1000万円の

2006-08-24 14:23:56 | 仕事のこと、会社のこと
日本からバイヤーがお見えになり、昨日は1日商談に付き添っていた。
というか、商談を見学(笑)。

朝の11時から夜の7時まで1日がかり。
商業のことも繊維業界のことも分からないけど、よい経験をさせてもらえた。
英語(?)の練習にもなったかな

今回お求めだったのは、来年の夏物。
ターゲットは中高年マダム。
驚いたことにインドのボス(会社のNO2、社長の弟)は「おばちゃんファッション」を知っていた。
英語の「is」の代わりに日本語の「は」を使ってコミュニケートするあたりさすが
「オバチャンはリッチ、so タカイはノープロブレム」なんていう文はほとんど日本語。
すげー


インドの会社としては高く、同じデザインでたくさん売りたい。
日本の会社としては安く、いろいろなデザインをちょっとずつほしい。
その辺を話し合うのですな

日本の会社はインドで買い付けをするのは今回が初めて。
しかも本業は布地だから、既製服分野はしばらくやっていなかったとの事で、かなり迷っていた。

結局この日売れたのはワンピース3000枚と布地数千メートル分。
一日の商談で1000万円近い契約が成立

双方歩み寄った値段および数量だったから、インドの会社に
「せっかく日本人研修生を雇ってるからには、もっとこっちに有利な契約をしたいのに」って思われないかなって心配したんだけど

日本の会社の方は
「損になるようなら契約してないから大丈夫だよ」と言ってた。
「たぶん今日僕らが帰ってから一人でにこっと笑うよ」とも
へ~へ~。そういうものなのか。

飛び交う親父ギャグにはちょっと困った。
商談は通訳の必要なかったのに、親父ギャグを訳せと言われても
お昼のメニューを決めるときに鶏チャーハンか卵チャーハンかどちらがいいかたずねたら、
「riceの話をしているのではない、priceの話をしているのだ」
っていうのだけはおもしろかったけどね

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