JG2AAEのてんやわんや3

トホホ人生を送るJG2AAEのてんやわんやぶりやトホホぶりを綴りますtake3ですw

この子可哀相・・・

2010-03-21 20:30:49 | 無線・パソコン日記
と、下の子がつぶやきました。

というのも、今日は自分の姉のところに子供達が始めて遊びに行く日でした。
二人を後ろに乗せて、実家に向かいました.
自分の母が二人を電車で連れて行ってくれる予定だったのです。
昼前に、自宅を出るときに無線機のスイッチを入れました。
「今日はコンテストやってるから賑やかだよ。」と二人に教えました。
先に二人が乗り込んで、自分は玄関に鍵をかけてから乗り込むと、下の子が
「今、呼んでる子が居たよ」というのです。
どうやらコンテストに参加している子供が居るようです。
運転しながら、その局が出ているチャンネルを探しました。

しばらく聞こえてきませんでしたが、直ぐに見つけることができました。
最初女の人かなとも思いましたが、どうやら女の子のようです。
声の様子からまだ小学生ぐらいだと判りました。
「パパその子と無線やるの?」と下の子が聞くので、
「やるよ。」と言ってコールしました。
その子のしゃべり方が凄く滑らかだったので、上の子は
「この子ベテランだね」と言いました。
「パパの方が喋るのへたくそ」とまで言われてしまいました。
シグナルの伝え方も
「ごーきゅーひとはちまるいちまるいち」ときちんと無線でも、
伝わりやすい方法で、こちらは
「ごーきゅーいちはちぜろいちぜろさん」ですから、
娘達が感心するのも判ります。

コンテストですので直ぐに交信は終わってしまいましたが、
その子は当たり前ですがCQを出し続けていました。
生憎、そのチャンネルをワッチしている他局が居なかったのでしょう、
何度もCQを出しているのに、誰もコールしてくれません。
それでも、コンテストですから、その子はCQを出し続けます。

そんなときに、下の娘が
「この子可哀相。」とつぶやいたのです。

「二人の免許が来ていれば、交信できるんだけどね。」と言いましたが、
何度もCQを出すこの気持ちも、下の娘の気持ちも痛いほど判ります。
でも、これも無線の世界では当たり前のことなんですよね、
もちろん、バンドによってはこんなこと無いと思います。
また、住んでいるロケーションによってもこんなことはないかもしれません。
でも、局数自体少ない静岡で、無線機が144/430、いやひょっとしたら、
430モノバンドのリグだったかもしれません。それでも、CQを出す。
コンテストに参加している。
娘達にはこれも良い経験になったと思います。
無線は交信する相手が居て初めて成立します。
どうか、今日の経験で無線が嫌になりませんように。


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