん!とあります。
何も看板がなく、ただただ岩があるだけかと思いきや、実は、とっても貴重な岩です。
 
これ、化石なのですよぉ~。
ストロマトライトと呼ばれる、微生物の化石。
昔地球に初めて酸素をもたらしたのがストロマトライトです(確か)。
ビロード状のもので、現在生きているものは、オーストラリアの海にいます。
 
 
渦状のものがそのストロマトライト。
この1か所だけでなく、岩全体にこの渦がたくさんあります。
 
貴重なものですけど、特に柵してあるわけでもなく、
人々は素通り・・・。
誰も注目していませんでした。。。。
 
Blakiston Falls
 
レッドロックキャニオンから片道1kmほどのハイキングで、
このブラキストン滝。
 
 
全体を見ると、周りの木が枯れています。
2017年の山火事のあとです。
非常に大きな山火事でした。
ウォータートンレイクス国立公園は、非常に風が強いので有名です。
いったん火が出たら、止めるのが大変です。
 
Cameron Falls
 
そして、ウォータートンレイクス国立公園のダウンタウン近くにこの滝があります。
このお水の源になるCameron Lakeにも来るまで行けるのですが、
アクセスロードクローズで、残念ながら行けませんでした。
自転車では、この日から行けていたようですが、片道15kmほど。
しかも山道です。行くわけないですよねぇ~。
 
 
こんなものができていました。私がお仕事で来ていた時にはなかった気がしますわぁ。
もちろん風景は昔と変わりありませんが、湖畔のお散歩道などが整備されていたりしましたねぇ。
 
10年以上ぶりなのに、自然の風景は変わりないので、
懐かしいという感じではなく、最近も来てたんじゃないのぉ~って感じでした。
 
次の日へとつづく