カナディアンロッキーでのんびり

Japan→Kelowna→Vancouver→Banff ツアーガイドやってます!

サークレイク

2021-09-11 | ハイキング
2021年9月10日(金)

今日は、軽~いハイキング。
おとといのハイキングで、モモが筋肉痛で、
歩けば治ると思っていましたが、さらに筋肉痛・・・。

バンフから車で1時間半のウォーターファウルレイクわきが
トレイルヘッド。
ウォーターファウルレイクは、8月にキャンプに行ったところ。


10時から歩き始め↑。


こんな↑森を歩きました。


1.3kmほど歩くと、分岐↑になります。
右に行くと、ケフレンレイクへ。
ケフレンレイクは、昨年行っています。

今回は、行っていない左のサークレイクへ。
ここからは、2.9kmで、湖につきます。


分岐から、ちょい歩くと、水の音が聞こえて、
川↑のわきを歩きます。


分岐から1時間ほど歩くと、前方に山が見えてきます。


氷河も、奥に見えてきます。


2時間ほど歩くと、湖に到着。
湖わきは、すぐにこの土砂崩れの場所↑。

ここで、ランチしました。

Cirque Lake

土砂の下すぐに、このサークレイク↑です。
風もなく、湖面が鏡! 氷河湖で、とっても水がきれい。
水自体は、透明ですが、氷河のとけ水とともに
ロックフラワーが流れ込んで、それに光が反して、この色です。


携帯のカメラでパノラマを撮りました↑。
しょぼい携帯なので、色が、カメラほどきれいに出ないなぁ・・・。

太陽も出て、風もなかったので、岩の上で、
ぼーっとしていると、なんと、ここで、1時間半もたってしまいましたぁ。


帰り際には、風も出てきて、湖面は鏡でなくなりましたが、
色がきれいに出ましたぁ。

私たちのほかには、3人ぐらいしかやってきませんでした。
人が多くなく、静かに、ハイキングできました。


ここのトレイルは、ほとんどがウエットなので、
キノコがたくさん。

これ↑を見たら、なめこ汁が飲みたくなりましたぁ。


手前の白いキノコの後ろには、ちっちゃく茶色いキノコも。


マッシュルームみたいですけど、表面にトゲトゲ。
よーく見ると気持ち悪いなぁ・・・・。

今日のハイキングは、往復8.4km、標高差170mぐらいでした。

しっかし、モモが筋肉痛・・・。

もうすぐ寒くなっちゃいます。
あと何回ハイキングに行けるかなぁ?














Cレベルサーク

2021-07-15 | ハイキング
2021年7月14日(水) ハイキング④

今日は、バンフから車で15分のところにある
C-Level Cirqueというトレイルへハイキング。

駐車場に到着して、すぐさま顔用の蚊よけのカヤをかぶり
車から出ると、蚊よけスプレーをかけまくり。
そんなことをしていると、トレイルヘッドのほうにカメラを構える人を見かけたので、もしかして、クマ?と思ったのですが、
車から出てくるし、どんどんその何かのほうに近づいていくので、
シカかなにかと思いました。

のぞきに行くと、なんと、かわいらしい、キツネちゃんでした。


すすぐさまカメラを取り、もどると、もちろん逃げること逃げること。
しかし、途中で、おすわり↑。
森へと消えていきました。

また準備をしていると、今度は、キツネちゃんのほうから
駐車場に出てきて、私の横を横切りましたぁ。


エサを確保できたようで、何かをくわえています↑。
ネズミかなぁ~と思うのですが、アップしてみてみると
毛があるので、もしかするとリスちゃんかも。
かわいそうですけど、食物連鎖もありますから、仕方ないですよねぇ。
自然界の摂理です。

しかし、足が長いですねぇ~、キツネちゃん。

Trailhead of C-Level Cirque

9時半に歩き始めました。
このトレイルに来るのは、お初です。

しっかし、蚊は多いのですよねぇ、今の時期は。
スプレーしても、まとわりついてきますが、顔用のカヤで顔は助かりましたが、体は、スプレー片手に、スプレーしながら歩いていました。

それでも、最終的には、今日は12ヵ所刺されました・・・。


この辺りは、昔石炭を掘っていたところで、
このトレイルには、そのあとが残っています。
この↑建物もそのあと。しかし、落書きされていて、
なんだかかわいそう。


こんな↑柵がされているとこも5ヵ所ぐらいあります。


大きな穴が開いています↑。
昔、石炭を掘っていたところでしょう。

Cascade Mt

2時間ほど森の中を歩いていると、突然として目の前に
カスケード山↑が見えてきます。
そして、すぐまた森の中を20分ぐらい歩くと、

Cascade Mt

この↑景色が、どーーんとでてきます。
写真では、迫力が伝わらないなぁ・・・。

いったん、ここで小休憩。
標高1900mぐらいです。
ちなみに、この山の頂上は、2998mです。

写真↑の右側の緑の下に線が入っていますが
そこがトレイルで、この後そこを登っていきました。


上った先が、この↑ように足元は岩場が広がっています。

ここで、ランチを食べて、のんびりしておりました。
すると、後ろに気配が・・・・。
なんかいる!と振り返ると、マーモットちゃんがいました。
そして、すぐさま岩の上に。

Marmot

親子でおりました。もう1匹いましたが、岩の下で草食べてました。


岩の下では、こんな可憐なお花(オダマキ)も咲いていましたぁ。

ランチと休憩で、1時間15分ぐらいいました。
まだ、この先もトレイルは続き、ハイポイント(2190m)まで行けるのですが、直登ですし、今日は、非常にかすんでいて、まったく周りの景色が見渡せないので、行くのをやめました。


左側の部分↑を登ってきましたが、
この奥が本当なら、山並みが見えるはずなのです。
しかし、煙が充満してしまっています。何も見えません・・・。
お隣BC州の300ヵ所と言われている山火事の煙です。

なので、ハイポイントには上がらず、ここで折り返しました。


森へ戻ってくると、行きには見えていなかった湖↑を発見。
とっても小さいです。

そして、また同じ道を戻りました。
相変わらず、蚊に襲われながら・・・。

今日は、往復8kmほど。標高1475mから1980m、標高差505m。
ランチののんびり時間も含めて、5時間半のハイキングでしたぁ。

ストーニールックアウト

2021-07-08 | ハイキング
2021年7月7日(水) ハイキング③

今日は、午後からサンダーストームリスクがあったので、
短めハイキングへ行ってきました。

バンフの街の目の前にあるノーケー山からのトレイルです。

この近くのトレイルに行ったときに、ものすごい蚊に襲われたので
ここもすごいのが予測されたので、駐車場で、おもいっきり
蚊よけスプレーしました。

Trailhead

ノーケイ山のスキー場の駐車場からです。
カスケード山が見えるルックアウトまで2.2km。
ループになっているので、そこから同じ距離2.2kmで戻ってこられます。

全行程4.4kmなのですが、途中道に迷ったので
5kmぐらい歩いたでしょうか。

ずっと森の中ですが、やはり、蚊はすごく、スプレーしていてよかった!
と思ったのですが、それでもまとわりついていて、
数か所刺されました・・・。
長袖も着ていたのに、ネックウォーマー(と言っても薄手)で耳も首も隠していたのに、帽子との隙間の目じりをやられました・・・。
それに、シャツの上からも刺してくるんですよねぇ・・・。

Bronze Bells

止まって写真を撮っていると、ものすごく蚊に囲まれますが
たくさんお花咲いていたので、頑張って撮ってみました。

この↑お花は、日本にはないようです。もうちょいすると
ブロンズ色になります。1cmもないくらいのお花ですが、
毒があり、触るだけで鼻血が出るともいわれていますが、
以前触りましたけど、大丈夫でしたぁ。
鼻血花なんて呼ばれているようです。


そして、40分ぐらい歩いて来ると、
この矢印の看板を右側のほうから見ます。
すると、まっすぐ行く感じに思われたので、進んでいきました。
オフトレイルになってしまいました・・・。
本当は、この矢印とは逆、左に行かなくてはならないのです・・・。

この看板は、ループを逆回りしたときに、まっすぐ行かないよう
右側に進んで!っていう看板です。
今回反時計回りで歩いていて、トリッキーな場所でした。
時計回りで来ていたら、ここで、迷うことはなかったのでしょうねぇ。

まっすぐ間違ったほうにも、トレイルのような道ができていたので
たくさんの人たちが、間違っているようです。
今回も、先に2組のハイカーが行っていて、
若いカップルのグループが、ここトレイルじゃないよ!
って教えてくれて、戻ることができました。
しかし、間違えた道は、とても急で、戻ってくるのに
息上がりまくりでしたわ。

道を修正して、しばらくすると、やっとストーニールックアウト↓に到着。


お隣の、カスケード山が見えましたぁ。


国道1号線も見ます↑。中央の左右に出ている白っぽい線が高速道路。
ここで少し休憩。蚊が寄ってきますが、蚊よけスプレーを再度して
ゆっくりしました。

Heart-leaved Arnica (ウサギギク)

Yellow Columbine (オダマキ)

One-flower Wintergreen (イチゲイチヤクソウ)

どれも、けなげに咲いております。


一か所だけ、こんな↑大きな岩のわきを通りました。

Twinflower (リンネソウ)

ボケちゃってます・・・。名前の通り、通常は一つの茎から二つのお花
なのですが、この子は、3つのお花!
右奥に、通常のが写ってます。

5cmぐらいしか背丈のない、かわいらしいお花です。

Indian Paintbrush 

土壌の質によって、色が変わります↑。
多く見られるのは、この赤い子↑。
他には、白・緑・ピンク・あずき色・黄色など。

Norquay Ski Area (ノーケイスキー場)

そして、そろそろトレイルも終わるころに、
この↑スキー場が見えてきます。
夏は、一つだけリフトが動いていて、
レストランをやっていたり、ロッククライミングをやったことない人でも
ロッククライミングもどきを、ガイド付きで楽しめるところです。

今回は、道に迷ってしまったので、2時間ぐらいで歩けるところを
3時間ほどで歩きました。
迷ったところが、急なさかだったので、短い距離でしたが
いい運動になりました。

アイフルレイク

2021-06-23 | ハイキング
2021年6月22日(火) ハイキング②

今日は、モレーンレイク出発のアイフルレイクへの
ハイキングに行ってきました。

モレーンレイクは、とっても人気の湖なので、
すぐに狭い駐車場は混んでしまいます。
しかし、今年は、お隣のレイクルイーズの駐車場が有料になったので、
モレーンもそう思う人も多く、意外と車が多くなく、すんなりと駐車できましたぁ。

トレイルヘッド

標高1866mから出発です。入り口が一番急登です。
そして、すぐ歩いてわき腹と肩がかゆくなり、蚊に刺されました・・・。

ちゃんと蚊よけを持っていたのに、歩く前にはスプレーせずで、
すぐさま刺されることに・・・。
かゆみ止めを塗り、蚊よけのスプレーをすると、そのあとは刺されませんでした。家に帰ってから確認したら、5か所も刺されてましたよぉ・・・。


最初に現れたのが、キンイロジリス↑。
この子は、何かくれると思い、人のところに出てきたりします。
が、国立公園内では、野生動物にエサやりは禁止です。
写真だけ撮らしてもらって、さよならしました。


これ↑が、トレイルの途中。スイッチバックが13回続きます。
今日のハイキングの中で、苦しいところ。


苦しいけど、どんどんと標高を上げると、こんな↑景色。
エメラルドグリーンのところが、モレーンレイク。
山の上のほうの白いところは氷河。


足元には、かわいらしいピンクのお花↑。5㎜ぐらいしかありません。
グラウスベリーといったかなぁ(?)。
このお花の部分が、赤い実になるのですが、食べるとおいしいです。


そして、スイッチバックが終わると、標高2194mの分岐↑です。
トレイルの入り口からここまで2.4km。標高差は328m。
看板の右に行くと、ラーチバレーです。
ラーチとは、カラ松。この辺りからカラ松の森になります。
特に秋は、黄金色になるので、とっても人気のトレイルです。
今日は、そちらにはいかず、というのも雪がまだトレイルに残っています。
一緒に行った友人がちょい膝を壊していることから、
雪の上はまだ行きたくなぁ~いということで、
あまり雪が残っていない左の方へ。


テンピークスの一部↑。
分岐から20分ぐらい森の中を歩くと、
開けてきてこの山並みがはっきり見えてきます。

Western Anemone

雪がとけてすぐに咲くお花↑です。
この周りには、まだ雪が残っているところもありました。

そして、雪崩エリアに出ました。
木もなくなり、まだまだ雪が残っていました。
気温が20℃以上になっているので、雪が緩んで滑りやすいので、
ここで折り返そうかと思ったのですが、
友人は、まだ足は大丈夫ということで、進んでいきました。


一つ乗り越えれば、またこんな↑雪崩エリアが出てきます。
もちろん、今でも流れてくることもあるので、
緊張しながら、歩きました。
相変わらず、青い私↑。


そして、このテンピークスの景色を見ながらのランチ!
雪崩エリアですが、もちろん背後に雪がないところで、
ちょうど大きな座りやすい石の上で、食べていました。
今日は、気温が高く、目の前のテンピークスでは、
大きなドーーーンという音を出し、何度も雪崩が起きていて
飽きることなく、景色を眺めていられました。


すると、足にテントウムシ!!!
久しぶりに見ましたぁ。なんだかほっこり気分。

ランチ後は、さらに雪を乗り越えて、アイフルレイクが見えるところまで。


わかりづらいですが、真ん中ちょい下側に半分凍っている
アイフルレイクが見えてきました。
友人が、とりあえずこの湖が見るところまで行きたいということで、
見えたので、ここで折り返しました。
ここまで片道5kmほど。分岐からは、標高を100mさらに上げて、
この場所で標高2295m。


そして、目の前に、マーモットの兄弟(オスかメスかわかりません・・・)が出てきました。
まだちっちゃいので、子供のようです。
人間も怖がりません。。。
逆に向かってくる始末。
こっちが後ずさりしていましたよぉ。


一所懸命に石をよけ、土を掘り、根っこを食べていました。


耳が、よーく見えたのですが、なんだか人間の耳みたいでした。
大人のマーモットでは、耳なんて見たことなかったので、
新たな発見でした。


この大きな岩の下が、このマーモット君たちの住みか。
岩の下の隙間に入ったり出てきたり。


そして、折り返して、森に入る前の景色↑。
見てきた景色でしたが、行きは背にしていたので
改めて見ると、いい景色でしたぁ。

今日は、10時に歩き始めて、4時半ちょい前に車に戻ってきました。

天気予報では、ピーカンのはずでしたが、雲は多かったですねぇ。
さすが山の天気はわかりませんね。
しかし、気温は、20℃以上あり、たまに珍しい生暖かい風が流れてきたりしていました。



今年初ハイク

2021-06-12 | ハイキング
2021年6月11日(金)

今日は、今年初のハイキングへ行ってきました。

クートニー国立公園のスタンレーグレーシャーというところです。
往復約10km、標高差345m。
1573mのトレイルヘッドから1920mぐらいまで行きました。


昔の火事のあとなので、松の木がまだ背丈が小さいところです。
後ろを振り返ると、


こんな↑かんじです。


そして、小川が流れているここ↑で、
ちょっと休憩。
この辺りまで来ると、周りの木は、火事にならなかったようで
背は高いです。

ここから森の中を少し歩きますが、トレイル自体に水が流れて
少しドロドロしたところ歩きました。


そして、少し標高を上げると、トレイル上にまだ雪が残っていました。
もっと残っているかと思っていましたが、2か所だけでした。


短い距離ですけど、意外と滑るので、慎重に歩きました。
しかも、不意にズボッと沈んでしますと、下は石がゴロゴロなので
足をくじいちゃう。今回は、沈むことなく行けましたぁ。

Marmot

トレイルの右側は、谷になっていて、100mぐらい下に
マーモット↑ちゃんがいました!

Marmot

3匹ぐらい岩のところをうようよしていました。


足場は、石がゴロゴロしてるのですが、それを探すと
三葉虫の化石を見つけられちゃいます!
友人と探して7つ見つけることができました。


一番はっきりしているのが、これ↑。
こういうのが見られるのも、楽しいですねぇ。

Glacier Lilly

そして、同じ道を戻るのですが、また小川のところで休憩していると
行きには気づかなかった、カタクリ↑が咲いていましたぁ。

今日の天気予報は、晴れだったのですが、
2度ほど日が差しましたが、ほとんど曇りで、
帰りには、雪がふわーーーっと降ってきたりしました・・・。
恐るべしカナディアンロッキーですねぇ。
温度計を持っていましたが、12℃ぐらい。
雪が舞ったときには、8℃ぐらいでした。

久々に山道を歩き、ちょい下りは膝の裏が痛くなりました・・・。
明日は、筋肉痛かしら?

あっ、今日のトレイルでは、氷河があったのですが、
写真におさめるの忘れてたぁ~・・・・。