地味女生活 旅の記録帳

地味な女、略して地味女(ジミージョ)が地味に趣味にしている旅の不定期記録帳です。

2015年7月7~11日 インドネシア・バリ島・ウブド13

2015-11-08 14:11:34 | バリ・ウブド
さて、無事にチケットを受け取り、管制エリアにイン。





しかし、まだ搭乗ゲートは発表されず。

とりあえず、腹ごしらえしようとレストランに入るも、どこも提供に1時間以上かかると言われ挫折。

働いている人もこんな混雑は初めてだとお疲れ気味。



インフォメーションを見ても、ゲートどころか成田便は表示さえない…

ま、でもここまで来たんだから何かしらあるだろ。と、水とおやつを買ってジベタリアン。
ベンチが埋まっているから、地べたに座ってぼーっとしています。



そう言えば、チェックインカウンターの前で何人かの日本人から声がかかりました。

私が航空会社からもらった搭乗チケット再発行用紙を握りしめていたからだと思うんですが、

まとめてみますと、

H◯Sの人は、ホテルはとりあえず会社が手配した元々泊まっていたホテルに会社のバスで移動。
もちろん代金は1泊分正規料金を支払う。
当日は、チェックインカウンターまで誘導されて(日本人の現地スタッフが一応間に入ってくれる。ただ、私が見た限り、スタッフは1人で、お客さんの人数は多いので対応が間に合ってなさそう)あとは自分でカウンターの航空会社スタッフとやりとりする。
再発行チケットがないから、早い者勝ちで乗れる人と乗れない人が出ていて大騒ぎ。

J◯Bの人は、移動も航空会社とのやりとりも全部自力。

ホテルだけは元のホテルに戻れたようで、しかし、待てど暮らせど旅行会社からは連絡がないから、自力で調べてどうやら今夜飛ぶようだと情報を得て、タクシーを使ってとりあえず空港に来たと言っていた。(家族一同結婚式の為にウェディングプランで来ていた模様。全員、海外旅行初めて。)

ファミリー全員パニックになっていたので、並んでいる時に仲良くなった名も知らぬ日本語が少し出来て英語が堪能な中国人のおじさんを呼んできて、一緒に航空会社スタッフとの間に入って貰うようにお願いしたら快諾してくれて、こちらも全員同じフライトに搭乗できる事になり安心しました。

大手は思ったより、私が使ったサザンリゾートのように手厚く助けてくれたりはしていなかったです。

ま、火山の噴火自体何十年だか、何百年だか振りらしいので、バリの空港がこんな形で閉鎖になるのは初めてらしいです。

だから、全員パニック。

H◯Sが悪い、J◯Bが悪いと言っているわけではなく、たまたま使っていた会社の運が悪かったって思います。

私が使った会社がたまたま良かったのか、それとも、あの日のガイドさんやドライバーさんの人柄がたまたま良かったのかはわからないけど、私は運が良かった。

確かに昼間に友人から連絡は来ていたけど、あれですぐにネットで調べもせずに街スパに向かって、ぼーっと呑気にスパを堪能出来たし、ウブドの旅行を楽しく終えられたしね。

女医さんは、私同様、帰国日プランで高級スパを予約していたにも関わらず、スパに着いた途端に飛行機が飛ばない事実を知らされせっかく大枚叩いたのにリラックスするどころか、恐怖と緊張で一瞬もリラックスできなかったと言っていました。

知らない方が良いこともあるかもな。知ってもどうにもならんし。

って、私が呑気すぎるのか。

あと、私が他の人より焦らなかった理由が、いつもそうなんですが、休暇を旅行の日程より長く取っていて、2日ほど余裕があったから、会社に連絡しなきゃ!という恐怖がなかったという事と、グローバルwi-fiをレンタルしていたので、いつもどこでもLINEを始めとしたネットツールをストレスなく使えたので独りにならなかったというのが心強かったんですね。
あとは、先述したガイドさんとドライバーさんが親身に一緒にいてくれたという事もね。

色々な運に救われ、結局、搭乗は2時間遅れ、更に搭乗してから離陸まで4時間。

トータル6時間の遅れで、朝、6時過ぎにングラライ空港を後にしました。

長かったなあ。

機内食は食べました。
みんな疲れていました。

よくやったよガルーダ。
よく飛んだよガルーダ。



ガルーダって、インド神話では炎のように光り輝いて熱を発する神鳥なんだって。

神鳥は日本を目指し、安全に私たちを成田空港まで運んでくれました。

みんなお行儀も良くて、機内で一つも嫌な思いはしませんでした。

疲れすぎててそれどころじゃなかったのかもね(笑)

こうして、長かった私の夏休みは終わりました。

大変なこともちょっとあった。

でも、私はまたバリに行くわ。

だって!私はバリが大好きだから!!


あ、あと、成田の送迎口あたりにガルーダのグランドホステスがいて遅延証明書くれました。

これを保険会社に出したら、ホテル代返ってきたよー!
(飛行機遅延保証は、私が使っている保険会社だと通常の保険料プラス150円くらいで2万までは返ってきます。)



海外旅行保険も大事だな。と痛感。

次は買ってきたお土産とかそんなんです。
旅日記はこれでおしまい!!

さて、次はどこに行こうか。

続く!


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2015年7月7~11日 インドネシア・バリ島・ウブド12

2015-11-07 21:55:00 | バリ・ウブド
朝になり、朝ごはんを注文しにカウンターへ。

トーストと紅茶の簡単なものをセレクト。

8時に、前日関西のお嬢さんと一緒だった男性のガイドさんがお迎えに来てくれて、チケットオフィスに向かいます。

確か始めは、クタだかどっかの高そうなホテルの中のオフィスに行きましたが、列は進みそうにありません。

ガイドさんから、別の場所に行くといわれ、デンパサールのチケットオフィスへ。

ここも混んでいましたが、先の場所よりは空いていて、整理券番号順に呼んでくれるので、待てそうです。

20~30組ほど待っていたでしょうか?



3時間くらい待ったのかな。

ようやく私たちの番が回ってきて、今夜、一発目が飛びます。と、私の乗る成田便は最後の1席が確保できましたが、お嬢さんの関西便はいっぱいなので翌日の深夜になるとのこと。

仕方ないので、それぞれ手配して貰い、チケットの確保ができました。

夜までは時間があります。

どうにかチケットが手に入った事で、ほっとしたのかお嬢さんがポツポツとお話ししてくれました。

初めて一人で海外に来たこと。
日本でお医者さんをしていて、本来なら明日、新しい病院に赴任される予定だったこと。

それを聞いて、昨日のあの焦りを納得しました。

私は、せっかく出会えたのだから、一緒にランチでも行きませんか?ご馳走食べましょう!ジンバランビーチにいるから、ロブスターとか!どうですか!?とお誘いしました。

女医さんは、ようやく明るい笑顔で、そうしましょう!と乗ってくれました。

いつも、お腹が空いてると悲しい気持ちになってしまう私なので、食事は大事です。

こんな時だから、一人で食事するのなんだかさみしいしね。

そして、ガイドさんにお願いして、シーフードレストランに連れて行って貰いました。

まさか、こんなことがなけりゃジンバランなんて一生来なかっただろうな…



素敵すぎる!!!

ウブドもいいけど、ジンバランも素敵!!

生簀の中から選んで調理して貰うのですが、ロブスターは高級すぎて折半でも手が出ませんでした…

ので、中くらいのエビをバーベキューで。
12~3匹で2500円くらいかな?
ごはんはサービスで付くようです。
シェイクを頼んで、サ込み一人1500円ずつ。



安心からかお腹がすきすぎていて、無言で食べたエビの味は忘れられません。

うまかった。

そして、たまたまお隣にいた韓国人観光客にもいろいろ心配して頂いた。

たとえ国と国が仲良くなくても、人と人は繋がれる。

静かでものすごく優しい時間だった。

一人だったらこんなところに来れなかったなー。

その後は、クタに移動して、女子たちはティータイム。

ふらりと寄ったクタビーチはゴミゴミしていて全然ときめかなかった。

クタは苦手な街です。



ウブドと違い、クタは暑い。
適当なカフェへ。



ウブドより落ち着かない…
もしも、今夜の成田便が取れなかったらウブドに戻るつもりでいたから、クタを体感出来て良かったっちゃー良かった。

女医さんとは、色んな話をしました。
バックグランドをあまり知らない同士が、知らない者同士だからこそ、この一期一会だからこそ吐き出したい色んな話をしました。

話は尽きず、ネクストカフェ。



結局、街歩きもせず(クタは私には合わないし、バグースジャスティーに篭っていた女医さんにも合わなかった模様。気が合って良かった。)6時間くらいおしゃべり。

時間忘れるくらい楽しかったんだー。

深夜便で帰国の私は、ガイドさんが迎えに来るのでここでお別れ。

女医さんは、このクタにもう一泊。

二度と会うことはないかも知れない。

けれど、私たちは、またいつかウブドで会いましょうと約束して、ガイドさんと空港へ。

不思議な体験でした。

空港の中にはガイドさんは入れません。

何度もなんどもガイドさんとお世話になったドライバーさんにお礼を言って余り金全部チップで渡しました。
ま、500円ずつくらいだけど、私の精一杯の気持ちでした。

何かあったら夜中でも電話してね。

と、名刺をくれて私の背中を押しました。

チェックインカウンターで、本物のチケットもらえた時、不覚にも泣きそうになったのは、ここだけの話。

ただ、まだ終わりじゃないのよ。

飛行機は、乗るまで、飛ぶまでは安心できないのだから。

続く。
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2015年7月7~11日 インドネシア・バリ島・ウブド11

2015-11-07 21:25:15 | バリ・ウブド
女性は私と変わらない年頃ぽかったのですが、深刻そうに俯いて、ただ、いつ飛行機飛びますか?私は明日帰りたいんです。と繰り返していました。

私も深刻なんだけど、これはどうこうなるもんでもなく、悩んでも仕方ないな~と思っていました。

少し走って、車はホテルに着きました。

どうやらジンバランのようです。

Dream at jimbaranというホテル。

持ち金があまりなかったので、カードでお支払い。
約3500円なり。





急ごしらえの割には悪くはないです。

後から知りましたが、空港近くのホテルは人があふれ、パニック状態だったようです。

ガイドさん、ドライバーさん、旅行会社の方、本当に良くしてくれました。



小さなホテルですが、深夜にも関わらずスタッフも優しくプールもありました。

蚊がすごく、刺されまくりましたがこのテラスが気に入ってぼーっとしてしまいました。

自分に何が起こっているのが理解できていなかったんですね。きっと。

冷静な振りをしていただけで、本来チキン野郎な私は、本当はものすごく動揺していたんだと思います。

ここで、日本からLINE電話を通して色んな人から連絡を貰って有難いやら申し訳ないやら。

wi-fiも有難いし、LINEも心強かったです。

異国にはいますが、独りではありませんでした。

日本から様々な情報が入るにつれ、今、自分が置かれた状況や、これからどうなるかなどだんだん整理できてきて、パンク寸前だった私は考えるのはやめて、蚊に刺されまくった足にキンカンを塗ってベッドに入ります。

明日、朝ごはんを食べたら、デンパサールにあるガルーダのチケットオフィスに特攻します。

長い一日だったなあ。

明日も長いだろうなあ。

もう考えるのやめよ!
なんとかなるさ!


続く。



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2015年7月7~11日 インドネシア・バリ島・ウブド10

2015-11-07 20:36:54 | バリ・ウブド
ガイドのおばちゃんの顔は、青を通り越し最早、蒼白になっていました。

ほんの5分前までは、ドライバーさんと私とニコニコしていたのに、その顔からは完全に笑顔は消え、微笑みのバリ人の中で見たこともない真剣な表情になっており、それまでは意味もわからず薄らボンヤリしていた私もヤバいのかもと思い始めていました。

ガイドさんは、ガルーダの空港職員に色々聞いてくれていて、私にはひたすらダイジョブ。ダイジョブよ。心配ナイヨ。と言い続けます。

とりあえずここでわかったのは、昨日から空港は閉鎖していて機能していない事、火山が噴火という自然現象なのでいつ解除されるかわからない事、明日の夜までは確実に日本行きは飛ばない(明日以降もわからないから、朝6時に確認せよ)事がわかりました。

ガイドさんとドライバーさんと共に一応、空港のガルーダオフィスに行ってみましたが、予想通り、いやそれ以上の長蛇の列。

一人ツアーなので、参加者は私だけ。

ふとよぎる、空港待機の文字…。
このメンタルで大荷物で一人で空港待機辛いな…まさかガイドさんが一緒にいてくれるわけじゃないだろうし、どうなるのかな…私の顔には不安が映っていたのでしょう。

とりあえず会社に連絡するから!ダイジョブよ!心配ナイヨ!と、携帯片手に焦るガイドさんの傍で、ドライバーさんは、『お腹すいてない?心配しなくてダイジョブよ。ここで放り投げないからね。』的なことを片言の英語で言ってくれて、私がどれだけ心強かったか。

この時、既に深夜0時過ぎ。

朝までこのままかな?と思っていたら、ガイドさんがホテル行キマス!ここで寝かすわけにはいかないから!と、再び、バンに乗り込みます。

一体どこへ向かうやら。

とにかく、こちらの自費にはなるけどホテルを取ってくれたようです。

これで、ひとまず安心して夜を過ごせます。

ホテルに向かうその前に、どこかに寄りました。

ここで関西から同じ会社使って一人旅してる女性と合流することになりましたと伝えられ、女性がバンに乗り込みました。

乗ってきた女性の顔は、深刻なほど顔面蒼白でした。

続く。
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2015年7月7~11日 インドネシア・バリ島・ウブド9

2015-11-07 19:49:20 | バリ・ウブド
さて、今日の深夜便で帰国ですので、カキアンの優雅な朝ともしばらくお別れです。



やだよー帰りたくないよー…

ごはんの後は、複合施設gardenまでぶらぶら。



12時にはホテルをチェックアウトしなければなので、一度戻りチェックアウトをして、荷物はフロントに預けておきます。

2時からロングでスパの予約をしているので、ランチをしておきます。

お店はモンフォレ通りの適当なお店ですが、ミーゴレンとパイナップルシェイクで500円くらいでした。





この景色最高だったなー!

この時、日本の友人からバリで火山が噴火したみたいで、飛行機飛んでないみたいだけど大丈夫?と連絡がありましたが、ウブドでは誰もその話はしないし、部屋にテレビもないし、場所調べる以外ネットも見ていないから私はその事は全く知らず。

そもそも、飛行機飛ばないなら、旅行会社から連絡あるだろ。

まっっったく何の連絡もなく、さすがに飛ばないなら連絡の一つもあるだろうと、呑気にしてました。

…この時は、まさか、バリ中のエアポートが完全に閉鎖していて入国も出国も出来ない状態だったなんて思ってもいなかったのです。

ランチを食べたら、前日に予約しておいたジェラティックスパで至極の4時間コース。

日本円で5000円ちょっと。

全身マッサージとスクラブ
フラワーバス
フェイシャル
クリームバス

もう、フルコース。

後は帰るだけなので、ピカピカに磨いてもらっちゃいます!

ふにゃふにゃにマッサージを受けたら、カキアンのカフェでお迎えが来るまで最後のブレイクタイム。



夕飯は飛行機で寝ちゃうから軽めにしとこうと、最後はカキアンベーカリーの大好きなクロワッサンとパイナップルシェイク。

あああ、お別れしたくないよう…

ガイドさんがお迎えに来て、いよいよ帰国です。
ガイドさんと色々話をしながら、空港までの道程で、今回は何のトラブルもなく終えたなあ。

トラブルがなきゃないで、ちょっと物足りなかったけど、安全に越したことはないしな!と。
前回は、乗り継ぎに怯えたり、猿にマップを取られたり、街が停電したりちょいちょいあったので、私も旅慣れたもんだわ~。
なんて、思うんじゃ、なかったの。

物足りないかい??
そうかいそうかい。
じゃ、神様から特大トラブルのプレゼントだよォォォォ!!

空港に着いて、ガイドさんは凍りつきました。
そして、パニックを隠しきれない全然落ち着いていない顔で、こう言いました。

『アユさん落チ着イテ、ヒコウキ、今日、トバナイ。』


続く。
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