2006-08-17 22:18:14 | 道行く動物たち
お隣のわんちゃん。
お隣さんは'DOG!'って呼んでる(笑)。

インドにはたくさん野良犬がいる。

狂犬病の予防接種を受けようか迷ってたとき、
受けなくても犬に近づかなきゃいいんじゃないかと思ったけど、
犬に近づかないなんて無理。たくさんいるから。

野良犬ってお腹をすかしてさまよってるような恐いイメージだったけど、
ジャイプールの野良犬たちはみんな、尻尾がくるんとしてて機嫌がよさそうだ
人に食べ物をねだりにくることもない。

よく民家の玄関先に食べ物が置いてあって(多分お供え物)、野良犬たちや野良牛たちはそれを食べているらしい。
インドに来るまで知らなかったが、牛にも野良が成り立つらしい。

街中にも色んな動物がいて、犬とか牛とか猿とかリスとかはよく見かける。
飼われている動物も含めると、馬、らくだ、ゾウ、山羊、などなど。
不思議と猫は1度しか見たことがないが、猫もたくさんいるのだとガイドさんが言っていた。


インドの牛についてもう少し詳しく。
野良牛のほとんどがメスだなぁ~と前から思っていたのだが、
シティーツアーのガイドさんに聞いたところ、オスは畑仕事や牛車に駆り出されているとの事。
人間と同じでオスのほうが力持ちなんだそうだ。
そうだっけな~動物にもそんな違いがあったっけな~と思うのだが、路上で見かける牛のほとんどがメスか子牛であるのは事実。

そして、野良牛も毎朝ミルクを採られるらしい.
最近は私も1日②ラッシー
飲むヨーグルトみたいなラッシーはおいしい.

アヌーとアンジョリー

2006-08-17 11:42:18 | 私が見たインド
アヌーとアンジョリーはインド人の夫妻
トレイニーハウスで、ご飯を作ってくれたり洗濯をしてくれる。

トレーニーハウスに着いた初日、アイセックメンバーのお母さんに”my servant”と紹介されて非常に驚いたものです。
カースト制度が今もあるとは聞いていたけど、やはりカルチャーショックだった。

born to be a servantという言葉が浮かびました。生まれながらにして決まっている。
どう捉えていいのかなかなか受け入れられない感覚。

アヌーは明るくて人を楽しませるのが好き
いつもニコニコしてて、ほんとに明るい人.
英語をちゃんと勉強したわけではないけど、単語を組み合わて、オーバーアクションで意思疎通できます
ヒンディー語で数字を教えてくれたり、物の名前を教えてくれたり、彼から学ぶことは多い。
難しくてなかなか覚えられないのだけど

アンジョリーは口数が少なくて、おとなしい人。
アヌーの傍でいつも静かに笑っている
英語があまりできないからかもしれないけど、もともと静かな人なんだと思う。

明るいだんなさんと、物静かな奥さん。

そんなアンジョリーがアヌーがのおどける姿を見てちょっと笑ったりすると、私もうれしくなる
二人が仲良く料理してる後姿は、とっても幸せそうだ

他のトレイニーも、二人のことは大好きで、夕食の時間はまったり和やかに過ぎていく。

アヌーとアンジョリーには子供がいる。でも一緒には住んでいないらしい。
寂しいだろうなと思うけど、日本にだって事情があってそうしてる人は結構いるはず。


二人の立場とか、金銭事情だけを聞いたら、あまり幸せとは想像できないかもしれない。
でも、二人は、置かれている状況の中で、精一杯幸せなんだと私は思う。

どんな人でも、置かれた状況の中での精一杯の幸せを得ることはできる。そしてそれは時に、もっとよい状況にあると思われる人さえも持っていないほどの幸せだったりする。

カーストの制度のこととか、現地の人がどうとらえているのかはわからない。
少なくとも、地理で習ったときに想像していたのとは違った。
置かれた状況の中で最大限の幸せを求める。自分が満ち足りていれば、状況って何??ってな具合に超越できるのではないかと思った。


インドの子供はかわいい
シティーツアーで出会ったこの子も、すぐにでもオムツのCMに出られそうでしょ