地味女生活 旅の記録帳

地味な女、略して地味女(ジミージョ)が地味に趣味にしている旅の不定期記録帳です。

2016年5月13日~15日 ベトナム ホーチミン 3

2016-05-16 20:44:34 | ベトナム
時間はまだ6時30分。

ホテルのトイレで日焼け止めを塗りたくり、マッサージの予約がある9時30分までには時間があるので街を散策します。

宿泊先のアジアンホテルからホーチミンの見所の中央郵便局とマリア教会まで徒歩5分。

早速、行ってみよう。

…て、信号もないこんな道をどうやって渡れと…?

地元の人に混ざって一気に渡ります。

ポイントは躊躇わず、ゆっくり、走らない、止まらない。

そうしたらバイクも車もちゃんと避けてくれます。



サイゴン教会到着。
早すぎて開いてない。



小学生らしき子供達がいて、学校は?とおもっていたら、こちらの小中学校は朝6時から11時までが学校なんだそうな。
暑いからかなー?
朝早くて大変だ。
親御さんがバイクで送り迎えするのが当たり前なんだって。

右側には中央郵便局。
ヨーロッパの駅に例えられることが多いこの郵便局なんですが、1886年から当時ベトナムを統治していたフランス政府によるフランスへの連絡手段として造られたものだそう。

現在も、もちろん現役で郵便局として市民が利用しています。



ウェディングフォトやってました。

こちらの若者の憧れなんだとか。



ホラ…こちらは行き遅れてますからね。
…幸せそう…憧れるわあ。

中に入ると、ホー・チミンさんの肖像画が。





もっと写真撮ったけど、SDカード死んでるからスマホのしょっぺー写真しか掲載できないの悲しい…

郵便局の中、お土産やさんが入ってます。
朝早すぎてやってなかったので、翌日の夕方見学行ってココナッツオイル買いました。
60mlで130円くらいでしたよー。

朝早すぎてとにかく時間は余っています。

朝といえば市場。

いろんな意味で有名なベンタイン市場に行ってみようと思いました。

着いたばかりで土地勘もないからタクシー乗るかなーと思っていたら、バイタクのオヤジが流暢な日本語で話しかけてきました。

そして、彼に乗せてもらった日本人が書いたらしい感謝の言葉が綴られたノートを見せられ、怪しくないし、ダイジョブ!日本語7年勉強した!とか言ってきます。

はっきり言ってものすごく胡散臭いオヤジである。

見せられたノートにも『最初は怪しかったけど、彼は優しいし、親切です』とか書かれています。

最初どころか、ずっと怪しい気がしますが、そんなに簡単に人を信用しちゃだめよ。

あー、これは交渉次第ではボッタくられるかなーと思いながら、値段を聞いたらはっきり言わない。

怪しい。

お金じゃない!あなたとワタシ友達よ!日本とベトナムは友好都市よ!とか言ってくる。お金いらないよ!

…怪しい…!

では、その友情とやら見せていただこう。
絶対タダじゃないけど、乗ってみようじゃないか。

ベンタイン市場まで10分くらいか。
タクシーなら200円くらいの距離です。

とりあえず、乗車。

流暢な日本語で色々ガイドしてくれます。

そして、彼はベンタイン市場からちょい離れたところにバイクを止めました。

お金いらないよって言ったね。

『ハイ。ありがと。サンキューねー。バイバイよー!』
とバイクを降りると、バイタクのオヤジは、おもむろに

『money!』

ホラきた。

私『いらないって言ったじゃないの。』

オヤジ『money!YEN!dollar!!』

私『なんでいきなり英語なんだよ。日本語どうしたよ。』

オヤジ『money!YEN!dollar!!qぁwせdrftgyふじこlp!!(もはや何語かもわからない)』

私『ハイハイ!わかりましたよ!』

オヤジ『money!YEN!dollar!!!qぁwせdrftgyふじこlp!!』

払う気がなかったわけじゃない。

ただ、請求額が日本円で5千円くらいだった。

バカかと。

本当は2万VND(100円くらい)で充分かと思ったけど、細かい1万VNDがなかった…ホーチミンのバイタク体験料込みで、5万VND(250円)を無理やり握らせバイバイよ!と叫んで歩き出す私。

追いかけて来たらどうしようとビビって小走りで進んだら、追いかけては来ませんでした。

こういうのが嫌なんだよ。
バリは明朗会計だったのになあ。
最初に交渉したら、その金額で乗せてくれたしなあ…運が良かっただけかなあ。

交渉が面倒だし、バイタクのオヤジの商売根性が可愛げがなくて鬱陶しすぎるので、ホーチミンではバイタクに二度と乗らないと心に誓いました。

しかも、降ろされた場所が市場からちょい離れていて、イマイチ場所がわからず、お掃除していたおばちゃんに途中まで連れて行ってもらった…あのおばちゃんの優しさのお陰で沸騰寸前だった怒りが鎮まりました。

続く。

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